四半期報告書-第20期第1四半期(平成29年3月1日-平成29年5月31日)

【提出】
2017/07/14 15:54
【資料】
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【項目】
21項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善に加え雇用環境の改善が継続し緩やかな景気回復傾向にあるものの、物価上昇等を背景に個人消費が伸び悩みを見せ海外経済の不確実性による影響が懸念されるなど、景気の先行きは依然として不透明なまま推移しております。
外食産業におきましては、継続的な人件費の上昇に加え原材料価格は高止まりし、業種・業態を超えた顧客獲得競争が一層激化するなど、経営環境は引き続き厳しいものとなっております。
このような状況のもと、「中期経営計画(2016年~2018年)」の2年目となる当事業年度におきましては、「リーディングカンパニーとしての地位確立」を年度方針に定め、断然ダントツのサービスレベル実現を目指した取り組みを推進しております。
その一環として実施しております本部での集合研修によるクルー(アルバイト)教育や品質・衛生管理の強化といったQ・S・C・Aの磨き上げ、スポーツイベント等における確実な集客が奏功し、当第1四半期累計期間の既存店の対前年比につきましては、売上高102.3%、客数103.6%となりました。
店舗につきましては、4月27日、ビル建替えのため一時休業しておりましたHUBブランド2店舗(上野店、渋谷2号店)を同時に再出店し、この結果当社は100店舗の規模に到達いたしました。さらに、HUBブランド1店舗(チョムチョム秋葉原店)を新規に出店し、当第1四半期末現在における店舗数は102店舗となりました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,785百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は233百万円(前年同期比49.1%増)、経常利益は232百万円(前年同期比49.5%増)、四半期純利益は160百万円(前年同期比70.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて382百万円増加し、5,497百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べて254百万円増加し、2,160百万円となりました。これは主に現金及び預金が増加したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べて128百万円増加し、3,336百万円となりました。これは主に有形固定資産が増加したことによるものであります。
負債は前事業年度末に比べて354百万円増加し、2,001百万円となりました。これは主に前受収益、未払金及び未払法人税等が増加したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べて28百万円増加し、3,495百万円となりました。これは主に配当金の支払により131百万円減少したものの、四半期純利益160百万円を計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。