四半期報告書-第18期第3四半期(平成27年9月1日-平成27年11月30日)

【提出】
2016/01/14 15:41
【資料】
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【項目】
21項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀の景気対策等を背景に引き続き回復傾向にあり、一時足踏み状態にあった消費マインドにも持ち直しの動きがみられるものの、円安による物価上昇や海外経済の減速による影響が懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況であります。
外食産業におきましては、業種・業態を越えた顧客獲得競争が激しさを増す中、労働需給逼迫による人件費の上昇や原材料価格の高騰は継続し、経営環境は一層厳しいものとなっております。
このような状況のもと、当社は2014年度から2016年度を「足場固めの3年間」と定め、昨年度より、目前に控えた100店舗体制を支える強い企業基盤の構築を目指し「中期経営計画(2014年~2016年)」の実現に努めてまいりました。その2年目となる当事業年度におきましては、経営方針を「人」と定め、個々のスキルアップを推進しそれらを結集することで大きな力を生み出すことにより「人財の獲得」「既存店の改装・改修の実施」「メニュー価値創造」を骨子とした施策を展開しております。
また、本部での集合研修によるクルー(アルバイト)教育や衛生管理の強化といったQ・S・C・Aの磨き上げの徹底、メンバーズカード入会促進及びラグビー・ハロウィーン等のイベントが奏功し、既存店の対前年比につきましては、売上高100.1%、客数101.3%となりました。
店舗につきましては、HUBブランド5店舗(梅田茶屋町アプローズ、新横浜、渋谷道玄坂、名駅四丁目、中野南口)を出店し、当第3四半期末現在における店舗数は89店舗(休業中店舗除く)となりました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は7,075百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は544百万円(前年同期比11.5%増)、経常利益は543百万円(前年同期比11.8%増)、四半期純利益は331百万円(前年同期比16.1%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて101百万円増加し、4,796百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べて46百万円減少し、1,970百万円となりました。これは主に現金及び預金が減少したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べて147百万円増加し、2,826百万円となりました。これは主に減価償却等に伴い有形固定資産が減少したものの、新規出店に伴う有形固定資産が増加したことによるものであります。
負債は前事業年度末に比べて125百万円減少し、1,816百万円となりました。これは主に買掛金及び賞与引当金が増加したものの、未払金及び未払法人税等が減少したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べて226百万円増加し、2,980百万円となりました。これは主に配当金の支払により105百万円減少したものの、四半期純利益331百万円を計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。