四半期報告書-第17期第3四半期(平成26年9月1日-平成26年11月30日)

【提出】
2015/01/14 15:46
【資料】
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【項目】
22項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀の経済・金融政策により企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復傾向が続きましたが、先行する物価上昇等に伴う実質所得の低下などから個人消費の持ち直しの動きに足踏みがみられるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、消費税増税に伴う外食支出抑制の動きに加え、円安等による原材料価格高騰や景気回復を背景とする採用難による収益圧迫など、取り巻く環境は引き続き厳しいものとなっております。
このような状況のもと、当社は2014年度から2016年度を「足場固めの3年間」と定め、目前に控えた100店舗体制を支える強い企業基盤の構築をめざし「中期経営計画(2014年~2016年)」を策定いたしました。その初年度となる当事業年度におきましては、経営方針を「動(DO)」とし、役割と責任の所在を明確にしてプロとして自らが率先して行動することにより、「優秀な人財の確保」「既存店の改装・改修の実施」「販売価格の死守」を骨子とした施策を展開し、基盤構築に向け着実に歩を進めております。
さらに、店舗力向上を図ったQ・S・C・Aの磨き上げの徹底、メンバーズカードへの入会促進及びSNS活用による販売促進策への注力並びにサッカー・ハロウィーン等のイベントが奏功し、既存店の対前年比につきましては、売上高103.7%、客数104.0%となりました。
店舗につきましては、HUBブランド3店舗(新宿区役所通り店、仙台一番町四丁目店、渋谷センター街店)を出店し、当第3四半期末現在における店舗数は直営店86店舗(休業中店舗除く)となりました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,811百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は488百万円(前年同期比10.3%減)、経常利益は485百万円(前年同期比11.4%減)、四半期純利益は286百万円(前年同期比13.3%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて324百万円増加し、4,626百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べて238百万円増加し、1,896百万円となりました。これは主に現金及び預金が増加したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べて85百万円増加し、2,729百万円となりました。これは主に減価償却等に伴い有形固定資産が減少したものの、新規出店に伴う有形固定資産が増加したことによるものであります。
負債は前事業年度末に比べて143百万円増加し、1,967百万円となりました。これは主に長期未払金、未払法人税等及び借入金が減少したものの、買掛金、未払金、未払費用及び賞与引当金が増加したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べて180百万円増加し、2,658百万円となりました。これは主に配当金の支払により105百万円減少したものの、四半期純利益286百万円を計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。