四半期報告書-第20期第2四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に国内における個人消費及び経済活動の停滞等により、景気の先行は不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、依然として消費者の節約志向が続く中で、原材料価格の上昇や人材不足による人件費関連コストの上昇等に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にむけた外出自粛要請や営業時間短縮要請により、さらに厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループでは、従来より推進しておりました事業構造改革として人員配置の適正化や生産性の向上を図り本社費用の削減に取り組みました。直営店の出退店におきましては、10店舗を新規出店し、1店舗をリニューアルするとともに、3店舗を閉店いたしました。これらにより、2020年8月末日現在の業態数及び店舗数は、78業態149店舗(国内146店舗、海外3店舗)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は固定資産譲渡による収入が大きく寄与するも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための営業自粛等が大きく影響し、4,422百万円(前年同期比37.4%減)、営業損失は352百万円(前年同期は営業損失34百万円)となりました。また、特別利益として雇用調整助成金等の助成金収入414百万円、特別損失として営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費等を650百万円、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を勘案し、海外を含む飲食セグメントにおける資産の帳簿価額を回収可能額まで減額した際の当該減少額567百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,376百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失88百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 飲食事業
飲食事業におきましては、お客様の利便性や満足度の向上を図るべく、飲み放題の定額サービスやドミナント展開を活かした当社グループ店舗間での出前サービスに取り組みました。新規出店といたしましては、2020年6月に当社グループ所有のテナントビル「EXIT NISHIKI」に「La Boca Gastoronomia(ラボカガストロノミア)」、「BAR 泡(バーバブル)」、「おばんざい台所 おふくろ」、「ハイボールの世界へようこそ」、「カラオケ天国 歌姫のハート」、「THE WHISKY BAR EXIT(ザウイスキーバーイグジット)」、「野球BAR ダイヤモンド」、「バーJD」、「京おでんBAR 紬~つむぎ~」、「バンコクBAR スワイチャン」(名古屋市中区)を新規オープンいたしました。リニューアルでは、2020年8月に「博多かわ屋静岡呉服町店」(静岡市葵区)を「博多かわ屋べつどころ静岡呉服町店」にリニューアルオープンいたしました。また、2020年6月に「芋蔵(イモゾウ)四日市店」及び「博多かわ屋四日市店」(三重県四日市市)、「月のうさぎ」(埼玉県志木市)を閉店いたしました。
その結果、飲食事業における売上高は1,460百万円(前年同期比77.2%減)、営業損失は1,023百万円(前年同期は営業利益288百万円)となりました。
② 不動産事業
2020年5月に開設いたしましたテナントビル「EXIT NISHIKI」や「jG金山」などの賃貸収入が安定的な収益に寄与いたしました。また、「ダイヤモンドウェイ」(名古屋市中村区)、「物流センター」及び「ジュール広川」(名古屋市中川区)を売却いたしました。その結果、不動産事業における売上高は3,485百万円(前年同期比240.1%増)、営業利益は1,127百万円(同1044.6%増)となりました。
③ ブライダル事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、婚礼の延期等が発生し、施行組数が減少いたしました。その結果、ブライダル事業における売上高は105百万円(前年同期比68.3%減)、営業損失は60百万円(前年同期は営業損失8百万円)となりました。
④ その他の事業
販促制作事業及び卸売業等のその他の事業における売上高は92百万円(前年同期比79.1%減)、営業損失は17百万円(前年同期は営業利益12百万円)となりました。
(2) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は11,368百万円(前連結会計年度末比130百万円減少)となり、負債は10,278百万円(同1,246百万円増加)、純資産は1,089百万円(同1,377百万円減少)となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,775百万円増加し3,562百万円となりました。これは、現金及び預金が1,809百万円増加したことなどが主な要因であります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,903百万円減少し7,793百万円となりました。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、店舗設備の減損損失を計上したことや固定資産の譲渡などにより有形固定資産が1,828百万円減少したことが主な要因であります。
繰延資産につきましては、社債発行費が2百万円減少し12百万円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ660百万円増加し3,367百万円となりました。これは、短期借入金が666百万円増加したことが主な要因であります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ585百万円増加し6,911百万円となりました。これは、長期借入金が715百万円増加したことなどが主な要因であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,377百万円減少し1,089百万円となりました。これは、四半期純損失の計上及び剰余金の配当により利益剰余金が1,390百万円減少したことが主な要因であります。
なお、当第2四半期連結会計期間におきまして、テナントビル「ダイヤモンドウェイ」の譲渡が予定通り完了しており、ウィズコロナ、アフターコロナに備えた成長投資資金として活用していく予定であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,076百万円の資金増(前年同期比239.1%増)、投資活動によるキャッシュ・フローが596百万円(同13.1%減)の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが1,329百万円の資金増(同115.0%増)となりました。
その結果、当第2四半期連結会計期間末の資金残高は2,718百万円となり、前連結会計年度末の909百万円に比べ1,809百万円増加しております。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は1,076百万円(前年同期比239.1%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失を1,116百万円、非資金項目である減価償却費を236百万円、減損損失を567百万円、のれん償却額を18百万円それぞれ計上し、有形固定資産からたな卸資産に1,569百万円振り替えたことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は596百万円(前年同期比13.1%減)となりました。これは主に、不動産事業における有形固定資産の取得による支出が612百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は1,329百万円(前年同期比115.0%増)となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による不測の事態に備えた短期借入金が417百万円、長期借入金が1,192百万円増加したことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の激化や中国の景気減速懸念の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に国内における個人消費及び経済活動の停滞等により、景気の先行は不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、依然として消費者の節約志向が続く中で、原材料価格の上昇や人材不足による人件費関連コストの上昇等に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にむけた外出自粛要請や営業時間短縮要請により、さらに厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループでは、従来より推進しておりました事業構造改革として人員配置の適正化や生産性の向上を図り本社費用の削減に取り組みました。直営店の出退店におきましては、10店舗を新規出店し、1店舗をリニューアルするとともに、3店舗を閉店いたしました。これらにより、2020年8月末日現在の業態数及び店舗数は、78業態149店舗(国内146店舗、海外3店舗)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は固定資産譲渡による収入が大きく寄与するも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための営業自粛等が大きく影響し、4,422百万円(前年同期比37.4%減)、営業損失は352百万円(前年同期は営業損失34百万円)となりました。また、特別利益として雇用調整助成金等の助成金収入414百万円、特別損失として営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費等を650百万円、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を勘案し、海外を含む飲食セグメントにおける資産の帳簿価額を回収可能額まで減額した際の当該減少額567百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,376百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失88百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 飲食事業
飲食事業におきましては、お客様の利便性や満足度の向上を図るべく、飲み放題の定額サービスやドミナント展開を活かした当社グループ店舗間での出前サービスに取り組みました。新規出店といたしましては、2020年6月に当社グループ所有のテナントビル「EXIT NISHIKI」に「La Boca Gastoronomia(ラボカガストロノミア)」、「BAR 泡(バーバブル)」、「おばんざい台所 おふくろ」、「ハイボールの世界へようこそ」、「カラオケ天国 歌姫のハート」、「THE WHISKY BAR EXIT(ザウイスキーバーイグジット)」、「野球BAR ダイヤモンド」、「バーJD」、「京おでんBAR 紬~つむぎ~」、「バンコクBAR スワイチャン」(名古屋市中区)を新規オープンいたしました。リニューアルでは、2020年8月に「博多かわ屋静岡呉服町店」(静岡市葵区)を「博多かわ屋べつどころ静岡呉服町店」にリニューアルオープンいたしました。また、2020年6月に「芋蔵(イモゾウ)四日市店」及び「博多かわ屋四日市店」(三重県四日市市)、「月のうさぎ」(埼玉県志木市)を閉店いたしました。
その結果、飲食事業における売上高は1,460百万円(前年同期比77.2%減)、営業損失は1,023百万円(前年同期は営業利益288百万円)となりました。
② 不動産事業
2020年5月に開設いたしましたテナントビル「EXIT NISHIKI」や「jG金山」などの賃貸収入が安定的な収益に寄与いたしました。また、「ダイヤモンドウェイ」(名古屋市中村区)、「物流センター」及び「ジュール広川」(名古屋市中川区)を売却いたしました。その結果、不動産事業における売上高は3,485百万円(前年同期比240.1%増)、営業利益は1,127百万円(同1044.6%増)となりました。
③ ブライダル事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、婚礼の延期等が発生し、施行組数が減少いたしました。その結果、ブライダル事業における売上高は105百万円(前年同期比68.3%減)、営業損失は60百万円(前年同期は営業損失8百万円)となりました。
④ その他の事業
販促制作事業及び卸売業等のその他の事業における売上高は92百万円(前年同期比79.1%減)、営業損失は17百万円(前年同期は営業利益12百万円)となりました。
(2) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は11,368百万円(前連結会計年度末比130百万円減少)となり、負債は10,278百万円(同1,246百万円増加)、純資産は1,089百万円(同1,377百万円減少)となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,775百万円増加し3,562百万円となりました。これは、現金及び預金が1,809百万円増加したことなどが主な要因であります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,903百万円減少し7,793百万円となりました。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、店舗設備の減損損失を計上したことや固定資産の譲渡などにより有形固定資産が1,828百万円減少したことが主な要因であります。
繰延資産につきましては、社債発行費が2百万円減少し12百万円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ660百万円増加し3,367百万円となりました。これは、短期借入金が666百万円増加したことが主な要因であります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ585百万円増加し6,911百万円となりました。これは、長期借入金が715百万円増加したことなどが主な要因であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,377百万円減少し1,089百万円となりました。これは、四半期純損失の計上及び剰余金の配当により利益剰余金が1,390百万円減少したことが主な要因であります。
なお、当第2四半期連結会計期間におきまして、テナントビル「ダイヤモンドウェイ」の譲渡が予定通り完了しており、ウィズコロナ、アフターコロナに備えた成長投資資金として活用していく予定であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,076百万円の資金増(前年同期比239.1%増)、投資活動によるキャッシュ・フローが596百万円(同13.1%減)の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが1,329百万円の資金増(同115.0%増)となりました。
その結果、当第2四半期連結会計期間末の資金残高は2,718百万円となり、前連結会計年度末の909百万円に比べ1,809百万円増加しております。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は1,076百万円(前年同期比239.1%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失を1,116百万円、非資金項目である減価償却費を236百万円、減損損失を567百万円、のれん償却額を18百万円それぞれ計上し、有形固定資産からたな卸資産に1,569百万円振り替えたことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は596百万円(前年同期比13.1%減)となりました。これは主に、不動産事業における有形固定資産の取得による支出が612百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は1,329百万円(前年同期比115.0%増)となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による不測の事態に備えた短期借入金が417百万円、長期借入金が1,192百万円増加したことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。