四半期報告書-第20期第3四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日)
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に国内における個人消費及び経済活動の停滞等により、景気の急速な悪化など極めて厳しい状況となりました。
外食業界におきましては、各自治体からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にむけた外出自粛要請や営業時間短縮要請、またテレワークの普及などを背景にさらに厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループでは、従来より推進しておりました事業構造改革として人員配置の適正化や生産性の向上を図り本社費用の削減に取り組みました。直営店の出退店におきましては、15店舗を新規出店し、7店舗をリニューアルするとともに4店舗を閉店いたしました。これらにより、2020年11月末日現在の業態数及び店舗数は、77業態150店舗(国内147店舗、海外3店舗)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は固定資産譲渡による収入が大きく寄与するも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための営業自粛等が大きく影響し、5,961百万円(前年同期比41.8%減)となりました。売上高減少に伴い徹底したコスト管理を実施したものの営業損失は972百万円(前年同期は営業損失211百万円)となりました。また、特別利益として雇用調整助成金等の助成金収入519百万円、特別損失として営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費等を661百万円、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を勘案し、海外を含む飲食セグメントにおける資産の帳簿価額を回収可能額まで減額した際の当該減少額584百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,913百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失141百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 飲食事業
飲食事業におきましては、お客様の利便性や満足度の向上を図るべく、飲み放題の定額サービスやドミナント展開を活かした当社グループ店舗間での出前サービスに取り組みました。新規出店といたしましては、2020年4月に「狼牙包包軒(ロウガフウフウケン)」、「東京おでんラブストーリー(トウキョウオデンラブストーリー)錦三丁目」「BLUE WATER SHRIMP(ブルーウォーターシュリンプ)nagoya japan」(名古屋市中区)、2020年5月に「THE03(ザゼロサン)」(名古屋市中区)、2020年6月に「La Boca Gastoronomia(ラボカガストロノミア)」、「BAR 泡(バーバブル)」、「おばんざい台所 おふくろ」、「ハイボールの世界へようこそ」、「カラオケ天国 歌姫のハート」、「THE WHISKY BAR EXIT(ザウイスキーバーイグジット)」、「野球BAR ダイヤモンド」、「バーJD」、「京おでんBAR 紬~つむぎ~」、「バンコクBAR スワイチャン」(名古屋市中区)、2020年10月に「サーモンパンチ栄店」(名古屋市中区)を新規オープンいたしました。リニューアルでは、2020年3月に「博多かわ屋蒲田西口店」(東京都大田区)を「たまか食堂」に、「どなんち」(名古屋市中区)を「めでたい家」、2020年8月に「博多かわ屋静岡呉服町店」(静岡市葵区)を「博多かわ屋べつどころ静岡呉服町店」、2020年9月に「ほろほろ」(名古屋市中村区)を「サーモンパンチ名駅店」、2020年10月には「芋蔵(イモゾウ)品川店」(東京都港区)を「吟醸マグロ品川店」、「爽鶏屋(ソウドリヤ)金山店」(名古屋市熱田区)を「きばくもん金山店」、2020年11月に「芋蔵(イモゾウ)駅西店」(名古屋市中村区)を「きばくもん駅西店」にリニューアルオープンいたしました。また、2020年3月に「豊年萬福(ホウネンマンプク)」(東京都中央区)2020年6月に「芋蔵(イモゾウ)四日市店」及び「博多かわ屋四日市店」(三重県四日市市)、「月のうさぎ」(埼玉県志木市)を閉店いたしました。
その結果、飲食事業における売上高は2,783百万円(前年同期比69.8%減)、営業損失は1,447百万円(前年同期は営業利益313百万円)となりました。
② 不動産事業
2020年5月に開設いたしましたテナントビル「EXIT NISHIKI」や「jG金山」などの賃貸収入が安定的な収益に寄与いたしました。また、「ダイヤモンドウェイ」(名古屋市中村区)、「物流センター」及び「ジュール広川」(名古屋市中川区)を売却いたしました。その結果、不動産事業における売上高は3,913百万円(前年同期比156.3%増)、営業利益は1,168百万円(同781.8%増)となりました。
③ ブライダル事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、婚礼の延期等が発生し、施行組数が減少いたしました。その結果、ブライダル事業における売上高は212百万円(前年同期比62.2%減)、営業損失は80百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
④ その他の事業
販促制作事業及び卸売業等のその他の事業における売上高は147百万円(前年同期比73.6%減)、営業損失は11百万円(前年同期は営業損失0百万円)となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末における総資産は10,795百万円(前連結会計年度末比704百万円減少)となり、負債は10,185百万円(同1,153百万円増加)、純資産は609百万円(同1,857百万円減少)となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,301百万円増加し3,088百万円となりました。これは、現金及び預金が1,296百万円増加したことなどが主な要因であります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,001百万円減少し7,695百万円となりました。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、店舗設備の減損損失を計上したことや固定資産の譲渡などにより有形固定資産が1,907百万円減少したことが主な要因であります。
繰延資産につきましては、社債発行費が4百万円減少し11百万円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ796百万円増加し3,503百万円となりました。これは、短期借入金が571百万円増加したことが主な要因であります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ356百万円増加し6,682百万円となりました。これは、長期借入金が506百万円増加したことなどが主な要因であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,857百万円減少し609百万円となりました。これは、四半期純損失の計上及び剰余金の配当により利益剰余金が1,941百万円減少したことが主な要因であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に国内における個人消費及び経済活動の停滞等により、景気の急速な悪化など極めて厳しい状況となりました。
外食業界におきましては、各自治体からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にむけた外出自粛要請や営業時間短縮要請、またテレワークの普及などを背景にさらに厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループでは、従来より推進しておりました事業構造改革として人員配置の適正化や生産性の向上を図り本社費用の削減に取り組みました。直営店の出退店におきましては、15店舗を新規出店し、7店舗をリニューアルするとともに4店舗を閉店いたしました。これらにより、2020年11月末日現在の業態数及び店舗数は、77業態150店舗(国内147店舗、海外3店舗)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は固定資産譲渡による収入が大きく寄与するも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための営業自粛等が大きく影響し、5,961百万円(前年同期比41.8%減)となりました。売上高減少に伴い徹底したコスト管理を実施したものの営業損失は972百万円(前年同期は営業損失211百万円)となりました。また、特別利益として雇用調整助成金等の助成金収入519百万円、特別損失として営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費等を661百万円、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を勘案し、海外を含む飲食セグメントにおける資産の帳簿価額を回収可能額まで減額した際の当該減少額584百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,913百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失141百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 飲食事業
飲食事業におきましては、お客様の利便性や満足度の向上を図るべく、飲み放題の定額サービスやドミナント展開を活かした当社グループ店舗間での出前サービスに取り組みました。新規出店といたしましては、2020年4月に「狼牙包包軒(ロウガフウフウケン)」、「東京おでんラブストーリー(トウキョウオデンラブストーリー)錦三丁目」「BLUE WATER SHRIMP(ブルーウォーターシュリンプ)nagoya japan」(名古屋市中区)、2020年5月に「THE03(ザゼロサン)」(名古屋市中区)、2020年6月に「La Boca Gastoronomia(ラボカガストロノミア)」、「BAR 泡(バーバブル)」、「おばんざい台所 おふくろ」、「ハイボールの世界へようこそ」、「カラオケ天国 歌姫のハート」、「THE WHISKY BAR EXIT(ザウイスキーバーイグジット)」、「野球BAR ダイヤモンド」、「バーJD」、「京おでんBAR 紬~つむぎ~」、「バンコクBAR スワイチャン」(名古屋市中区)、2020年10月に「サーモンパンチ栄店」(名古屋市中区)を新規オープンいたしました。リニューアルでは、2020年3月に「博多かわ屋蒲田西口店」(東京都大田区)を「たまか食堂」に、「どなんち」(名古屋市中区)を「めでたい家」、2020年8月に「博多かわ屋静岡呉服町店」(静岡市葵区)を「博多かわ屋べつどころ静岡呉服町店」、2020年9月に「ほろほろ」(名古屋市中村区)を「サーモンパンチ名駅店」、2020年10月には「芋蔵(イモゾウ)品川店」(東京都港区)を「吟醸マグロ品川店」、「爽鶏屋(ソウドリヤ)金山店」(名古屋市熱田区)を「きばくもん金山店」、2020年11月に「芋蔵(イモゾウ)駅西店」(名古屋市中村区)を「きばくもん駅西店」にリニューアルオープンいたしました。また、2020年3月に「豊年萬福(ホウネンマンプク)」(東京都中央区)2020年6月に「芋蔵(イモゾウ)四日市店」及び「博多かわ屋四日市店」(三重県四日市市)、「月のうさぎ」(埼玉県志木市)を閉店いたしました。
その結果、飲食事業における売上高は2,783百万円(前年同期比69.8%減)、営業損失は1,447百万円(前年同期は営業利益313百万円)となりました。
② 不動産事業
2020年5月に開設いたしましたテナントビル「EXIT NISHIKI」や「jG金山」などの賃貸収入が安定的な収益に寄与いたしました。また、「ダイヤモンドウェイ」(名古屋市中村区)、「物流センター」及び「ジュール広川」(名古屋市中川区)を売却いたしました。その結果、不動産事業における売上高は3,913百万円(前年同期比156.3%増)、営業利益は1,168百万円(同781.8%増)となりました。
③ ブライダル事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、婚礼の延期等が発生し、施行組数が減少いたしました。その結果、ブライダル事業における売上高は212百万円(前年同期比62.2%減)、営業損失は80百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
④ その他の事業
販促制作事業及び卸売業等のその他の事業における売上高は147百万円(前年同期比73.6%減)、営業損失は11百万円(前年同期は営業損失0百万円)となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末における総資産は10,795百万円(前連結会計年度末比704百万円減少)となり、負債は10,185百万円(同1,153百万円増加)、純資産は609百万円(同1,857百万円減少)となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,301百万円増加し3,088百万円となりました。これは、現金及び預金が1,296百万円増加したことなどが主な要因であります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,001百万円減少し7,695百万円となりました。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、店舗設備の減損損失を計上したことや固定資産の譲渡などにより有形固定資産が1,907百万円減少したことが主な要因であります。
繰延資産につきましては、社債発行費が4百万円減少し11百万円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ796百万円増加し3,503百万円となりました。これは、短期借入金が571百万円増加したことが主な要因であります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ356百万円増加し6,682百万円となりました。これは、長期借入金が506百万円増加したことなどが主な要因であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,857百万円減少し609百万円となりました。これは、四半期純損失の計上及び剰余金の配当により利益剰余金が1,941百万円減少したことが主な要因であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。