有価証券報告書-第18期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)

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2019/05/30 15:33
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(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績や雇用環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調が続いてまいりましたが、米中貿易摩擦の影響や英国のEU離脱問題等海外の政治動向は不確実性を増しており、景気の先行きは不透明な状況で推移しております。
外食業界におきましては、依然として消費者の節約志向が続く中、原材料価格の上昇や人材不足による人件費関連コストの上昇など、厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループでは、新規出店及び直営既存店のリニューアルに注力するとともに、前連結会計年度に連結子会社化いたしました株式会社かわ屋インターナショナルにおいて「博多かわ屋」のフランチャイズ展開に取り組みました。直営店の出退店におきましては、8店舗を新規出店し、16店舗をリニューアルするとともに、9店舗を閉店いたしました。これらにより、平成31年2月末日現在の業態数及び店舗数は、73業態148店舗(国内146店舗、海外2店舗)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は15,056百万円(前年同期比0.6%増)、営業損失は51百万円(前年同期は営業利益109百万円)、経常利益は15百万円(前年同期比89.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は61百万円(前年同期は当期純損失30百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a. 飲食事業
原価及び人件費のコストコントロールに注力するとともに、既存店のリニューアルに注力いたしました。新規出店といたしましては、平成30年5月に「山田チカラ NewYork」(米国ニューヨーク州)、8月に「博多かわ屋仙台店」(仙台市青葉区)、10月に「光蔵(ミツクラ)名駅店」(名古屋市中村区)、11月に「博多かわ屋豊橋駅前店」(愛知県豊橋市)、「博多かわ屋錦店」(名古屋市中区)、「光蔵錦店」(名古屋市中区)、「焼肉ゆたか」(愛知県豊橋市)、12月に「まほろバル」(名古屋市中区)を新規オープンいたしました。
リニューアルでは、平成30年3月に「猿Cafe(サルカフェ)錦店」(名古屋市中区)を「博多かわ屋伏見店」に、「THE KRAZY GARLIC(ザ・クレイジーガーリック)」(東京都豊島区)を「博多かわ屋池袋東口店」に、4月には「tantan(タンタン)名駅店」(名古屋市中村区)を「ほろほろ」に、「どなんち静岡呉服町店」(静岡市葵区)を「博多かわ屋静岡呉服町店」に、「串星(クシボシ)」(名古屋市中区)を「博多かわ屋金山店」に、「88huithuit(ユイットユイット)イオンモール岡山店」(岡山市北区)を「Mou Mou Cafe(モウモウカフェ)イオンモール岡山店」に、6月には「tantan四日市店」(三重県四日市市)を「博多かわ屋四日市店」、「大漁(タイリョウ)」(米国ハワイ州)を「山田チカラ Honolulu」に、7月には「Cafe Merrow(カフェメロウ)」(名古屋市中区)を「Mou Mou Cafeアスナル金山店」に、「てしごと家豊田店」(愛知県豊田市)を「博多かわ屋豊田店」に、8月には「金山きらり」(名古屋市熱田区)を「金山精肉酒場(カナヤマセイニクサカバ)せきや」に、10月には「MARCADO(マルカド)」(川崎市中原区)を「吟醸(ギンジョウ)マグロ武蔵小杉店」、「猿Cafe静岡呉服町店」(静岡市葵区)を「Mou Mou Cafe 静岡店」に、11月には「浜焼商店(ハマヤキショウテン)」(名古屋市北区)を「博多かわ屋大曽根店」に、12月には「芋蔵(イモゾウ)イオンモール岡山店」(岡山市北区)を「な菜な野菜食堂(ナナナヤサイショクドウ)」に、平成31年1月には「猿Cafe Lucent」(名古屋市西区)を「Botanical Garden SARUCAFE(ボタニカルガーデンサルカフェ)」に、それぞれリニューアルオープンいたしました。
また、「芋蔵(イモゾウ)芝大門店」(東京都港区)、「PIT TAVERN(ピットタバーン)名駅店」(名古屋市中村区)、「猿Cafe八事店」(名古屋市昭和区)、「TRENCH食堂(トレンチショクドウ)」(名古屋市西区)、「献(コン)」(名古屋市中区)、「ほっこりバンコク店」(タイ王国バンコク)、「爽鶏屋(ソウドリヤ)名駅三丁目」(名古屋市中村区)、「名駅豚酒場活々豚々(メイエキブタサカバイケイケドンドン)」(名古屋市中村区)、「Na-菜-Na(ナナナ)イオン神戸北店」(神戸市北区)を閉店いたしました。
その結果、飲食事業における売上高は13,529百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は574百万円(同12.1%増)となりました。
b. 不動産事業
テナントビル「ダイヤモンドウェイ」や「G-SEVENS刈谷」、「jG金山」などの賃貸収入が安定的な収益に寄与いたしました。平成30年10月には、不動産を保有する株式会社ジェイアセットを連結子会社化いたしました。また、平成31年2月にテナントビル「ジェイグロース大曽根」を売却いたしました。これらの結果に加え、前連結会計年度に計上した不動産売却に伴う収益が減少したことにより、不動産事業における売上高は2,268百万円(前年同期比12.7%減)、営業利益は249百万円(同32.4%減)となりました。
c. ブライダル事業
既存施設の収益力向上を図るため、名古屋ルーセントタワー別棟のレストランウェディング施設「LA ETERNITA(ラ・エテルニータ)」(名古屋市西区)を改装いたしました。その結果、改装に伴う営業休止期間が一時的に生じたため、ブライダル事業における売上高は658百万円(前年同期比16.6%減)、営業損失は19百万円(前年同期は営業利益38百万円)となりました。
d. その他の事業
販促制作事業及び卸売業等のその他の事業における売上高は895百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は33百万円(同11.2%減)となりました。
財政状態につきましては、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,076百万円(前年同期比16.6%増)の資金増、投資活動によるキャッシュ・フローが665百万円(同63.4%減)の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが231百万円の資金減(前年同期は503百万円の資金増)となりました。その結果、当連結会計年度末の資金残高は537百万円となり、前連結会計年度末の357百万円に比べ179百万円増加しております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は1,076百万円(前年同期比16.6%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を113百万円、非資金項目である減価償却費を724百万円、のれん償却額を33百万円、それぞれ計上したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は665百万円(前年同期比63.4%減)となりました。これは主に、新規出店やリニューアル等に伴う有形固定資産の取得による支出が616百万円、差入保証金の差入による支出が44百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が39百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は231百万円(前年同期は503百万円の資金増)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が1,259百万円、株式の発行による収入が379百万円あり、短期借入金の純減額が284百万円、長期借入金の返済による支出が1,437百万円、リース債務の返済による支出が71百万円、社債の償還による支出が66百万円あったことなどによるものであります。
③ 仕入、受注及び販売の状況
a. 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年3月1日
至 平成31年2月28日)
仕入高(千円)前年同期比(%)
飲食事業4,093,176108.2
不動産事業317,43065.3
ブライダル事業233,19681.9
その他の事業327,46694.4
合計4,971,270101.4

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.金額は仕入価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当連結会計年度におけるブライダル事業の受注実績については、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年3月1日
至 平成31年2月28日)
受注件数(件)前年同期比(%)受注件数残高(件)前年同期比(%)
ブライダル事業14774.6137148.9
合計14774.6137148.9

(注) 飲食事業、不動産事業及びその他の事業については、該当事項がないため記載しておりません。
c. 販売実績
(セグメント別販売実績)
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年3月1日
至 平成31年2月28日)
販売高(千円)前年同期比(%)
飲食事業13,442,923103.5
不動産事業527,54665.5
ブライダル事業658,57283.5
その他の事業427,127112.7
合計15,056,169100.6

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.金額は販売価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(地域別販売実績)
当連結会計年度における販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。
地域別当連結会計年度
(自 平成30年3月1日
至 平成31年2月28日)
販売高(千円)前年同期比(%)
東海地区(愛知県、三重県、静岡県)8,644,50396.0
関東地区(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)5,174,096105.4
関西・中国地区(大阪府、兵庫県、京都府、岡山県)622,131103.1
その他 (宮城県、米国ハワイ州、米国ニューヨーク
州、タイ王国バンコク都)
615,437137.2
合計15,056,169100.6

(注) 1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。重要な会計方針及び見積りについての詳細は、「第5 経理の状況」に記載しております。なお、見積り及び評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
(経営成績)
売上高は、15,056百万円(前年同期比0.6%増)となりました。これは、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載いたしました新規出店やリニューアルオープン等によるものであり、過去最高の売上高となりました。
売上原価は、4,905百万円で原価率32.6%となり、前年同期と比べ0.2ポイント低下いたしました。
販売費及び一般管理費は、10,201百万円で売上高比67.8%となり、前年同期に比べ1.3%上昇いたしました。これは、新規出店やリニューアルに伴う人件費及び販売促進費の増加、M&Aに伴うのれんの増加等によるものであります。これらの結果、営業損失は51百万円(前年同期は営業利益109百万円)となりました。
営業外収益は、協賛金収入が前年同期に比べ16百万円増加し、営業外費用は、前年同期に比べ為替差損が7百万円、金利スワップ評価損が16百万円、それぞれ増加いたしました。これらの結果、経常利益は15百万円(前年同期比89.9%減)となりました。
特別利益は、リニア中央新幹線建設工事に伴う移転補償により受取補償金を165百万円計上し、特別損失は、減損損失が前年同期に比べ26百万円減少いたしました。これらの結果、税金等調整前当期純利益は113百万円(前年同期比331.4%増)となり、法人税等及び非支配株主に帰属する当期純利益を加味した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は61百万円(前年同期は当期純損失30百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績の詳細は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(財政状態)
当連結会計年度末における総資産は11,324百万円(前連結会計年度末比2,289百万円増加)となり、負債は9,016百万円(同1,817百万円増加)、純資産は2,308百万円(同471百万円増加)となりました。
流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ総額で241百万円増加し1,403百万円となりました。これは、現金及び預金が179百万円、たな卸資産が67百万円、それぞれ増加したことなどが主な要因であります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,053百万円増加し9,900百万円となりました。これは、株式会社ジェイアセットの連結子会社化に伴う土地の増加等により有形固定資産が1,931百万円、同社の株式取得に伴うのれんの計上等により無形固定資産が103百万円、それぞれ増加したことなどが主な要因であります。
繰延資産につきましては、社債発行費の減少を主因に、前連結会計年度末に比べ6百万円減少し20百万円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ465百万円減少し2,870百万円となりました。これは、短期借入金が279百万円、1年内返済予定の長期借入金が271百万円、1年内償還予定の社債が46百万円、それぞれ減少したことなどが主な要因であります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2,282百万円増加し6,146百万円となりました。これは、新規出店及びリニューアルに伴う資金調達や株式会社ジェイアセットの連結子会社化に伴い長期借入金が1,683百万円増加したことなどが主な要因であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ471百万円増加し2,308百万円となりました。これは主に、新株予約権の権利行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ191百万円増加し、非支配株主持分が36百万円増加、利益剰余金が36百万円増加したことなどが主な要因であります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費、人件費及び地代家賃等の営業費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、飲食事業における新規出店及びリニューアル費用等、並びに不動産事業における不動産取得費用等であります。運転資金及び飲食事業における設備投資資金については営業キャッシュ・フローで充当するとともに、必要に応じて金融機関からの借入れによる資金調達を実施し充当しております。不動産事業における不動産取得費用等の資金については、金融機関からの長期借入れや株式の発行等の安定的な長期資金での調達を基本としております。

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