有価証券報告書-第15期(2022/04/01-2023/03/31)

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2023/06/26 14:21
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(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当期の世界経済は、新型コロナウイルス感染症に対する規制緩和等により、景気持ち直しの動きが見られましたが、一方で、ウクライナ情勢の長期化に伴う原材料価格の高騰等により、物価上昇圧力が高まったことやインフレ抑制に向けた各国による金融政策の影響により先行き不透明な状況が続きました。
当期からスタートした中期経営計画(2022-2025)では、「リスクソリューションのプラットフォーマーとして、社会と共に成長する」ことを目指し、「レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループ」を実現するため、3つの基本戦略「Value(価値の創造)」「Transformation(事業の変革)」「Synergy(グループシナジーの発揮)」に取り組みました。当期の業績は、自然災害や新型コロナウイルス感染症などの影響により、グループ修正利益は年初予想(3,000億円)を下回りましたが、修正予想(1,700億円)を上回る1,727億円となりました。また、資本効率においては、グループ修正ROEが年初予想(7.6%)を下回りましたが、修正予想である4.6%を達成しました。財務の健全性の観点では、ESRが目標レンジ(180~250%)内の228%となりました。
Value
(価値の創造)
「CSV×DX(注1)」のグローバル展開により、すべてのステークホルダーに価値を提供し、企業価値を向上させること、及び、ビジネス・商品・サービスの収益性を高め、収益基盤を強化することを目指し、以下の取組みを行いました。
(取組内容)
・「事故発生リスクAIアセスメント(注2)」など補償・保障前後の商品・サービスの開発と販売態勢の構築
・火災保険の料率改定、防災・減災サービスの展開、新種保険の戦略商品の拡販など、国内損害保険事業の収支改善・拡大に向けた施策の推進
Transformation
(事業の変革)
新たなビジネスの創造等により、事業の構造を変革し事業環境の変化に適応すること、事業・商品・リスクポートフォリオを変革し、安定的な収益基盤を構築することを目指し、以下の取組みを行いました。
(取組内容)
・海外事業における米国MGA(注3)市場への事業投資や国内生命保険事業・新たなビジネス領域の拡大
・新たなビジネス領域の確立に向けDXも活用し、インターリスク総研を中核としたリスクコンサルティングを高度化
・政策株式について、2022年度の修正目標(1,500億円)を上回る2,066億円を削減
Synergy
(グループシナジーの発揮)
グループの多様性を活かした連携強化による一層の成長の実現、グループ共通化・共同化・一体化の深化による生産性向上、グローバルベースでのシナジー発揮を目指し、以下の取組みを行いました。
(取組内容)
・三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保の商品・損害サービス・事務などの領域における品質向上・生産性向上を図る「1プラットフォーム戦略」の推進
・三井住友海上あいおい生命の販売網を活用した三井住友海上プライマリー生命の商品の販売推進、生損保併売の拡大
・「グローバルシナジー」取組みとして、TENKAIプロジェクト(注4)等による国内外グループ各社のノウハウ・スキルの共有・相互利用

(注1)CSV(Creating Shared Value)×DX(Digital Transformation)
CSV(社会との共通価値の創造)に、DX(デジタルトランスフォーメーション)を掛け合わせることによって、生産性と競争力の向上を図り、持続的成長と企業価値向上を実現する取組み。
(注2)事故発生リスクAIアセスメント
AIを活用し、交通事故発生リスクを地点(道路区間・交差点)ごとに数値化して、地図上に可視化する自治体向けのサービス。
(注3)MGA(Managing General Agent)
保険会社から権限などを付与され、保険募集に加えて引受けや損害額認定・査定の業務を担う代理店。
(注4)TENKAIプロジェクト
当社グループのシナジーを最大化すべく、ノウハウ・技術・サービスを国内・海外双方向で“展開”し、企業価値の向上と持続的な成長を加速する取組み。
このような中、当連結会計年度の経営成績は次のとおりとなりました。
経常収益は、保険引受収益が4兆4,824億円、資産運用収益が7,457億円、その他経常収益が231億円となった結果、5兆2,512億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が4兆642億円、資産運用費用が1,956億円、営業費及び一般管理費が7,393億円、その他経常費用が208億円となった結果、5兆201億円となりました。
以上の結果、経常利益は前連結会計年度に比べ1,593億円減少し、2,311億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税等などを加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ1,012億円減少し、1,615億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
イ 国内損害保険事業(三井住友海上火災保険株式会社)
経常収益は、保険引受収益が1兆7,244億円、資産運用収益が2,261億円、その他経常収益が57億円となった結果、1兆9,563億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が1兆5,199億円、資産運用費用が520億円、営業費及び一般管理費が2,367億円、その他経常費用が63億円となった結果、1兆8,151億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ430億円減少し、1,412億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ378億円減少し、1,078億円となりました。
ロ 国内損害保険事業(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
経常収益は、保険引受収益が1兆4,144億円、資産運用収益が1,004億円、その他経常収益が93億円となった結果、1兆5,243億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が1兆2,333億円、資産運用費用が271億円、営業費及び一般管理費が1,948億円、その他経常費用が21億円となった結果、1兆4,576億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ142億円減少し、667億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ107億円減少し、431億円となりました。
ハ 国内損害保険事業(三井ダイレクト損害保険株式会社)
経常収益は、保険引受収益が360億円となったことなどにより、360億円となり、経常費用は、保険引受費用が237億円、営業費及び一般管理費が127億円となったことなどにより、366億円となりました。
これらにより、経常損益は前事業年度に比べ13億円減少し、5億円の損失となりました。経常損益に特別損益、法人税及び住民税などを加減した当期純利益は8億円となりました。この結果、出資持分考慮後の当期純利益(セグメント利益)は、前事業年度に比べ1億円増加し、8億円となりました。
ニ 国内生命保険事業(三井住友海上あいおい生命保険株式会社)
経常収益は、保険料等収入が4,890億円、資産運用収益が722億円、その他経常収益が39億円となった結果、5,653億円となりました。一方、経常費用は、保険金等支払金が2,701億円、責任準備金等繰入額が1,546億円、資産運用費用が174億円、事業費が745億円、その他経常費用が207億円となった結果、5,374億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ111億円減少し、278億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ83億円減少し、127億円となりました。
ホ 国内生命保険事業(三井住友海上プライマリー生命保険株式会社)
経常収益は、保険料等収入が1兆3,498億円、資産運用収益が2,664億円、その他経常収益が1,752億円となった結果、1兆7,915億円となりました。一方、経常費用は、保険金等支払金が1兆6,414億円、資産運用費用が465億円、事業費が594億円、その他経常費用が130億円となった結果、1兆7,605億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ567億円減少し、310億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ332億円減少し、197億円となりました。
ヘ 海外事業(海外保険子会社)
海外保険子会社セグメントについては、正味収入保険料は前連結会計年度に比べ2,311億円増加し、9,341億円となりました。
経常利益は、前連結会計年度に比べ305億円減少し、90億円となり、出資持分考慮後の当期純利益(セグメント利益)は、前連結会計年度に比べ88億円減少し、157億円となりました。
当連結会計年度末の財政状態は次のとおりであります。
総資産は前連結会計年度末に比べ334億円減少し、25兆4億円となりました。
当社の連結ソルベンシー・マージン比率は、前連結会計年度末に比べ80.2ポイント低下し、777.7%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ425億円減少し、1,941億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ5,529億円増加し、4,809億円となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3,730億円減少し、△3,145億円となりました。これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より3,902億円増加し、2兆6,464億円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
保険持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、本項に記載した予想、予測、見込み、見通し、方針、予定等の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来に関する事項には不確実性が内在しており、将来生じる実際の結果とは大きく異なる可能性があります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績は次のとおりであります。
[連結主要指標]
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
比較増減増減率
正味収入保険料 (百万円)3,609,0523,934,473325,4219.0%
生命保険料 (百万円)520,037453,578△66,458△12.8%
経常利益 (百万円)390,499231,113△159,386△40.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)262,799161,530△101,268△38.5%

正味収入保険料は、国内損害保険事業において火災保険などで増収し、海外事業においてもアジア、欧州、米州の各地域で増収したことや為替影響などにより、前連結会計年度に比べ3,254億円増加し、3兆9,344億円となりました。
生命保険料は、保険料収入は増加したものの、円安の影響等により運用目標値に到達した外貨建契約の払戻しが増加したことなどにより、前連結会計年度に比べ664億円減少し、4,535億円となりました。
経常利益は、自動車事故の増加や国内の自然災害、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等による保険金・給付金の増加、海外事業における資産運用損益の減少などにより、前連結会計年度に比べ1,593億円減少し、2,311億円となりました。
経常利益に特別損益、法人税及び住民税等などを加減した親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ1,012億円減少し、1,615億円となりました。
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保険種目別の保険料・保険金は次のとおりであります。
a 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災784,52720.33.5877,57321.211.9
海上201,3655.25.6254,6726.226.5
傷害284,5817.3△3.0296,1707.24.1
自動車1,634,98442.22.61,672,54140.42.3
自動車損害賠償責任276,0767.1△7.0279,1026.71.1
その他692,15317.94.2756,92718.39.4
合計3,873,688100.02.14,136,987100.06.8
(うち収入積立保険料)(52,185)(1.3)(△28.2)(41,359)(1.0)(△20.7)

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
2 元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む。)
b 正味収入保険料
区分前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災620,53117.24.7725,03918.416.8
海上159,2934.45.7199,3755.125.2
傷害232,2886.52.6247,6306.36.6
自動車1,679,43046.52.41,730,38344.03.0
自動車損害賠償責任281,2827.8△6.5275,7327.0△2.0
その他636,22417.67.7756,31019.218.9
合計3,609,052100.03.13,934,473100.09.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
c 正味支払保険金
区分前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災412,82521.29.6510,90622.823.8
海上66,4803.4△11.985,5863.828.7
傷害111,0595.7△1.7154,7456.939.3
自動車844,64343.44.7952,32442.512.7
自動車損害賠償責任197,44010.1△8.2183,6608.2△7.0
その他314,52516.2△0.2353,97515.812.5
合計1,946,975100.02.42,241,198100.015.1

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
イ 国内損害保険事業(三井住友海上火災保険株式会社)
ロ 国内損害保険事業(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
当社グループの中核損害保険会社である三井住友海上火災保険株式会社とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、気候変動など社会課題の解決に貢献し、社会と共に成長すべく、CSVに資する商品・サービスを開発・提供しました。三井住友海上火災保険株式会社では、「見守るクルマの保険(プレミアムドラレコ型)」(注1)に、車両後方を鮮明に撮影する専用リアカメラをオプションで追加して社会のニーズに応えたほか、船舶事故が発生した際に自然環境の損害に対する拡大防止や回復活動の費用を補償する「海洋汚染対応追加費用補償特約」を発売するなど自然資本・生物多様性の保全・回復に資する商品・サービスを提供しました。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社では、蓄積した自動車走行データを活用し、地方公共団体での交通安全の立案・効果検証を支援する「交通安全EBPM支援サービス」(注2)を提供したほか、業界屈指の手厚い補償やケガや病気の未然防止につながるサービスを提供するペット保険「ワンにゃんdeきゅん」を発売するなど、社会・地域の課題解決に資する商品・サービスを提供しました。また、両社共同で台風、水害、地震など災害発生時における事業者の社会貢献活動を支援する「災害対策支援保険」を発売したほか、脱炭素社会の実現に向け、ご契約のお車に大きな損害が発生した場合に、電気自動車等を代替自動車として取得する費用を補償する「電気自動車等買替費用特約」を国内損害保険会社で初めて開発・提供しました。
(注1)見守るクルマの保険(プレミアムドラレコ型)
「360度撮影」や「ドライブレコーダー本体の車外利用(撮影・通話)」等の機能を備えた通信型ドライブレコーダーの活用により、事故を未然に防止するとともに事故の影響を減らして回復を支援するサービスを提供する自動車保険。
(注2)交通安全EBPM支援サービス
自治体や都道府県警察における通学路の見直しや標識設置等の交通政策実施時に、保有するテレマティクスデータ(急減速などの自動車走行データ)をもとに「危険な交差点」を客観的に推定し、その交差点の詳細分析を通じて「危険の理由」を突き詰め、「最適な交通安全対策」を提案するサービス。なお、EBPM(Evidence-Based Policy Making)とは「証拠に基づく政策立案」の意。
三井住友海上火災保険株式会社の経営成績は次のとおりとなりました。
[三井住友海上火災保険株式会社(単体)の主要指標]
前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
比較増減増減率
正味収入保険料 (百万円)1,579,3251,629,83250,5063.2%
正味損害率 (%)59.064.35.3-
正味事業費率 (%)33.032.5△0.5-
保険引受利益又は保険引受損失(△) (百万円)41,036△15,937△56,973△138.8%
経常利益 (百万円)184,234141,224△43,009△23.3%
当期純利益 (百万円)145,744107,899△37,845△26.0%

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料
3 正味事業費率=(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)÷正味収入保険料
保険引受の概況は次のとおりであります。
正味収入保険料は、火災保険や海上保険で増収したことなどにより前事業年度に比べ505億円増加し、1兆6,298億円となりました。一方、正味支払保険金は、火災保険や自動車保険で増加したことなどにより前事業年度に比べ1,133億円増加し、9,445億円となりました。以上により、正味損害率は64.3%と、前事業年度に比べ5.3ポイント上昇しました。また、正味収入保険料が増加したことにより、正味事業費率は32.5%と、前事業年度に比べ0.5ポイント低下しました。
これらに収入積立保険料、満期返戻金、支払備金繰入額、責任準備金戻入額などを加減した保険引受損益は、国内の自然災害による発生保険金(正味支払保険金と支払備金繰入額の合計)が増加したことなどにより、前事業年度に比べ569億円減少し、159億円の損失となりました。
資産運用の概況は次のとおりであります。
利息及び配当金収入が前事業年度に比べ77億円増加し1,349億円となり、また、有価証券売却益が前事業年度に比べ193億円増加し1,107億円となったことなどから、積立型保険の満期返戻金などに充当する運用益を控除した残額の資産運用収益は、前事業年度に比べ244億円増加し、2,261億円となりました。一方、資産運用費用は、有価証券売却損が187億円増加したことなどにより前事業年度に比べ116億円増加し、520億円となりました。
これらの結果、経常利益は前事業年度に比べ430億円減少し、1,412億円となりました。当期純利益は、前事業年度に比べ378億円減少し、1,078億円となりました。
保険種目別の保険料・保険金は次のとおりであります。
a 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災348,19119.1△1.4377,26920.18.4
海上90,5625.016.6108,8085.820.1
傷害191,61210.5△3.8195,90810.42.2
自動車696,09838.30.8695,44537.0△0.1
自動車損害賠償責任132,6857.3△7.6132,4707.1△0.2
その他359,60219.83.6368,98919.62.6
合計1,818,752100.00.41,878,892100.03.3
(うち収入積立保険料)(38,231)(2.1)(△27.7)(31,397)(1.7)(△17.9)

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む。)
b 正味収入保険料
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災236,64915.01.4266,04816.312.4
海上62,3474.017.576,0704.722.0
傷害148,7479.42.1151,8569.32.1
自動車688,56443.60.7688,50542.3△0.0
自動車損害賠償責任145,4349.2△7.6142,1028.7△2.3
その他297,58218.83.8305,24818.72.6
合計1,579,325100.01.31,629,832100.03.2

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
c 正味支払保険金
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
対前年増減(△)率 (%)正味損害率(%)金額
(百万円)
対前年増減(△)率 (%)正味損害率(%)
火災143,497△0.263.3199,38538.977.3
海上31,745△8.753.434,99610.248.3
傷害67,7690.650.482,61421.959.4
自動車325,0772.056.9367,48813.063.5
自動車損害賠償責任107,338△7.981.999,530△7.378.3
その他155,8281.154.7160,5563.054.8
合計831,256△0.559.0944,57213.664.3

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 正味損害率は正味支払保険金に損害調査費を加えて算出しております。
運用資産、有価証券及び利回りの状況は次のとおりであります。
a 運用資産
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
預貯金759,25710.3621,8108.9
買入金銭債権4,3680.13,0910.0
金銭の信託4740.04940.0
有価証券5,524,19274.95,288,58475.5
貸付金410,6605.6403,5525.8
土地・建物188,6172.5186,8542.7
運用資産計6,887,56993.46,504,38792.9
総資産7,374,326100.07,000,023100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
b 有価証券
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国債701,44012.7605,72111.4
地方債83,8401.577,6111.5
社債566,48610.3534,19110.1
株式1,968,50935.61,785,60433.8
外国証券2,106,70538.12,166,29641.0
その他の証券97,2091.8119,1582.2
合計5,524,192100.05,288,584100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
c 利回り
運用資産利回り(インカム利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金294666,0600.041,125675,3400.17
買現先勘定01,9190.00---
買入金銭債権1184,9122.41865,5241.57
金銭の信託862,0194.3083782.22
有価証券118,1644,024,2262.94125,0623,984,0163.14
貸付金2,469413,5550.602,382403,8090.59
土地・建物6,160188,9403.266,260192,8343.25
小計127,2935,301,6342.40134,9265,261,9032.56
その他30--76--
合計127,323--135,003--

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 収入金額は、「利息及び配当金収入」に、「金銭の信託運用益」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金額であります。
3 平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、買現先勘定及び買入金銭債権については日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
資産運用利回り(実現利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金6,531666,0600.984,495675,3400.67
買現先勘定01,9190.00---
買入金銭債権1184,9122.41865,5241.57
金銭の信託2032,01910.10203785.41
有価証券169,6964,024,2264.22188,3843,984,0164.73
貸付金2,468413,5550.602,363403,8090.59
土地・建物6,160188,9403.266,260192,8343.25
金融派生商品2,903--△2,294--
その他△289--219--
合計187,7935,301,6343.54199,5365,261,9033.79

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 資産運用損益(実現ベース)は、「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から「資産運用費用」を控除した金額であります。
3 平均運用額(取得原価ベース)は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、買現先勘定及び買入金銭債権については日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の経営成績は次のとおりとなりました。
[あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(単体)の主要指標]
前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
比較増減増減率
正味収入保険料 (百万円)1,291,3441,335,55744,2123.4%
正味損害率 (%)59.866.66.8-
正味事業費率 (%)35.034.6△0.4-
保険引受利益 (百万円)30,508679△29,828△97.8%
経常利益 (百万円)80,96466,757△14,206△17.5%
当期純利益 (百万円)53,97343,195△10,778△20.0%

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料
3 正味事業費率=(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)÷正味収入保険料
保険引受の概況は次のとおりであります。
正味収入保険料は、火災保険や自動車保険で増収したことなどにより前事業年度に比べ442億円増加し、1兆3,355億円となりました。一方、正味支払保険金は、自動車保険や火災保険で増加したことなどにより前事業年度に比べ1,151億円増加し、8,093億円となりました。以上により、正味損害率は66.6%と、前事業年度に比べ6.8ポイント上昇しました。また、正味収入保険料が増加したことなどにより、正味事業費率は34.6%と、前事業年度に比べ0.4ポイント低下しました。
これらに収入積立保険料、満期返戻金、支払備金繰入額、責任準備金戻入額などを加減した保険引受利益は、自動車事故や国内の自然災害による発生保険金(正味支払保険金と支払備金繰入額の合計)が増加したことなどにより、前事業年度に比べ298億円減少し、6億円となりました。
資産運用の概況は次のとおりであります。
利息及び配当金収入が前事業年度に比べ68億円増加し636億円となり、また、有価証券売却益が前事業年度に比べ262億円増加し500億円となったことなどから、積立型保険の満期返戻金などに充当する運用益を控除した残額の資産運用収益は、前事業年度に比べ290億円増加し、1,004億円となりました。一方、資産運用費用は、金融派生商品費用が増加したことなどにより前事業年度に比べ145億円増加し、271億円となりました。
これらの結果、経常利益は前事業年度に比べ142億円減少し、667億円となりました。当期純利益は前事業年度に比べ107億円減少し、431億円となりました。
保険種目別の保険料・保険金は次のとおりであります。
a 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災261,13919.2△1.9289,95320.811.0
海上--△100.0---
傷害77,9845.7△1.477,0485.5△1.2
自動車707,70252.11.5710,81250.90.4
自動車損害賠償責任143,39110.6△6.5146,63110.52.3
その他168,23112.45.3170,94112.31.6
合計1,358,449100.00.21,395,388100.02.7
(うち収入積立保険料)(13,953)(1.0)(△29.5)(9,962)(0.7)(△28.6)

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む。)
b 正味収入保険料
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率 (%)
火災199,61015.5△3.9224,68416.812.6
海上6,8110.5△2.67,8470.615.2
傷害59,4404.62.660,6154.52.0
自動車748,02257.92.5765,20857.32.3
自動車損害賠償責任135,50610.5△5.4133,30610.0△1.6
その他141,95211.04.4143,89510.81.4
合計1,291,344100.00.81,335,557100.03.4

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
c 正味支払保険金
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
金額
(百万円)
対前年増減(△)率 (%)正味損害率(%)金額
(百万円)
対前年増減(△)率 (%)正味損害率(%)
火災140,0847.373.8178,40727.483.4
海上3,845△3.156.96,85278.287.8
傷害26,3433.550.531,11818.156.8
自動車360,7973.455.5417,59815.761.6
自動車損害賠償責任89,719△8.572.783,775△6.669.6
その他73,4160.454.991,56224.767.3
合計694,2062.159.8809,31416.666.6

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 正味損害率は正味支払保険金に損害調査費を加えて算出しております。
運用資産、有価証券及び利回りの状況は次のとおりであります。
a 運用資産
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
預貯金155,5544.1232,7016.2
金銭の信託2,8210.13,0500.1
有価証券2,643,75470.62,536,31167.9
貸付金245,7016.5260,5377.0
土地・建物167,2874.5165,2254.4
運用資産計3,215,11885.83,197,82785.6
総資産3,745,150100.03,733,689100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
b 有価証券
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国債430,55916.3407,93516.1
地方債39,3191.523,7680.9
社債305,40811.6254,97510.1
株式888,32933.6863,84134.1
外国証券865,35532.7885,68234.9
その他の証券114,7814.3100,1073.9
合計2,643,754100.02,536,311100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
c 利回り
運用資産利回り(インカム利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金6160,7810.0093212,0800.04
金銭の信託02,5430.0002,5350.00
有価証券49,5621,980,4122.5056,1272,030,2082.76
貸付金2,174240,0220.912,393251,8970.95
土地・建物4,612171,0332.704,477167,4052.67
小計56,3552,554,7942.2163,0912,664,1262.37
その他477--545--
合計56,833--63,636--

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 収入金額は、「利息及び配当金収入」に、「金銭の信託運用益」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金額であります。
3 平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
資産運用利回り(実現利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金873160,7810.54614212,0800.29
金銭の信託02,5430.0002,5350.00
有価証券65,1571,980,4123.2989,8592,030,2084.43
貸付金2,176240,0220.912,396251,8970.95
土地・建物4,612171,0332.704,477167,4052.67
金融派生商品△679--△10,786--
その他380--742--
合計72,5212,554,7942.8487,3042,664,1263.28

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 資産運用損益(実現ベース)は、「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から「資産運用費用」を控除した金額であります。
3 平均運用額(取得原価ベース)は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
ハ 国内損害保険事業(三井ダイレクト損害保険株式会社)
三井ダイレクト損害保険株式会社では、「強くてやさしい」というブランドコンセプトを具体化する新商品として、補償や事故対応に「強く」、お客さまが自ら選べて納得感があり価格もリーズナブルで「やさしい」、その2つを兼ね備えた「強くてやさしいクルマの保険」を発売しました。
三井ダイレクト損害保険株式会社の経営成績は次のとおりとなりました。
正味収入保険料は前事業年度に比べ8億円減少し、345億円となりました。一方、正味支払保険金は前事業年度に比べ5億円増加し、205億円となりました。正味損害率は67.5%と、前事業年度に比べ3.1ポイント上昇しました。
また、諸手数料及び集金費並びに保険引受に係る営業費及び一般管理費は前事業年度に比べ14億円増加し、130億円となりました。正味事業費率は37.9%と、前事業年度に比べ4.9ポイント上昇しました。
保険引受損益は前事業年度に比べ11億円減少し、3億円の損失となりました。特別損益、法人税及び住民税などを加減した当期純利益は8億円となりました。
この結果、出資持分考慮後の当期純利益(セグメント利益)は、前事業年度に比べ1億円増加し、8億円となりました。
(注) 正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料
正味事業費率=(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)÷正味収入保険料
ニ 国内生命保険事業(三井住友海上あいおい生命保険株式会社)
三井住友海上あいおい生命保険株式会社では、入院や手術に備える医療保険において、入院時(日帰り入院も含みます。)に一時金を受け取れる保障を新設するとともに、ガン保険において、ガンと確定診断されたときに保険料の支払いが不要となる特約を追加し、商品の魅力向上を図りました。さらに、保険商品による保障の提供に加え、「予防・早期発見、重症化・再発防止」にも対応し、お客さまの健康をトータルでサポートすることを目指す新しいヘルスケアサービスブランド「MSAケア」をリリースし、保険商品とヘルスケアサービスを一体で提供しました。
三井住友海上あいおい生命保険株式会社の経営成績は次のとおりとなりました。
保険料等収入は、個人保険の保険料が減少したことなどにより前事業年度に比べ144億円減少し、4,890億円となりました。
経常利益は、新型コロナウイルス感染症による給付金請求が増加したことなどにより前事業年度に比べ111億円減少し、278億円となりました。当期純利益は前事業年度に比べ83億円減少し、127億円となりました。
保有契約高、新契約高及び保有契約年換算保険料の状況は次のとおりであります。
a 保有契約高
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額 (億円)対前年増減(△)率(%)金額 (億円)対前年増減(△)率(%)
(1) 個人保険232,274△1.7226,521△2.5
(2) 個人年金保険6,203△3.55,977△3.6
(3) 団体保険96,1802.898,4672.4
(4) 団体年金保険2△6.52△9.1

個人合計((1)+(2))238,477△1.7232,499△2.5

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。
3 団体年金保険については、責任準備金の金額であります。
b 新契約高
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
新契約+転換
による純増加
(億円)
新契約
(億円)
転換によ
る純増加
(億円)
新契約+転換
による純増加
(億円)
対前年増減 (△)率
(%)
新契約
(億円)
転換によ
る純増加
(億円)
(1) 個人保険16,86016,860-14,534△13.814,534-
(2) 個人年金保険4444-32△27.332-
(3) 団体保険43343368758.5687
(4) 団体年金保険-----

個人合計
((1)+(2))
16,90416,904-14,566△13.814,566-

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 新契約の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資であります。
c 保有契約年換算保険料
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(億円)対前年増減(△)率
(%)
金額(億円)対前年増減(△)率
(%)
個人保険4,057△0.34,035△0.6
個人年金保険381△7.0369△2.9
合計4,438△0.94,405△0.8

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 年換算保険料とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)であります。
個人保険・個人年金保険を合計した新契約高は、収入保障保険の減少などにより前事業年度に比べ2,338億円減少し、1兆4,566億円となりました。一方、個人保険・個人年金保険を合計した解約失効契約高は前事業年度に比べ528億円減少し、1兆4,305億円となりました。これらの結果、個人保険・個人年金保険を合計した保有契約高は前事業年度末に比べ2.5%減少し、23兆2,499億円となりました。
保有契約年換算保険料は前事業年度末に比べ33億円減少し、4,405億円となりました。
運用資産、有価証券及び利回りの状況は次のとおりであります。
a 運用資産
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
預貯金107,4162.2416,7618.3
有価証券4,613,65294.54,422,87388.3
貸付金58,9901.260,7801.2
土地・建物3460.03040.0
運用資産計4,780,40697.94,900,71897.8
総資産4,883,740100.05,009,178100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
b 有価証券
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国債3,499,11375.93,279,97674.2
地方債102,2652.2102,5722.3
社債624,51313.5636,99414.4
株式1,0010.08230.0
外国証券315,2276.8341,1997.7
その他の証券71,5311.661,3061.4
合計4,613,652100.04,422,873100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
c 利回り
運用資産利回り(インカム利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金0250,2680.000380,4440.00
有価証券48,8304,387,7751.1152,2464,595,8621.14
貸付金1,65158,8532.811,66459,7402.79
土地・建物-422--358-
小計50,4814,697,3191.0753,9115,036,4061.07
その他273--436--
合計50,755--54,347--

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 収入金額は、「利息及び配当金収入」であります。
3 平均運用額は日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
資産運用利回り(実現利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金0250,2680.00△0380,444△0.00
有価証券53,7044,387,7751.2255,4694,595,8621.21
貸付金1,65158,8532.811,66459,7402.79
土地・建物-422--358-
金融派生商品△222--△2,718--
その他227--366--
合計55,3614,697,3191.1854,7825,036,4061.09

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 資産運用損益(実現ベース)は、「資産運用収益」から「資産運用費用」を控除した金額であります。
3 平均運用額(取得原価ベース)は日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
ホ 国内生命保険事業(三井住友海上プライマリー生命保険株式会社)
三井住友海上プライマリー生命保険株式会社では、お客さまの資産形成や資産寿命の延伸につながる商品の魅力向上を図るため、年金原資を守りながらふやす楽しみがある指数連動型年金保険「みのり 10年」において保証重視コースと運用重視コースを新設して選択肢を増やしました。また、お客さま向けWEBサービス「プライマリー生命マイページ」を全面刷新し、画面デザインの一新やサービス内容の充実により、利便性の高いサービスを提供しました。
三井住友海上プライマリー生命保険株式会社の経営成績は次のとおりとなりました。
保険料等収入は、マーケット環境の改善に加え、主力商品の改定や営業・研修活動の積極展開により前事業年度に比べ4,242億円増加し、1兆3,498億円となりました。
経常利益は、前事業年度に金利上昇により責任準備金の繰入負担が減少した反動や新たに標準責任準備金制度の対象となった外貨建保険に係る責任準備金繰入負担などにより前事業年度に比べ567億円減少し、310億円となりました。当期純利益は前事業年度に比べ332億円減少し、197億円となりました。
保有契約高、新契約高及び保有契約年換算保険料の状況は次のとおりであります。
a 保有契約高
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額 (億円)対前年増減(△)率(%)金額 (億円)対前年増減(△)率(%)
(1) 個人保険45,8748.546,5531.5
(2) 個人年金保険22,161△6.422,7682.7
(3) 団体保険----
(4) 団体年金保険----

個人合計((1)+(2))68,0363.269,3221.9

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資(ただし、個人変額年金保険については保険料積立金)と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。
b 新契約高
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
新契約+転換
による純増加
(億円)
新契約
(億円)
転換による純増加
(億円)
新契約+転換
による純増加
(億円)
対前年増減 (△)率
(%)
新契約
(億円)
転換による純増加
(億円)
(1) 個人保険7,2737,273-9,25627.39,256-
(2) 個人年金保険923923-3,542283.73,542-
(3) 団体保険-----
(4) 団体年金保険-----

個人合計
((1)+(2))
8,1968,196-12,79856.112,798-

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 新契約の個人年金保険の金額は、年金支払開始時における年金原資(ただし、個人変額年金保険については契約時の保険料積立金)であります。
c 保有契約年換算保険料
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(億円)対前年増減(△)率
(%)
金額(億円)対前年増減(△)率
(%)
個人保険4,28417.04,6328.1
個人年金保険2,475△7.42,6185.8
合計6,7596.77,2507.3

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 年換算保険料とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)であります。
個人保険・個人年金保険を合計した新契約高は前事業年度に比べ4,601億円増加し、1兆2,798億円となりました。一方、個人保険・個人年金保険を合計した解約失効契約高は前事業年度に比べ2,894億円増加し、7,827億円となりました。個人保険・個人年金保険を合計した保有契約高は、新契約高の増加や為替影響により前事業年度末に比べ1.9%増加し、6兆9,322億円となりました。
保有契約年換算保険料は前事業年度末に比べ491億円増加し、7,250億円となりました。
運用資産、有価証券及び利回りの状況は次のとおりであります。
a 運用資産
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
預貯金764,01210.8764,63311.2
買入金銭債権80,9951.174,9961.1
金銭の信託2,035,73728.92,078,35230.5
有価証券3,748,85653.23,451,04450.6
貸付金288,6564.1261,5123.8
土地・建物2740.02360.0
運用資産計6,918,53398.16,630,77597.2
総資産7,053,307100.06,823,733100.0

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
b 有価証券
区分前事業年度
(2022年3月31日)
当事業年度
(2023年3月31日)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国債19,2660.518,8840.5
地方債1,3020.0--
社債54,5431.567,7762.0
外国証券1,789,09547.71,801,06052.2
その他の証券1,884,64950.31,563,32245.3
合計3,748,856100.03,451,044100.0

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 「その他の証券」は、証券投資信託の受益証券等であります。
c 利回り
運用資産利回り(インカム利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
収入金額
(百万円)
平均運用額
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金6731,3410.00115834,5120.01
買入金銭債権3392,7170.042883,0700.03
金銭の信託36,0541,824,7821.9868,2162,150,8593.17
有価証券56,0301,857,5493.0266,6611,686,8623.95
貸付金9,497260,5073.6510,317290,8643.55
土地・建物-302--256-
小計101,6224,767,2012.13145,3395,046,4262.88
その他1--0--
合計101,623--145,339--

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。なお、保険業法第118条に規定する特別勘定に係る収入金額及び平均運用額については除外しております。
2 収入金額は、「利息及び配当金収入」に、「金銭の信託運用益」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金額であります。
3 平均運用額は日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
資産運用利回り(実現利回り)
区分前事業年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当事業年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
資産運用損益
(実現ベース)
(百万円)
平均運用額
(取得原価
ベース)
(百万円)
年利回り
(%)
預貯金1,948731,3410.27△4,381834,512△0.53
買入金銭債権3392,7170.042883,0700.03
金銭の信託156,4941,824,7828.58162,8912,150,8597.57
有価証券199,5311,857,54910.7489,9311,686,8625.33
貸付金33,961260,50713.045,342290,8641.84
土地・建物-302--256-
その他174--△1,224--
合計392,1424,767,2018.23252,5885,046,4265.01

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。なお、保険業法第118条に規定する特別勘定に係る資産運用損益及び平均運用額については除外しております。
2 資産運用損益(実現ベース)は、「資産運用収益」から「資産運用費用」を控除した金額であります。
3 平均運用額(取得原価ベース)は日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。
ヘ 海外事業(海外保険子会社)
当社グループでは、海外自然災害リスクの保険引受けを抑制しつつ、海外事業の成長を通じたグループの利益の拡大や安定化に向けた取組みを進めました。さらなる事業拡大のための事業投資を行いつつ、海外拠点に対するガバナンスや海外自然災害リスクの管理などの強化にも取り組みました。
三井住友海上火災保険株式会社では、米国において成長を続けているMGA市場を捕捉すべく、Transverse Insurance Group, LLC(注1)を買収し、米国保険市場におけるプレゼンスの拡大を図りました。また、MS Amlin事業は、自然災害リスクの抑制と引受けの厳選、料率引上げなどの収支改善取組みを継続した結果、ロシア・ウクライナ紛争、ハリケーン・イアンによる損害などの影響を受けながらも保険引受利益を黒字化するなど収益力が強化されました。アジア地域では、デジタル技術の活用やプラットフォーマー等との連携によるリテール市場の開拓や、MS First Capital Insurance Limited等の各拠点の強みを活かした域内連携強化による企業市場の開拓を継続して進め、引き続き安定した収益をあげました。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社では、日本、米国、欧州、中国、東南アジアの5極を中心としたテレマティクス・モビリティサービス事業を進めました。欧州ではMind Foundry(注2)と共同開発したAIモデルを用い、料率設定や保険金支払業務の効率化などによる収支改善に取り組みました。また、タイにおいて、運転挙動反映型自動車保険の累計販売件数が20万件を超え、データ活用の先進事例としてInsurance Asia Awards 2022(注3)でInsurtech Initiative of the Year - Thailandを受賞するなどテレマティクス技術を用いたイノベーション取組みが高く評価され、アジア地域でのプレゼンス向上に貢献しました。
(注1)Transverse Insurance Group, LLC
MGAに一定の機能と権限を委譲し、そのMGAが販売した保険契約に関わるリスクを再保険会社へ仲介するビジネスモデルの保険事業を展開する持株会社。2018年に米国で設立。
(注2)Mind Foundry
オックスフォード大学のAI分野の教授2名が設立した、AI開発に強みを持つスタートアップ企業。
(注3)Insurance Asia Awards 2022
アジア太平洋地域の保険会社や投資家などを対象とした出版物「Insurance Asia」の発行会社、Charlton Media Groupが主催する表彰制度。
海外保険子会社セグメントの経営成績は次のとおりとなりました。
[海外保険子会社の主要指標]
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
比較増減増減率
正味収入保険料 (百万円)703,026934,187231,16032.9%
経常利益 (百万円)39,6389,044△30,594△77.2%
セグメント利益 (百万円)24,57515,718△8,856△36.0%

(注)1 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2 セグメント利益は出資持分考慮後の当期純利益に相当する金額であります。
正味収入保険料は、アジア、欧州、米州の各地域で増収したことや為替影響などにより前連結会計年度に比べ2,311億円増加し、9,341億円となりました。
経常利益は、ロシアによるウクライナ侵攻に関連する保険金の見積額を計上したことや金融マーケット変動の影響により資産運用損益が減少したこと、海外生命保険関連会社の持分法投資損益が減少したことなどにより前連結会計年度に比べ305億円減少し、90億円となりました。
出資持分考慮後の当期純利益(セグメント利益)は前連結会計年度に比べ88億円減少し、157億円となりました。
当連結会計年度末の財政状態は次のとおりであります。
総資産は前連結会計年度末に比べ334億円減少し、25兆4億円となりました。主な総資産の内訳は、有価証券が16兆1,493億円(前連結会計年度末比8,099億円減少)、現金及び預貯金が2兆7,719億円(同4,149億円増加)、金銭の信託が2兆820億円(同428億円増加)であります。
当社及び国内保険子会社のソルベンシー・マージン比率の状況は、以下のとおりであります。
保険会社グループでは、保険金支払等に備えて準備金を積み立てておりますが、巨大災害の発生や、資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。この「通常の予測を超える危険」を示す「リスクの合計額」(以下の各表の(B))に対する「資本金・準備金等の支払余力」(すなわちソルベンシー・マージン総額:以下の各表の(A))の割合を示す指標として、保険業法等に基づき計算されたものが、「ソルベンシー・マージン比率」(以下の各表の(C))であります。
ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社又は保険持株会社を監督する際に、経営の健全性を判断するために活用する客観的な指標のひとつでありますが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされております。
イ 当社
連結ソルベンシー・マージン比率
前連結会計年度
(2022年3月31日)
(百万円)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
(百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額5,778,6305,234,013
(B)リスクの合計額1,347,1141,345,950
(C)ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
857.9%777.7%

(注)「連結ソルベンシー・マージン比率」は、保険業法施行規則第210条の11の3及び第210条の11の4並びに平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出された比率であります。
保有有価証券の時価下落を主因に、ソルベンシー・マージン総額が前連結会計年度末に比べて5,446億円減少したことなどにより、ソルベンシー・マージン比率は前連結会計年度末に比べて80.2ポイント低下し、777.7%となりました。
ロ 三井住友海上火災保険株式会社
単体ソルベンシー・マージン比率
前事業年度
(2022年3月31日)
(百万円)
当事業年度
(2023年3月31日)
(百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額3,598,6123,405,349
(B)リスクの合計額996,144995,234
(C)ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
722.5%684.3%

(注)「単体ソルベンシー・マージン比率」は、保険業法施行規則第86条及び第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出された比率であります。
劣後特約付社債の期限前償還やその他有価証券の評価差額の減少を主因に、ソルベンシー・マージン総額が前事業年度末に比べて1,932億円減少したことなどにより、ソルベンシー・マージン比率は前事業年度末に比べて38.2ポイント低下し、684.3%となりました。
ハ あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
単体ソルベンシー・マージン比率
前事業年度
(2022年3月31日)
(百万円)
当事業年度
(2023年3月31日)
(百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額1,396,1601,327,493
(B)リスクの合計額368,045319,545
(C)ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
758.6%830.8%

(注)上記ロの(注)に記載のとおりであります。
巨大災害リスク相当額の減少を主因に、リスクの合計額が前事業年度末に比べて484億円減少したことなどにより、ソルベンシー・マージン比率は前事業年度末に比べて72.2ポイント上昇し、830.8%となりました。
ニ 三井ダイレクト損害保険株式会社
単体ソルベンシー・マージン比率
前事業年度
(2022年3月31日)
(百万円)
当事業年度
(2023年3月31日)
(百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額17,00117,853
(B)リスクの合計額5,1995,060
(C)ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
653.9%705.5%

(注)上記ロの(注)に記載のとおりであります。
当期純利益による株主資本の増加を主因に、ソルベンシー・マージン総額が前事業年度末に比べて8億円増加したことなどにより、ソルベンシー・マージン比率は前事業年度末に比べて51.6ポイント上昇し、705.5%となりました。
ホ 三井住友海上あいおい生命保険株式会社
単体ソルベンシー・マージン比率
前事業年度
(2022年3月31日)
(百万円)
当事業年度
(2023年3月31日)
(百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額398,033338,880
(B)リスクの合計額69,10569,474
(C)ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
1,151.9%975.5%

(注)上記ロの(注)に記載のとおりであります。
保有債券の時価下落に伴いその他有価証券の評価差額が減少したことを主因に、ソルベンシー・マージン総額が前事業年度末に比べて591億円減少したことなどにより、ソルベンシー・マージン比率は前事業年度末に比べて176.4ポイント低下し、975.5%となりました。
ヘ 三井住友海上プライマリー生命保険株式会社
単体ソルベンシー・マージン比率
前事業年度
(2022年3月31日)
(百万円)
当事業年度
(2023年3月31日)
(百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額739,516683,942
(B)リスクの合計額135,086152,103
(C)ソルベンシー・マージン比率
[(A)/{(B)×1/2}]×100
1,094.8%899.3%

(注)上記ロの(注)に記載のとおりであります。
保有債券の時価下落に伴いその他有価証券の評価差額が減少したことを主因に、ソルベンシー・マージン総額が前事業年度末に比べて555億円減少したことなどにより、ソルベンシー・マージン比率は前事業年度末に比べて195.5ポイント低下し、899.3%となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
比較増減
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円)236,708194,153△42,555
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円)△71,976480,953552,930
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円)58,545△314,502△373,047
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円)2,256,2162,646,431390,215

当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、保険金の支払額が増加したことなどにより前連結会計年度に比べ425億円減少し、1,941億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還による収入や金銭の信託の減少による収入が増加したことなどにより前連結会計年度に比べ5,529億円増加し、4,809億円となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入や売現先取引による収入が減少したことなどにより前連結会計年度に比べ3,730億円減少し、△3,145億円となりました。これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より3,902億円増加し、2兆6,464億円となりました。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性に係る情報は次のとおりであります。
長期的な投資資金等に対しては、主に営業活動から得た資金及び内部留保による自己資金を活用するほか、社債の発行や金融機関からの長期借入による外部からの資金調達を行っております。
また、資金の流動性につきましては、大規模自然災害時に保険金の支払や市場の混乱等により資金繰りが悪化する場合に備え、当社グループは、流動性資産を十分に保有するとともに、資金の流出入の動向を踏まえて資産・負債両面から流動性についての評価を行い、適切な資金繰りを行っております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性から、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、次の事項を会計上の重要な見積りと考えております。
イ 時価の算定方法
資産・負債の一部は時価をもって貸借対照表価額としており、時価の算定は市場価格等に基づいております。一部のデリバティブ取引において市場価格がない場合には、将来キャッシュ・フローの現在価値や取引対象の市場価格、契約期間等の構成要素に基づく合理的な見積りによって算出された価格を時価としております。
ロ 有価証券の減損
保有している有価証券は有価証券市場の価格変動リスクを負っているため、合理的な基準に基づいて減損処理を行っております。将来、有価証券市場が悪化した場合には有価証券評価損が発生する可能性があります。
ハ 固定資産の減損
収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった固定資産については、一定の条件の下で回収可能性を反映させるように、減損処理を行っております。資産又は資産グループの回収可能価額は、正味売却価額(資産又は資産グループの時価から処分費用見込額を控除して算定される価額)と使用価値(資産又は資産グループの継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュ・フローの現在価値)のいずれか高い金額であることから、固定資産の減損損失の金額は合理的な仮定及び予測に基づく将来キャッシュ・フローの見積りに依存しております。したがって、関連する事業の環境が変化した場合、固定資産の使用方法を変更した場合又は不動産取引相場や賃料相場等が変動した場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。
ニ 繰延税金資産
繰延税金資産の回収可能性の判断に際して、将来の課税所得を合理的に見積もっております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積額が変動した場合は繰延税金資産が変動する可能性があります。
ホ 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えて、回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しております。貸付先の財務状況の変化などにより、回収不能となった金額や貸倒引当金の計上額が、当初の見積額から変動する可能性があります。
ヘ 支払備金
保険契約に基づいて支払義務が発生した、又は発生したと認められる保険金等のうち、まだ支払っていない金額を見積もり、支払備金として積み立てております。損害調査の進展、裁判等の結果や為替の変動などにより保険金等の支払額や支払備金の計上額が、当初の見積額から変動する可能性があります。
ト 責任準備金等
保険契約に基づく将来における債務の履行に備えるため、責任準備金等を積み立てております。当初想定した環境・条件等が大きく変動し予期せぬ損害の発生が見込まれる場合には、責任準備金等の積増しが必要になる可能性があります。
チ 退職給付費用及び退職給付債務
退職給付費用及び退職給付債務は、割引率や将来の退職率及び死亡率など、いくつかの前提条件に基づいて算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件を変更する必要が生じた場合には、将来の退職給付費用及び退職給付債務が変動する可能性があります。
なお、上記のうち「ハ 固定資産の減損」及び「ヘ 支払備金」については、関連する事項を「第5 経理の状況」の「重要な会計上の見積り」に記載しております。
④ 目標とする経営指標等の分析等
目標項目2021年度2022年度
実績修正予想実績
グループ修正利益 (億円)3,4711,7001,727
国内損害保険事業 (億円)2,3071,3901,180
国内生命保険事業 (億円)757280347
海外事業 (億円)34310179
金融サービス/リスク
関連サービス事業 (億円)
632020
グループ修正ROE9.5%4.6%4.8%
ESR(Economic Solvency Ratio)228%-228%

(注)グループ修正利益=連結当期利益+異常危険準備金等繰入・戻入額-その他特殊要因(のれん・その他無形
固定資産償却額等)+非連結グループ会社持分利益
グループ修正ROE=グループ修正利益÷期初・期末平均修正純資産(除く新株予約権・非支配株主持分)
修正純資産=連結純資産+異常危険準備金等-のれん・その他無形固定資産
ESR=時価純資産÷統合リスク量(信頼水準99.5%)
2025年度までの中期経営計画の初年度となる2022年度は、自然災害や新型コロナウイルス感染症、コロナ禍からの回復に伴う経済活動の活発化による自動車損害率の上昇、大口保険事故の発生などの影響により、グループ修正利益とグループ修正ROEは2021年度を下回りましたが、期中に公表した修正予想を上回る水準を達成しました。財務健全性を表すESRは、目標とする幅(180~250%)の範囲内を維持しております。
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⑤ 問題認識と今後の方針について
問題認識と今後の方針は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しているとおりであります。

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