有価証券報告書-第95期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/24 12:12
【資料】
PDFをみる
【項目】
135項目
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
繰延税金資産
退職給付に係る負債1,705百万円1,675百万円
税務上の繰越欠損金(注)25,898百万円8,155百万円
減損損失214百万円265百万円
資産除去債務10百万円10百万円
減価償却超過額775百万円731百万円
譲渡損益調整資産289百万円266百万円
その他435百万円324百万円
繰延税金資産小計9,330百万円11,429百万円
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2△5,713百万円△8,154百万円
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額△966百万円△2,984百万円
評価性引当額小計(注)1△6,680百万円△11,138百万円
繰延税金資産合計2,650百万円290百万円
繰延税金負債
資産除去債務に対応する除去費用△3百万円△3百万円
その他有価証券評価差額金△5百万円△12百万円
退職給与負債調整勘定△281百万円△269百万円
その他△21百万円△12百万円
繰延税金負債合計△312百万円△297百万円
繰延税金資産純額2,337百万円△6百万円

(注)1.評価性引当額が4,458百万円増加しております。この増加の主な内容は、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討し、新型コロナウイルスの影響を反映した今後の見通し及び将来収益力等を勘案した結果、繰延税金資産を取崩したことによるものであります。詳細は、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表][注記事項](重要な会計上の見積り)に記載しております。
(注)2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2020年3月31日)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超合計
税務上の繰越欠損金(a)1543653842515,0385,898百万円
評価性引当額△154△310△3△57△164△5,023△5,713百万円
繰延税金資産55278715(b)185百万円

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金5,898百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産185百万円を計上しております。当該繰延税金資産185百万円は、主として連結親会社㈱ロイヤルホテルにおける税務上の繰越欠損金の残高5,331百万円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金(法定実効税率を乗じた額)は、㈱ロイヤルホテルが2013年3月期に連結子会社であった旧㈱リーガロイヤルホテル新居浜を事業譲渡した際に、同社に対する債権に係る貸倒損失を税務上損金算入したことにより生じたものと、2018年3月期に連結子会社であった旧㈱アール・ピー・ビルディングの合併により承継したものであり、将来の課税所得の見込みを慎重に検討した結果、その一部を回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。
当連結会計年度(2021年3月31日)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超合計
税務上の繰越欠損金(a)365384251597,3908,155百万円
評価性引当額△365△3△84△251△59△7,389△8,154百万円
繰延税金資産1(b) 1百万円

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金8,155百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産1百万円を計上しております。当該繰延税金資産1百万円は、連結子会社の㈱東京ロイヤルホテルにおける税務上の繰越欠損金の残高12百万円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度及び当連結会計年度は、税金等調整前当期純損失であるため注記を省略しております。