有価証券報告書-第69期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、コロナウイルス禍の影響を大きく受け、プレー料金の低廉化傾向も一段と強まるなど、営業環境
は厳しさを増しています。こうした中、天候要因も加わり、当倶楽部は4期連続の赤字を余儀なくされています。ま
た、会員高齢化に対応したプレー環境の整備、効率化のためのICT投資、老朽化設備の更新が課題となっておりま
す。
コロナ対策としては、受付での検温、各所での消毒、クラブハウス内のマスク着用、レストランや会議室での3
密防止、スループレーの推奨等の予防措置を施し、プレーヤーが安全、安心していただけるよう細心の注意をもっ
て感染防止に努めてきました。
このような状況下、当倶楽部におきまして、優待制度やビジター割引制度の利用促進など集客対策を講じました
が、4月の強風・倒木被害、9月の台風によるクローズ、コロナ禍による2度に亘る緊急事態宣言の発出により、来場
者数は4月~6月で前年比半減、通期で4,056名減少の27,185名となりました。
営業収益は、特にビジター来場者が前年同期比4,784名減少したことにより、前年同期に比べ78,075千円(13.2%)減収の510,103千円となりました。
費用の面では、大洗町の借地料減額、松くい虫防除費の削減等により、営業費用は536,354千円(前年同期比
7.6%減)、一般管理費は125,571千円(前年同期比2.4%減)の費用合計661,925千円となり、営業損失は151,822千
円(前年同期比25.6%増)になりました。
営業外収益は、生前贈与の奨励による継続会員制度の導入、名義書換手数料の値上げにより、124,522千円(前年
同期比57.7%増)となりました。
その結果、税引前当期純損失は27,299千円となり、前年同期に比べ14,645千円のと損失減少となりました。
また、総資産合計は967,794千円であり、負債合計490,754千円、純資産合計は477,040千円であり、財務健全性に
支障のない財政状態を維持しているものと判断しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて、その他営業外収益の受取額114,596千円が生じましたが、税引前当期純損失の計上や固定負債の減少等により19,720千円の減少となり、投資活動によるキャッシュ・フローにおいては、有形固定資産の取得による支出が14,568千円生じました。その結果、当事業年度中において資金は38,396千円減少し、当事業年度末には318,560千円(前年同期比10.7%減少)になりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は19,720千円となり、前年同期に比べ727千円の減少になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、16,518千円(前年同期比9,272千円減)となりました。
主な要因は、ハウス関連事業15,062千円、乗用目土散布機1,850千円等有形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2,158千円となりました。
コンピューター機器に係るリース債務の返済によるものであります。
③(生産・受注及び販売の実績)
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント関連の記載は省略しております。
a.来場者数
b.ロッジ利用者数
(C)最近2期間の収入実績
(注) 1.上記金額には、消費税等が含まれておりません。
(2)(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。財務諸表の作成に当たっては、決算日における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数字に影響を与える見積りについては、過去の実績や状況に応じ、合理的と見られる見積りおよび判断によって行っています。
② 当事業年度の経営成績の分析
来場者総数は27,185名で前期比4,056名減少(12.9%減)しましたが、コロナ禍による移動の自粛及びプレー料金の低廉化が進む厳しい営業環境が続く中、営業収益は510,103千円、前期比78,075千円(13.2%減)の減収となりました。当事業年度におきましては、年会費や名義書換手数料等の引き上げを行いましたが、ビジター来場者の減少が大きく影響し、当期純損失は27,922千円となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
コロナ禍による移動の自粛や、強風による倒木被害及び台風によるクローズ等で来場者数の減少、及びプレー料
金の低価格化が営業成績に重要な影響を及ぼします。
④ 戦略的現状と見通し
コロナ禍は変異ウイルスの拡大が懸念されており、大都市を中心に緊急事態宣言が断続的に発出されている現状
から、茨城県内を中心にゴルフ関連業者等への営業強化を図り、来場者の増加を図って参ります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当期末資金残高は318,560千円となり、前期比38,396千円減少しております。当該資金を原資として、当社財務健全性を堅持しつつ将来におけるコースメンテナンスに備えることが必要となっております。キャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要、②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在のゴルフ場経営を取巻く事業環境が厳しく、本県内外を問わず来場者数の増加促進が極めて重要であると認識しております。かかる状況認識に基づき、各種イベント開催や潜在的顧客を開発するための営業施策を企画立案の上その実践に尽力しております。
また当社ゴルフ場の提供するサービスやその品質を低下させることなく、諸経費の圧縮に取り組みながら、健全経営の構築に努めております。
なお、本記載において将来に関する事項は当期末時点に拠るものであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、コロナウイルス禍の影響を大きく受け、プレー料金の低廉化傾向も一段と強まるなど、営業環境
は厳しさを増しています。こうした中、天候要因も加わり、当倶楽部は4期連続の赤字を余儀なくされています。ま
た、会員高齢化に対応したプレー環境の整備、効率化のためのICT投資、老朽化設備の更新が課題となっておりま
す。
コロナ対策としては、受付での検温、各所での消毒、クラブハウス内のマスク着用、レストランや会議室での3
密防止、スループレーの推奨等の予防措置を施し、プレーヤーが安全、安心していただけるよう細心の注意をもっ
て感染防止に努めてきました。
このような状況下、当倶楽部におきまして、優待制度やビジター割引制度の利用促進など集客対策を講じました
が、4月の強風・倒木被害、9月の台風によるクローズ、コロナ禍による2度に亘る緊急事態宣言の発出により、来場
者数は4月~6月で前年比半減、通期で4,056名減少の27,185名となりました。
営業収益は、特にビジター来場者が前年同期比4,784名減少したことにより、前年同期に比べ78,075千円(13.2%)減収の510,103千円となりました。
費用の面では、大洗町の借地料減額、松くい虫防除費の削減等により、営業費用は536,354千円(前年同期比
7.6%減)、一般管理費は125,571千円(前年同期比2.4%減)の費用合計661,925千円となり、営業損失は151,822千
円(前年同期比25.6%増)になりました。
営業外収益は、生前贈与の奨励による継続会員制度の導入、名義書換手数料の値上げにより、124,522千円(前年
同期比57.7%増)となりました。
その結果、税引前当期純損失は27,299千円となり、前年同期に比べ14,645千円のと損失減少となりました。
また、総資産合計は967,794千円であり、負債合計490,754千円、純資産合計は477,040千円であり、財務健全性に
支障のない財政状態を維持しているものと判断しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて、その他営業外収益の受取額114,596千円が生じましたが、税引前当期純損失の計上や固定負債の減少等により19,720千円の減少となり、投資活動によるキャッシュ・フローにおいては、有形固定資産の取得による支出が14,568千円生じました。その結果、当事業年度中において資金は38,396千円減少し、当事業年度末には318,560千円(前年同期比10.7%減少)になりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は19,720千円となり、前年同期に比べ727千円の減少になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、16,518千円(前年同期比9,272千円減)となりました。
主な要因は、ハウス関連事業15,062千円、乗用目土散布機1,850千円等有形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2,158千円となりました。
コンピューター機器に係るリース債務の返済によるものであります。
③(生産・受注及び販売の実績)
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント関連の記載は省略しております。
a.来場者数
| 期間 | 収容能力 (人) | 種類 | 日・祝日 (人) | 土曜日 (人) | 平日 (人) | 小計 (人) | 合計 (人) | 稼働率 (%) |
| 第68期自 平成31年4月1日至 令和2年3月31日 | 43,120 | メンバー | 5,896 | 2,487 | 6,400 | 14,783 | 31,241 | 72.5 |
| ビジター | 1,383 | 2,849 | 12,226 | 16,458 | ||||
| 第69期自 令和2年4月1日至 令和3年3月31日 | 42,700 | メンバー | 5,990 | 2,824 | 6,697 | 15,511 | 27,185 | 63.7 |
| ビジター | 679 | 1,534 | 9,461 | 11,674 |
b.ロッジ利用者数
| 期間 | 収容能力 (人) | 種類 | 宿泊者数 (人) | 合計 | 稼働率 (%) | 摘要 |
| 第68期自 平成31年4月1日至 令和2年3月31日 | 10,164 | メンバー | 479 | 2,019 | 19.9 | |
| ビジター | 1,540 | |||||
| 第69期自 令和2年4月1日至 令和3年3月31日 | 10,065 | メンバー | 313 | 1,062 | 10.4 | |
| ビジター | 749 |
(C)最近2期間の収入実績
| 期別 科目 | 第68期自 平成31年4月1日至 令和2年3月31日 | 第69期自 令和2年4月1日至 令和3年3月31日 | |
| 金額(千円) | 金額(千円) | ||
| 1.ゴルフ収入 | 290,437 | 263,270 | |
| 内訳 | 年会費 | 79,248 | 124,450 |
| ロッカーフィ | 7,665 | 6,933 | |
| メンバーフィ | 20,280 | 21,021 | |
| ビジターフィ | 178,587 | 106,286 | |
| 競技参加料 | 4,659 | 4,580 | |
| 2.食堂収入 | 99,498 | 72,937 | |
| 3.その他の収入 | 198,243 | 173,896 | |
| 内訳 | キャディフィ | 99,905 | 101,230 |
| 売店収入 | 6,990 | 5,322 | |
| ロッジ収入 | 7,182 | 3,941 | |
| 厚生費収入 | 15,579 | 13,483 | |
| 施設費 | 49,853 | 43,146 | |
| 雑売上 | 18,173 | 6,280 | |
| 販売手数料 | 561 | 493 | |
| 計 | 588,178 | 510,103 | |
(注) 1.上記金額には、消費税等が含まれておりません。
(2)(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。財務諸表の作成に当たっては、決算日における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数字に影響を与える見積りについては、過去の実績や状況に応じ、合理的と見られる見積りおよび判断によって行っています。
② 当事業年度の経営成績の分析
来場者総数は27,185名で前期比4,056名減少(12.9%減)しましたが、コロナ禍による移動の自粛及びプレー料金の低廉化が進む厳しい営業環境が続く中、営業収益は510,103千円、前期比78,075千円(13.2%減)の減収となりました。当事業年度におきましては、年会費や名義書換手数料等の引き上げを行いましたが、ビジター来場者の減少が大きく影響し、当期純損失は27,922千円となりました。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
コロナ禍による移動の自粛や、強風による倒木被害及び台風によるクローズ等で来場者数の減少、及びプレー料
金の低価格化が営業成績に重要な影響を及ぼします。
④ 戦略的現状と見通し
コロナ禍は変異ウイルスの拡大が懸念されており、大都市を中心に緊急事態宣言が断続的に発出されている現状
から、茨城県内を中心にゴルフ関連業者等への営業強化を図り、来場者の増加を図って参ります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当期末資金残高は318,560千円となり、前期比38,396千円減少しております。当該資金を原資として、当社財務健全性を堅持しつつ将来におけるコースメンテナンスに備えることが必要となっております。キャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要、②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在のゴルフ場経営を取巻く事業環境が厳しく、本県内外を問わず来場者数の増加促進が極めて重要であると認識しております。かかる状況認識に基づき、各種イベント開催や潜在的顧客を開発するための営業施策を企画立案の上その実践に尽力しております。
また当社ゴルフ場の提供するサービスやその品質を低下させることなく、諸経費の圧縮に取り組みながら、健全経営の構築に努めております。
なお、本記載において将来に関する事項は当期末時点に拠るものであります。