有価証券報告書-第68期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるゴルフ場業界は、高齢化の進展や若者のゴルフ離れなどによりゴルフ人口は減少傾向にあり、プレー料金の低廉化の傾向も一段と強まり、営業環境は一段と厳しさを増しています。こうした中、天候要因も加わり、当倶楽部は3期連続の赤字を余儀なくされています。また、30年経過したグリーンの更新、会員高齢化に対応したプレー環境の設備、効率化のためICT投資、老朽化設備の更新が課題となっております。
このような状況下、当倶楽部におきまして、営業活動の強化、優待制度やビジター割引制度の利用促進など集客対策を講じましたが、9月10月の台風によるクローズ、3月の新型コロナウィルス等の影響もあり、来場者数は前年同期に比べ1,650名の減少の31,241名となりました。
営業収益は、ビジター割引制度による客単価が減少したことにより、前年同期に比べ22,051千円(3.6%)減収の588,178千円となりました。
費用の面では、茨城県の借地料減額、退職給付費用の減少等により、営業費用は580,451千円(前年同期比1.3%減)、一般管理費は128,626千円(前年同期比2.0%減)の費用合計709,077千円となり、営業損失は120,899千円(前年同期比10.8%増)となりました。
営業外収益は、名義書換件数が減少し、78,955千円(前年同期比22.4%減)となりました。
その結果税引前当期純損失は41,944千円の損失計上となり、前年同期に比べ34,546千円の損失が拡大しておりま
す。
また、総資産合計は1,011,465千円であり、負債合計は506,503千円、純資産合計は504,963千円であり、財務健全
性に支障のない財政状態を維持しているものと判断しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて、営業外収益の受取額79,486千円が生じましたが、税引前当期純損失の計上や固定負債の減少等により18,993千円の減少となり、投資活動によるキャッシュ・フローにおいては、有形固定資産の取得による支出が25,205千円生じました。その結果、当事業年度中において資金は46,761千円減少し、当事業年度末には356,956千円(前年同期比11.6%減少)になりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は18,993千円となり、前年同期に比べ30,105千円の減少になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、25,790千円(前年同期比4,465千円減)となりました。
主な要因は、ハウス・ロッジ関連事業16,716千円、乗用3連グリーンモア(中古)2,379千円等有形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,978千円となりました。
当事業年度に取得したコンピューター機器に係るリース債務の返済によるものであります。
③(生産・受注及び販売の実績)
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント関連の記載は省略しております。
a.来場者数
b.ロッジ利用者数
(C)最近2期間の収入実績
(注) 1.上記金額には、消費税等が含まれておりません。
(2)(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。財務諸表の作成に当たっては、決算日における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数字に影響を与える見積りについては、過去の実績や状況に応じ、合理的と見られる見積りおよび判断によって行っています。
② 当事業年度の経営成績の分析
来場者総数は31,241名で前期比1,650名減少(5.0%減)しましたが、高齢化の進展、若者のゴルフ離れなどによるゴルフ人口の減少及びプレー料金の低廉化が進む厳しい営業環境が続く中、営業収益は588,178千円、前期比22,051千円(3.6%減)の減収となりました。当事業年度におきましては、ビジター割引制度による客単価の減少及び名義書換手数料の減少が大きく影響し、当期純損失は42,567千円となり、前事業年度と比較して34,545千円損失が増加しております。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
天候不順及び台風、冬季の降雪によるクローズ等による来場者数の減少及びプレー料金の低価格化が経営成績に重要な影響を及ぼします。
④ 戦略的現状と見通し
ゴルフ人口の減少などの影響によりプレー料金の低廉化が進み、ゴルフ場間の集客競争は一段と激しさを増しておりますので、ソフト、ハード両面の向上に努め来場者の増加をはかっております。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
3期連続の損失計上となり、資金が前期比46,761千円減少して当期末資金の残高は356,956千円となっております。当該資金を以って、財務健全性をはかると共に将来におけるコースメンテナンスに備えることが必要になっております。キャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要、②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在のゴルフ界の事業環境が厳しく、来場者数が健全経営を維持できる数に達していないと思っております。営業力の強化をして来場者数の増加を図ること及び諸経費の圧縮に取り組みながら、サービスの質を低下させることなく、健全経営の構築に努めております。
なお、本記載において将来に関する事項は当期末時点に拠るものであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるゴルフ場業界は、高齢化の進展や若者のゴルフ離れなどによりゴルフ人口は減少傾向にあり、プレー料金の低廉化の傾向も一段と強まり、営業環境は一段と厳しさを増しています。こうした中、天候要因も加わり、当倶楽部は3期連続の赤字を余儀なくされています。また、30年経過したグリーンの更新、会員高齢化に対応したプレー環境の設備、効率化のためICT投資、老朽化設備の更新が課題となっております。
このような状況下、当倶楽部におきまして、営業活動の強化、優待制度やビジター割引制度の利用促進など集客対策を講じましたが、9月10月の台風によるクローズ、3月の新型コロナウィルス等の影響もあり、来場者数は前年同期に比べ1,650名の減少の31,241名となりました。
営業収益は、ビジター割引制度による客単価が減少したことにより、前年同期に比べ22,051千円(3.6%)減収の588,178千円となりました。
費用の面では、茨城県の借地料減額、退職給付費用の減少等により、営業費用は580,451千円(前年同期比1.3%減)、一般管理費は128,626千円(前年同期比2.0%減)の費用合計709,077千円となり、営業損失は120,899千円(前年同期比10.8%増)となりました。
営業外収益は、名義書換件数が減少し、78,955千円(前年同期比22.4%減)となりました。
その結果税引前当期純損失は41,944千円の損失計上となり、前年同期に比べ34,546千円の損失が拡大しておりま
す。
また、総資産合計は1,011,465千円であり、負債合計は506,503千円、純資産合計は504,963千円であり、財務健全
性に支障のない財政状態を維持しているものと判断しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて、営業外収益の受取額79,486千円が生じましたが、税引前当期純損失の計上や固定負債の減少等により18,993千円の減少となり、投資活動によるキャッシュ・フローにおいては、有形固定資産の取得による支出が25,205千円生じました。その結果、当事業年度中において資金は46,761千円減少し、当事業年度末には356,956千円(前年同期比11.6%減少)になりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は18,993千円となり、前年同期に比べ30,105千円の減少になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、25,790千円(前年同期比4,465千円減)となりました。
主な要因は、ハウス・ロッジ関連事業16,716千円、乗用3連グリーンモア(中古)2,379千円等有形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,978千円となりました。
当事業年度に取得したコンピューター機器に係るリース債務の返済によるものであります。
③(生産・受注及び販売の実績)
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント関連の記載は省略しております。
a.来場者数
| 期間 | 収容能力 (人) | 種類 | 日・祝日 (人) | 土曜日 (人) | 平日 (人) | 小計 (人) | 合計 (人) | 稼働率 (%) |
| 第67期自 平成30年4月1日至 平成31年3月31日 | 42,980 | メンバー | 6,150 | 2,611 | 6,726 | 15,487 | 32,891 | 76.5 |
| ビジター | 1,605 | 3,093 | 12,706 | 17,404 | ||||
| 第68期自 平成31年4月1日至 令和2年3月31日 | 43,120 | メンバー | 5,896 | 2,487 | 6,400 | 14,783 | 31,241 | 72.5 |
| ビジター | 1,383 | 2,849 | 12,226 | 16,458 |
b.ロッジ利用者数
| 期間 | 収容能力 (人) | 種類 | 宿泊者数 (人) | 合計 | 稼働率 (%) | 摘要 |
| 第67期自 平成30年4月1日至 平成31年3月31日 | 10,131 | メンバー | 463 | 2,082 | 20.6 | |
| ビジター | 1,619 | |||||
| 第68期自 平成31年4月1日至 令和2年3月31日 | 10,164 | メンバー | 479 | 2,019 | 19.9 | |
| ビジター | 1,540 |
(C)最近2期間の収入実績
| 期別 科目 | 第67期自 平成30年4月1日至 平成31年3月31日 | 第68期自 平成31年4月1日至 令和2年3月31日 | |
| 金額(千円) | 金額(千円) | ||
| 1.ゴルフ収入 | 311,340 | 290,437 | |
| 内訳 | 年会費 | 79,695 | 79,248 |
| ロッカーフィ | 7,949 | 7,665 | |
| メンバーフィ | 21,209 | 20,280 | |
| ビジターフィ | 197,911 | 178,587 | |
| 競技参加料 | 4,576 | 4,659 | |
| 2.食堂収入 | 102,415 | 99,498 | |
| 3.その他の収入 | 196,474 | 198,243 | |
| 内訳 | キャディフィ | 105,153 | 99,905 |
| 売店収入 | 7,419 | 6,990 | |
| ロッジ収入 | 6,933 | 7,182 | |
| 厚生費収入 | 16,382 | 15,579 | |
| 施設費 | 52,421 | 49,853 | |
| 雑売上 | 7,600 | 18,173 | |
| 販売手数料 | 566 | 561 | |
| 計 | 610,229 | 588,178 | |
(注) 1.上記金額には、消費税等が含まれておりません。
(2)(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。財務諸表の作成に当たっては、決算日における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数字に影響を与える見積りについては、過去の実績や状況に応じ、合理的と見られる見積りおよび判断によって行っています。
② 当事業年度の経営成績の分析
来場者総数は31,241名で前期比1,650名減少(5.0%減)しましたが、高齢化の進展、若者のゴルフ離れなどによるゴルフ人口の減少及びプレー料金の低廉化が進む厳しい営業環境が続く中、営業収益は588,178千円、前期比22,051千円(3.6%減)の減収となりました。当事業年度におきましては、ビジター割引制度による客単価の減少及び名義書換手数料の減少が大きく影響し、当期純損失は42,567千円となり、前事業年度と比較して34,545千円損失が増加しております。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
天候不順及び台風、冬季の降雪によるクローズ等による来場者数の減少及びプレー料金の低価格化が経営成績に重要な影響を及ぼします。
④ 戦略的現状と見通し
ゴルフ人口の減少などの影響によりプレー料金の低廉化が進み、ゴルフ場間の集客競争は一段と激しさを増しておりますので、ソフト、ハード両面の向上に努め来場者の増加をはかっております。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
3期連続の損失計上となり、資金が前期比46,761千円減少して当期末資金の残高は356,956千円となっております。当該資金を以って、財務健全性をはかると共に将来におけるコースメンテナンスに備えることが必要になっております。キャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要、②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在のゴルフ界の事業環境が厳しく、来場者数が健全経営を維持できる数に達していないと思っております。営業力の強化をして来場者数の増加を図ること及び諸経費の圧縮に取り組みながら、サービスの質を低下させることなく、健全経営の構築に努めております。
なお、本記載において将来に関する事項は当期末時点に拠るものであります。