有価証券報告書-第37期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 10:02
【資料】
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【項目】
113項目

対処すべき課題

・中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題
当社グループは、平成23年度から平成28年度までの6ヵ年における中長期経営ビジョンをのもと、最終年度である平成28年度の経営目標として、「売上高経常利益率15%」を掲げております。
また、このたび、第3次中期経営計画(平成26年度から平成28年度)を新たに策定し、中長期経営ビジョンに沿って、「新しい価値創出へのチャレンジ」をテーマに、3つの基本方針を掲げて推進しております。
⦅中長期経営ビジョン⦆
インターネット等の技術革新や経営環境の変化に適応して、お客様の視点に立ち、お客様に喜んで頂ける新しい価値(経営システム・経営ノウハウ・経営情報サービス)を提供し、お客様の経営イノベーションを推進します。
~ 中小企業のIT化を支援し、中小企業を元気にします ~
⦅第3次中期経営計画(平成26年度~平成28年度)基本方針⦆
1顧客基盤を拡大するための販売戦力の増強と販路拡大
2新たな顧客を創造する新製品・サービスの開発・提供
3新規事業による新たな収益基盤の確立

⦅経営目標⦆
第3次中期経営計画の最終年度である平成28年度の経営目標は以下のとおりです。
売上高260億円
経常利益40億円
経常利益率15%

<対処すべき課題(または、基本方針を達成するための取り組み)>当社グループは、第3次中期経営計画を推進する上で、以下の項目を主な対処すべき課題として認識しております。
(1)顧客基盤を拡大するための販売戦力の増強と販路拡大
①専門性を最大限に発揮した提案型営業モデルの推進
②営業・サポート要員の増強と市場ポテンシャルに合わせたリソース配分の適正化
③パートナー事業体制の抜本改革による間接販売の拡大
④顧客サポート体制及び経営情報サービスの充実による顧客満足度の向上
⑤積極的な広告宣伝活動によるMJSブランドの構築
(2)新たな顧客を創造する新製品・サービスの開発・提供
①マルチデバイスに対応したクラウドサービスの開発
②顧客拡大・新規市場開拓のための調査・研究活動の強化
③グループ企業及び協業会社との積極的な共同開発の推進
④既存製品の統廃合及び開発効率の向上による開発リソースの有効活用
⑤経営戦略に即した開発投資計画と成果のモニタリング
(3)新規事業による新たな収益基盤の確立
①利益率向上のための事業ポートフォリオの再設計
②中小企業の事業再生支援サービスへの参入
③ネットビジネスの積極的な推進
④クラウド技術を活用した海外事業展開の基盤構築
このような取り組みを継続し、新たな経営目標を達成することにより、すべてのステークホルダーの皆様のご期待にお応えできるよう、今後も企業価値の向上に向けて一層努力してまいります。