四半期報告書-第45期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、259,692百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,615百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金の減少などによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、180,390百万円となり、前連結会計年度末に比べ17,338百万円の減少となりました。主な要因は、その他(未払金)、長期借入金の減少などによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、79,302百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,722百万円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものであります。
この結果、自己資本比率は30.5%となり、前連結会計年度末に比べ3.1ポイントの増加となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う経済活動の正常化が進む一方、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源・エネルギー価格や原材料の高騰、円安による物価上昇など、依然として先行き不透明な状況が継続いたしました。
このような中、当社グループにおきましても食材費や人件費の上昇などの影響を受けましたが、留学生の入寮契約の回復・増加、また、2023年9月における訪日外国人客数がコロナ前の2019年同月の96%(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)まで回復するなどインバウンドの力強い回復に加え、全国旅行支援策の延長などもあり、寮事業、ホテル事業共に業績が回復いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は98,662百万円(前年同期比18.7%増)、営業利益は8,396百万円(前年同期比112.8%増)、経常利益は8,212百万円(前年同期比117.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,704百万円(前年同期比105.2%増)と大幅な増益となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①寮事業
寮事業では、4月に全国で合計12事業所、1,037室を新たに開業いたしました。当社寮事業所の安心・安全性を改めてご評価いただき日本人学生の契約数が増加したことに加え、入国制限が解除され留学生の契約数が大幅に増加したことなどにより、期初稼働率は98.2%(前年と比べ4.7ポイント増)でのスタートとなりました。
この結果、売上高は26,183百万円(前年同期比5.1%増)となり、営業利益は2,964百万円(前年同期比32.4%増)となりました。
②ホテル事業
ホテル事業では、当期にドーミーイン事業で『天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森』、リゾート事業で『ラビスタ観音崎テラス』の2事業所をオープンいたしました。
入国制限の解除に伴う国際線の運航再開や増便、及び円安などによりインバウンドが大幅に増加したほか、国内におきましても全国旅行支援策の延長や夏季レジャー需要の増加などを背景とした中、海外で開催された旅行博でのPR活動や国内向け旅行キャンペーンの実施などの積極的な販売促進も功を奏し、高稼働にて推移いたしました。また、人件費や原材料費などのコストインフレーションに対応するべく販売価格の適正化にも取り組んでまいりました。
この結果、客室単価は過去最高水準となり、売上高は60,576百万円(前年同期比30.3%増)、営業利益は7,271百万円(前年同期比163.8%増)となりました。
③総合ビルマネジメント事業
総合ビルマネジメント事業では、改修工事案件が増加したことなどにより、売上高は10,220百万円(前年同期比26.9%増)となり、営業利益は212百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
④フーズ事業
フーズ事業では、ホテルレストランの受託案件が増加したものの、食材費や人件費の増加などにより、売上高は5,218百万円(前年同期比19.9%増)となり、営業利益は91百万円(前年同期比32.3%減)となりました。
⑤デベロップメント事業
デベロップメント事業では、不動産の売却により増収となったものの、新築工事案件が減少したことなどにより、売上高は618百万円(前年同期比5.6%増)となり、営業利益は4百万円(前年同期比83.7%減)となりました。
⑥その他事業
その他事業は、シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)、PKP事業(自治体向け業務受託事業)、単身生活者支援事業、保険代理店事業、総合人材サービス事業、融資事業及び事務代行業であります。これらの事業の合計は、売上高8,016百万円(前年同期比3.0%増)、営業損失は20百万円(前年同期は51百万円の利益)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ17,587百万円減少し、38,063百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前四半期純利益の影響により、前年同期に比べ8,896百万円収入が増加し、7,924百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得による支出の影響により、前年同期に比べ11,940百万円支出が増加し、16,471百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、長期借入金の返済による支出の影響により、前年同期に比べ4,189百万円支出が増加し、9,057百万円の支出となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、189百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」をご参照下さい。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、259,692百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,615百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金の減少などによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、180,390百万円となり、前連結会計年度末に比べ17,338百万円の減少となりました。主な要因は、その他(未払金)、長期借入金の減少などによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、79,302百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,722百万円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものであります。
この結果、自己資本比率は30.5%となり、前連結会計年度末に比べ3.1ポイントの増加となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う経済活動の正常化が進む一方、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源・エネルギー価格や原材料の高騰、円安による物価上昇など、依然として先行き不透明な状況が継続いたしました。
このような中、当社グループにおきましても食材費や人件費の上昇などの影響を受けましたが、留学生の入寮契約の回復・増加、また、2023年9月における訪日外国人客数がコロナ前の2019年同月の96%(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)まで回復するなどインバウンドの力強い回復に加え、全国旅行支援策の延長などもあり、寮事業、ホテル事業共に業績が回復いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は98,662百万円(前年同期比18.7%増)、営業利益は8,396百万円(前年同期比112.8%増)、経常利益は8,212百万円(前年同期比117.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,704百万円(前年同期比105.2%増)と大幅な増益となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①寮事業
寮事業では、4月に全国で合計12事業所、1,037室を新たに開業いたしました。当社寮事業所の安心・安全性を改めてご評価いただき日本人学生の契約数が増加したことに加え、入国制限が解除され留学生の契約数が大幅に増加したことなどにより、期初稼働率は98.2%(前年と比べ4.7ポイント増)でのスタートとなりました。
この結果、売上高は26,183百万円(前年同期比5.1%増)となり、営業利益は2,964百万円(前年同期比32.4%増)となりました。
②ホテル事業
ホテル事業では、当期にドーミーイン事業で『天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森』、リゾート事業で『ラビスタ観音崎テラス』の2事業所をオープンいたしました。
入国制限の解除に伴う国際線の運航再開や増便、及び円安などによりインバウンドが大幅に増加したほか、国内におきましても全国旅行支援策の延長や夏季レジャー需要の増加などを背景とした中、海外で開催された旅行博でのPR活動や国内向け旅行キャンペーンの実施などの積極的な販売促進も功を奏し、高稼働にて推移いたしました。また、人件費や原材料費などのコストインフレーションに対応するべく販売価格の適正化にも取り組んでまいりました。
この結果、客室単価は過去最高水準となり、売上高は60,576百万円(前年同期比30.3%増)、営業利益は7,271百万円(前年同期比163.8%増)となりました。
③総合ビルマネジメント事業
総合ビルマネジメント事業では、改修工事案件が増加したことなどにより、売上高は10,220百万円(前年同期比26.9%増)となり、営業利益は212百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
④フーズ事業
フーズ事業では、ホテルレストランの受託案件が増加したものの、食材費や人件費の増加などにより、売上高は5,218百万円(前年同期比19.9%増)となり、営業利益は91百万円(前年同期比32.3%減)となりました。
⑤デベロップメント事業
デベロップメント事業では、不動産の売却により増収となったものの、新築工事案件が減少したことなどにより、売上高は618百万円(前年同期比5.6%増)となり、営業利益は4百万円(前年同期比83.7%減)となりました。
⑥その他事業
その他事業は、シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)、PKP事業(自治体向け業務受託事業)、単身生活者支援事業、保険代理店事業、総合人材サービス事業、融資事業及び事務代行業であります。これらの事業の合計は、売上高8,016百万円(前年同期比3.0%増)、営業損失は20百万円(前年同期は51百万円の利益)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ17,587百万円減少し、38,063百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前四半期純利益の影響により、前年同期に比べ8,896百万円収入が増加し、7,924百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有形固定資産の取得による支出の影響により、前年同期に比べ11,940百万円支出が増加し、16,471百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、長期借入金の返済による支出の影響により、前年同期に比べ4,189百万円支出が増加し、9,057百万円の支出となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、189百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」をご参照下さい。