四半期報告書-第40期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、189,345百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,583百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金、建設仮勘定の減少などによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、111,368百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,721百万円の減少となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金、社債の減少などによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、77,977百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,138百万円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものであります。
この結果、自己資本比率は41.2%となり、前連結会計年度末に比べ3.6ポイントの増加となりました。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、大学への進学率の上昇や訪日外国人旅行者数が平成30年に3,000万人を突破し需要の続伸などが見られた一方で、6月以降大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震のほか、相次ぐ大型台風の発生など予期せぬ自然災害に見舞われました。
このような中、当社グループは全社を挙げて自然災害の影響を早期に克服し、中期経営計画の骨子である「顧客満足度の向上」及び「開発の先行的実施」を着実に推進いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高123,886百万円(前年同期比13.9%増)となり、利益につきましては、開業準備費用等約1,320百万円や、お客様満足度向上のための大規模リニューアル費用等約240百万円の発生などがあったものの、不動産流動化による利益もあり、営業利益12,044百万円(前年同期比17.9%増)、経常利益11,756百万円(前年同期比17.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,973百万円(前年同期比19.7%増)と増収増益となり、過去最高益を更新いたしました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①寮事業
寮事業では、期初稼働率97.7%(前年比0.6ポイント減)となりましたが、これは新規の学校様専用寮の竣工時期に伴う一時的な空室の発生等によるものであり、当第3四半期連結累計期間におきましては、学生寮事業において契約数が従来の増加傾向に戻ったことに加え、社員寮事業においても新たに寮制度を導入される企業様が増加したことなどにより契約数が増加いたしました。なお、費用面では、新規事業所オープンに伴う開業準備費用等約130百万円と、既存事業所の大規模リニューアル費用等約100百万円が発生いたしました。
この結果、売上高35,750百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益5,171百万円(前年同期比0.04%増)となりました。
②ホテル事業
ドーミーイン事業では、当期に「天然温泉 南部の湯 ドーミーイン本八戸」、「天然温泉 白糸の湯 ドーミーイン大分」、「天然温泉 浪華の湯 ドーミーイン大阪谷町」、「春日の湯 ドーミーイン後楽園」、「ドーミーイン・global cabin 浜松」、「天然温泉 玉藻の湯 ドーミーイン高松中央公園前」、「global cabin 横浜中華街」、「天然温泉 朝霧の湯 ドーミーインPREMIUMなんばANNEX」の8事業所がオープンいたしました。前述の自然災害による影響もありましたが、インバウンドのお客様が各月とも前期を上回って大幅に増加したほか、多くの国内のお客様にご利用いただいたことも寄与し、運営上重要な指標となるRevPAR(客室稼働率×平均客室単価)も上昇を継続いたしました。
リゾート事業では、当期に「ラビスタ霧島ヒルズ」が九州地方第1号としてオープンいたしました。引き続き皆様に愛され、親しまれるリゾート創りを進めてまいります。当期は、相次ぐ自然災害の影響により一時的に稼働率が低下し、立ち直りに若干時間を要しましたが、顧客満足度向上の推進により、当第3四半期連結会計期間(平成30年10月~12月)におきまして客室単価の上昇と共にRevPARも上昇に転じております。
この結果、売上高は59,545百万円(前年同期比12.3%増)となり、営業利益は、今後オープン予定の新規事業所分を含めた開業準備費用等約1,180百万円、既存事業所の大規模リニューアル費用等約140百万円に加え、自然災害の影響をも吸収して7,496百万円(前年同期比11.7%増)と確かな成長を継続いたしました。
③総合ビルマネジメント事業
総合ビルマネジメント事業では、建設案件の増加に伴い増収となりましたが、ビル管理部門における契約の一部終了などにより減益となりました。この結果、売上高10,903百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益18百万円(前年同期比91.6%減)となりました。
④フーズ事業
フーズ事業では、ホテルレストラン受託事業の案件増加に伴い増収となりましたが、外食事業の開業準備費用等により減益となりました。この結果、売上高5,246百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益84百万円(前年同期比27.9%減)となりました。
⑤デベロップメント事業
デベロップメント事業では、建設案件の遅延などにより減収となりましたが、不動産流動化等により大幅な増益となりました。この結果、売上高14,005百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益1,603百万円(前年同期比162.8%増)となりました。
⑥その他事業
その他事業は、シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)、PKP事業(自治体向け業務受託事業)、単身生活者支援事業、保険代理店事業、総合人材サービス事業、融資事業及び事務代行業であります。これらの事業の合計は、売上高9,296百万円(前年同期比5.0%増)、営業損失57百万円(前年同期は営業損失226百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、217百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」をご参照下さい。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、189,345百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,583百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金、建設仮勘定の減少などによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、111,368百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,721百万円の減少となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金、社債の減少などによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、77,977百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,138百万円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金の増加などによるものであります。
この結果、自己資本比率は41.2%となり、前連結会計年度末に比べ3.6ポイントの増加となりました。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、大学への進学率の上昇や訪日外国人旅行者数が平成30年に3,000万人を突破し需要の続伸などが見られた一方で、6月以降大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震のほか、相次ぐ大型台風の発生など予期せぬ自然災害に見舞われました。
このような中、当社グループは全社を挙げて自然災害の影響を早期に克服し、中期経営計画の骨子である「顧客満足度の向上」及び「開発の先行的実施」を着実に推進いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高123,886百万円(前年同期比13.9%増)となり、利益につきましては、開業準備費用等約1,320百万円や、お客様満足度向上のための大規模リニューアル費用等約240百万円の発生などがあったものの、不動産流動化による利益もあり、営業利益12,044百万円(前年同期比17.9%増)、経常利益11,756百万円(前年同期比17.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,973百万円(前年同期比19.7%増)と増収増益となり、過去最高益を更新いたしました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①寮事業
寮事業では、期初稼働率97.7%(前年比0.6ポイント減)となりましたが、これは新規の学校様専用寮の竣工時期に伴う一時的な空室の発生等によるものであり、当第3四半期連結累計期間におきましては、学生寮事業において契約数が従来の増加傾向に戻ったことに加え、社員寮事業においても新たに寮制度を導入される企業様が増加したことなどにより契約数が増加いたしました。なお、費用面では、新規事業所オープンに伴う開業準備費用等約130百万円と、既存事業所の大規模リニューアル費用等約100百万円が発生いたしました。
この結果、売上高35,750百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益5,171百万円(前年同期比0.04%増)となりました。
②ホテル事業
ドーミーイン事業では、当期に「天然温泉 南部の湯 ドーミーイン本八戸」、「天然温泉 白糸の湯 ドーミーイン大分」、「天然温泉 浪華の湯 ドーミーイン大阪谷町」、「春日の湯 ドーミーイン後楽園」、「ドーミーイン・global cabin 浜松」、「天然温泉 玉藻の湯 ドーミーイン高松中央公園前」、「global cabin 横浜中華街」、「天然温泉 朝霧の湯 ドーミーインPREMIUMなんばANNEX」の8事業所がオープンいたしました。前述の自然災害による影響もありましたが、インバウンドのお客様が各月とも前期を上回って大幅に増加したほか、多くの国内のお客様にご利用いただいたことも寄与し、運営上重要な指標となるRevPAR(客室稼働率×平均客室単価)も上昇を継続いたしました。
リゾート事業では、当期に「ラビスタ霧島ヒルズ」が九州地方第1号としてオープンいたしました。引き続き皆様に愛され、親しまれるリゾート創りを進めてまいります。当期は、相次ぐ自然災害の影響により一時的に稼働率が低下し、立ち直りに若干時間を要しましたが、顧客満足度向上の推進により、当第3四半期連結会計期間(平成30年10月~12月)におきまして客室単価の上昇と共にRevPARも上昇に転じております。
この結果、売上高は59,545百万円(前年同期比12.3%増)となり、営業利益は、今後オープン予定の新規事業所分を含めた開業準備費用等約1,180百万円、既存事業所の大規模リニューアル費用等約140百万円に加え、自然災害の影響をも吸収して7,496百万円(前年同期比11.7%増)と確かな成長を継続いたしました。
③総合ビルマネジメント事業
総合ビルマネジメント事業では、建設案件の増加に伴い増収となりましたが、ビル管理部門における契約の一部終了などにより減益となりました。この結果、売上高10,903百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益18百万円(前年同期比91.6%減)となりました。
④フーズ事業
フーズ事業では、ホテルレストラン受託事業の案件増加に伴い増収となりましたが、外食事業の開業準備費用等により減益となりました。この結果、売上高5,246百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益84百万円(前年同期比27.9%減)となりました。
⑤デベロップメント事業
デベロップメント事業では、建設案件の遅延などにより減収となりましたが、不動産流動化等により大幅な増益となりました。この結果、売上高14,005百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益1,603百万円(前年同期比162.8%増)となりました。
⑥その他事業
その他事業は、シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)、PKP事業(自治体向け業務受託事業)、単身生活者支援事業、保険代理店事業、総合人材サービス事業、融資事業及び事務代行業であります。これらの事業の合計は、売上高9,296百万円(前年同期比5.0%増)、営業損失57百万円(前年同期は営業損失226百万円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、217百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」をご参照下さい。