四半期報告書-第23期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
2020年のスマートフォンを中心としたインターネット広告市場は、前年比11.0%増の18,459億円(注1)と順調な成長が見込まれております。特に動画広告市場の順調な成長が予想され、2020年は前年比26.9%増の3,289億円に拡大し、2023年には5,065億円に達すると予測されております(注2)。
このような環境のもと、当社グループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため「ABEMA」への投資をしつつ、当第3四半期連結累計期間における売上高は357,708百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は28,511百万円(前年同期比21.9%増)、経常利益は28,463百万円(前年同期比22.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,879百万円(前年同期比230.9%増)となりました。
出所 (注1)電通/サイバー・コミュニケーションズ/ D2C/電通デジタル「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」
(注2)当社/デジタルインファクト「国内動画広告の市場動向調査」
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しておりますので、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①メディア事業
メディア事業には、「ABEMA」、「Ameba」、「タップル誕生」等が属しております。
「ABEMA」への投資をしつつ、売上を伸ばし、売上高は39,437百万円(前年同期比15.0%増)、営業損益は13,288百万円の損失計上(前年同期間13,234百万円の損失計上)となりました。
②ゲーム事業
ゲーム事業には、㈱Cygames、㈱Craft Egg、㈱サムザップ等が属しております。
主力タイトルが堅調に推移し、売上高は116,815百万円(前年同期比2.0%増)、営業損益は23,142百万円の利益計上(前年同期比21.6%増)となりました。
③インターネット広告事業
インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、㈱CyberZ等が属しております。
巣ごもり需要が見込める広告主へ営業強化を行い、売上高は204,419百万円(前年同期比5.8%増)、営業損益は17,130百万円の利益計上(前年同期比16.4%増)となりました。
④投資育成事業
投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、㈱サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営等が属しており、売上高は3,675百万円(前年同期比41.8%減)、営業損益は2,931百万円の利益計上(前年同期比39.6%減)となりました。
⑤その他事業
その他事業には、㈱CAM、㈱マクアケ、㈱ゼルビア等が属しており、売上高は14,367百万円(前年同期比2.3%増)、営業損益は1,264百万円の利益計上(前年同期比132.3%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は235,860百万円(前連結会計年度比10,983百万円の増加)となりました。これは、主に利益の拡大に伴う現金及び預金の増加によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は115,497百万円(前連結会計年度比974百万円の増加)となりました。これは、主に前受金及び預り金の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は120,362百万円(前連結会計年度比10,009百万円の増加)となりました。これは、主に非支配株主持分の増加によるものであります。
(自己資本比率)
当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は35.7%(前連結会計年度比0.5ポイント増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3,388百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績の分析
2020年のスマートフォンを中心としたインターネット広告市場は、前年比11.0%増の18,459億円(注1)と順調な成長が見込まれております。特に動画広告市場の順調な成長が予想され、2020年は前年比26.9%増の3,289億円に拡大し、2023年には5,065億円に達すると予測されております(注2)。
このような環境のもと、当社グループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため「ABEMA」への投資をしつつ、当第3四半期連結累計期間における売上高は357,708百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は28,511百万円(前年同期比21.9%増)、経常利益は28,463百万円(前年同期比22.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,879百万円(前年同期比230.9%増)となりました。
出所 (注1)電通/サイバー・コミュニケーションズ/ D2C/電通デジタル「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」
(注2)当社/デジタルインファクト「国内動画広告の市場動向調査」
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しておりますので、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①メディア事業
メディア事業には、「ABEMA」、「Ameba」、「タップル誕生」等が属しております。
「ABEMA」への投資をしつつ、売上を伸ばし、売上高は39,437百万円(前年同期比15.0%増)、営業損益は13,288百万円の損失計上(前年同期間13,234百万円の損失計上)となりました。
②ゲーム事業
ゲーム事業には、㈱Cygames、㈱Craft Egg、㈱サムザップ等が属しております。
主力タイトルが堅調に推移し、売上高は116,815百万円(前年同期比2.0%増)、営業損益は23,142百万円の利益計上(前年同期比21.6%増)となりました。
③インターネット広告事業
インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、㈱CyberZ等が属しております。
巣ごもり需要が見込める広告主へ営業強化を行い、売上高は204,419百万円(前年同期比5.8%増)、営業損益は17,130百万円の利益計上(前年同期比16.4%増)となりました。
④投資育成事業
投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、㈱サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営等が属しており、売上高は3,675百万円(前年同期比41.8%減)、営業損益は2,931百万円の利益計上(前年同期比39.6%減)となりました。
⑤その他事業
その他事業には、㈱CAM、㈱マクアケ、㈱ゼルビア等が属しており、売上高は14,367百万円(前年同期比2.3%増)、営業損益は1,264百万円の利益計上(前年同期比132.3%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は235,860百万円(前連結会計年度比10,983百万円の増加)となりました。これは、主に利益の拡大に伴う現金及び預金の増加によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は115,497百万円(前連結会計年度比974百万円の増加)となりました。これは、主に前受金及び預り金の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は120,362百万円(前連結会計年度比10,009百万円の増加)となりました。これは、主に非支配株主持分の増加によるものであります。
(自己資本比率)
当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は35.7%(前連結会計年度比0.5ポイント増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3,388百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。