四半期報告書-第45期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/13 10:15
【資料】
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【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響が見られたものの、政府による経済政策や金融緩和の効果により、円安、株高へと転じ、輸出の持ち直し等を背景に企業収益が改善して、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
当フィットネス業界におきましては、子どもの習い事ニーズの高まりやシニア世代を中心とした健康志向の高まりを背景に、業界全体としては緩やかな好転の兆しが見られたものの、安価で気軽な中小型店の出店強化などによる企業間競争激化の傾向が見られました。
このような環境の中、当社グループは『0歳から一生涯の健康づくりに貢献する』という経営理念のもと、地域に愛されるクラブづくりに努めてまいりました。
店舗数の状況につきましては、4月より業務受託4店舗の運営を開始し、9月には、「セントラルウェルネスクラブ京成小岩」(東京都葛飾区)をオープンいたしました。また、女性専用HOTスタジオ「スタジオヨガピス」を10月に3店舗(稲毛海岸店・越谷店・八王子店)、12月に1店舗(灘店)をオープンし、更に10月には当社として初となる24時間営業のフィットネスジム1号店「ジムセントラル24神田」、11月にはマシンジムとHOTスタジオを備えた「セントラルスポーツ ジムスタ飯田橋サクラテラス」をオープンし、小型店新業態の出店を強化してまいりました。12月には東京23区としては初となる介護予防専門施設「港区立介護予防総合センター」の受託をスタートし、介護予防プログラムの新たな開発・提供を行うとともに、人材の研修拠点としての役割を担っております。この結果、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は、直営124店舗、業務受託66店舗、その他業態16店舗の合計206店舗となりました。
会員動向につきましては、フィットネス会員、スクール会員とも前年を上回る水準で推移しております。
店舗運営につきましては、10月より「ダンスWAVE」「レスラートレーニング」を含む計5本のスタジオプログラムと、マシンジムエリアの活性化を狙ったジムスモールグループエクササイズ「みんなで筋膜ほぐし」を含む計3本のジムプログラムを導入するなど、新たなプログラムやサービスを開発することでお客様満足度の向上、継続率の向上を図ってまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は38,346百万円(前年同期比6.9%増)、経常利益1,924百万円(前年同期比13.2%増)、四半期純利益は1,085百万円(前年同期比14.1%増)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は前連結会計年度末に比べ407百万円増加し、41,268百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が924百万円増加し、有形固定資産が409百万円、無形固定資産が115百万円減少したこと等によるものです。
負債合計は前連結会計年度末に比べ、307百万円減少し、24,721百万円となりました。その主な要因は、借入金が125百万円、賞与引当金が179百万円、前受金が421百万円減少し、流動負債のその他に含まれる未払消費税等が403百万円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ715百万円増加し、16,547百万円となりました。この結果、自己資本比率は、40.1%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、116百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。