四半期報告書-第24期第1四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/13 15:30
【資料】
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【項目】
25項目
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2018年10月1日から2018年12月31日まで)において当社は、前事業年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による法的枠組みの下、新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力しております。2018年10月1日には、前事業年度より実施している事業構造改革に伴う経営効率化の一環として、完全子会社である株式会社医業経営研究所と株式会社メドセルの2社を吸収合併しました。
2018年12月には、株式会社JUNTEN BIOと同社が学校法人順天堂と共同で開発を行っている臓器移植後の拒絶反応の抑制を目的とした再生医療等製品の製造技術の開発委受託契約を締結いたしました。
また、前事業年度に当社がライセンス契約を締結したHistogenics Corporation(所在地:米国マサチューセッツ州ウォルサム市、以下「ヒストジェニックス社」という。)は、米国で開発中の自家細胞培養軟骨「NeoCart®」について、これまで第Ⅲ相臨床試験のトップラインデータ及び今後の生物学的製剤承認申請(Biologics License Application:BLA)に関して米国食品医薬品局(FDA)と協議しておりましたが、今般、FDAより、BLAには追加の臨床試験が必要である旨の回答があったとの結果を発表しました。これを受けて、ヒストジェニックス社より、自家細胞培養軟骨 「NeoCart®」の米国での開発を一時中断させるとの発表が2018年12月にありました。当社は、今回のヒストジェニックス社によるFDAとの協議結果を受け、同社と今後の対応について協議し、国内における自家細胞培養軟骨「MDNT01」の開発方針を早急に確定する予定でございます。
これらの結果、当第1四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
(金額単位:百万円)
売上高営業損失(△)経常損失(△)四半期純損失(△)1株当たり
四半期純損失
(△)
当第1四半期
累計期間
248△301△308△222△1.88円

当第1四半期累計期間においては、売上高は248百万円となりました。損益面につきましては、構造改革の実施による効果等により営業損失は301百万円、経常損失は308百万円となりました。また、株式会社医業経営研究所と株式会社メドセルの2社を吸収合併したことによる抱合せ株式消滅差益62百万円、貸倒引当金戻入額14百万円、投資有価証券売却益8百万円、新株予約権戻入益1百万円の特別利益の計上等により、四半期純損失は222百万円となりました。
報告セグメント別の経営成績の概況は、以下のとおりであります。
(金額単位:百万円)
報告セグメント調整額
(注)1
四半期損益計算書
計上額(注)2
細胞加工業再生医療等製品事業
売上高セグメント
損失(△)
売上高セグメント
損失(△)
セグメント
損失(△)
売上高セグメント
損失(△)
当第1四半期
累計期間
246△92△131△160248△301

(注)1.セグメント損失(△)の調整額は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っています。
① 細胞加工業
細胞加工業については、細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」・「バリューチェーン事業」・「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開しております。特定細胞加工物製造業では、特定細胞加工物製造委受託契約を締結している医療機関において、一部では患者数の増加が見られるものの、がん免疫治療分野での市場環境の変化等により、患者数の回復が限定的となる一方で、CDMO事業を含め細胞加工事業の新たな顧客獲得に向けた取り組みにも注力いたしました。また、構造改革の実施による細胞培養加工施設の集約化、人員配置の最適化等により、損益が大幅に改善した結果、売上高は246百万円、セグメント損失は9百万円となりました。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業については、再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っております。自家細胞培養軟骨「MDNT01」に係る研究開発投資が想定を下回ったこと等から、売上高は2百万円、セグメント損失は131百万円となりました。
なお、当社は2018年10月1日付で、連結子会社であった株式会社医業経営研究所と株式会社メドセルを吸収合併したことにより、当第1四半期累計期間より非連結決算に移行し、四半期財務諸表を作成しております。このため、前年同四半期との比較は行っておりません。
(2)財政状態の状況
(財政状態)
前事業年度末当第1四半期
会計期間末
増減
資産合計(百万円)3,8643,583△280
負債合計(百万円)614552△61
純資産合計(百万円)3,2503,031△219
自己資本比率(%)82.783.10.4
1株当たり純資産(円)27.0325.18△1.85

資産合計は、現金及び預金179百万円減少等により、前事業年度末に比べて280百万円減少しました。
負債合計は、前事業年度末に比べて61百万円減少しました。主な減少は賞与引当金36百万円です。
純資産合計は、四半期純損失222百万円等により、前事業年度末に比べて219百万円減少しました。
以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の82.7%から83.1%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、92百万円であります。
当第1四半期累計期間においては、治験開始に向けて準備を進めている自家細胞培養軟骨「MDNT01」の開発に関して、前記「(1)経営成績の状況」に記載のとおり、当社がライセンス契約を締結したヒストジェニックス社より、自家細胞培養軟骨 「NeoCart®」について追加の臨床試験が必要なため米国での開発を一時中断させるとの発表がありました。これを受けて当社は、日本国内における自家細胞培養軟骨「MDNT01」の開発について開発方針を早急に確定する予定でございます。

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