四半期報告書-第27期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2021年10月1日から2022年6月30日まで)においては、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の減少に伴う行動制限の緩和等により社会経済活動の正常化に向けた動きが見られたものの、一方で、急激な円安の進行、資源・エネルギー価格の高騰などにより先行きは不透明な状況が続いております。
こうした状況の中、当社は、前事業年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による法的枠組みの下、新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の長期化による影響は、当社の取引先医療機関等でも続いており、当社の事業は依然として厳しい状況にあります。
この結果、当第3四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
(金額単位:百万円)
当第3四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の長期化による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、国内患者数の回復も限定的になったことから、細胞加工売上が前年同期と比べ減少したこと等により、売上高は469百万円(前年同期比8.3%減)となりました。損益面につきましては、売上高の減少等により、売上総利益は89百万円(前年同期比36.0%減)となり、研究開発費の増加等により販売費及び一般管理費は1,078百万円(前年同期比15.7%増)となったことにより、営業損失は988百万円(前年同期は営業損失792百万円)となりました。また、加工中断収入7百万円、投資事業組合運用損7百万円(前年同期は投資事業組合運用益209百万円)等の営業外損益等により、経常損失は984百万円(前年同期は経常損失577百万円)、四半期純損失は988百万円(前年同期は四半期純損失548百万円)となりました。
報告セグメント別の経営成績の概況は、以下のとおりであります。
(金額単位:百万円)
(注)1.セグメント損失(△)の調整額は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っています。
① 細胞加工業
細胞加工業については、細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」・「バリューチェーン事業」・「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開しております。当第3四半期累計期間においては、バリューチェーン事業(再生医療関連サービス)の取引増加により売上が拡大いたしました。一方、新型コロナウイルス感染症の長期化による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、国内患者数の回復も限定的になったことから、細胞加工売上が前年同期と比べ減少したこと等により、売上高は469百万円(前年同期比8.3%減)となり、売上高の減少等による売上総利益の減少や新たな需要拡大に対応する体制整備費用等により、セグメント損失は177百万円(前年同期はセグメント損失88百万円)となりました。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業については、再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っております。当第3四半期累計期間においては、売上高は0百万円(前年同期比35.7%増)となり、研究開発活動の進展に伴う研究開発費の増加等により、セグメント損失は424百万円(前年同期はセグメント損失319百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(財政状態)
資産合計は、現金及び預金681百万円増加、投資有価証券266百万円増加、売掛金51百万円減少等により、前事業年度末に比べて887百万円増加しました。
負債合計は、前事業年度末に比べて64百万円増加しました。主な増加は、買掛金10百万円、流動負債その他の未払費用5百万円、固定負債その他の繰延税金負債64百万円、主な減少は、賞与引当金25百万円です。
純資産合計は、株主資本635百万円の増加、その他有価証券評価差額金210百万円の増加、新株予約権21百万円の減少により、前事業年度末に比べて823百万円増加しました。株主資本のうち、資本金及び資本剰余金がそれぞれ809百万円増加し、利益剰余金が984百万円減少しました。
以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の90.8%から91.4%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、408百万円であります。
① 細胞加工業
当第3四半期累計期間において、細胞加工業に係る研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第3四半期累計期間における細胞加工業に係る研究開発費は18百万円であります。
② 再生医療等製品事業
当社は、2019年11月に、国立大学法人九州大学との間で、慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研究契約を締結し、α-ガラクトシルセラミドをパルスした樹状細胞のナチュラルキラーT細胞の活性化による慢性炎症の制御に基づく新しい慢性心不全治療薬の開発を進めております。次相の医師主導第Ⅱb相試験においては、当社の品川CPFで治験製品の製造を行うため、その製造・供給体制を確立した後、治験届が提出され、現在治験を実施しております(実施期間(終了予定日)2024年3月31日)。
また、当社は、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科に免疫再生制御学共同研究講座を設け免疫細胞に関する研究を行ってまいりました。その研究成果である「糖鎖修飾・代謝制御による免疫細胞の新規培養技術により製造されるリンパ球(2-DGリンパ球)」のヒトでの安全性及び有効性を検討する臨床研究を医療法人社団滉志会と共同で実施しております。
なお、当第3四半期累計期間における再生医療等製品事業に係る研究開発費は390百万円であります。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2021年10月1日から2022年6月30日まで)においては、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の減少に伴う行動制限の緩和等により社会経済活動の正常化に向けた動きが見られたものの、一方で、急激な円安の進行、資源・エネルギー価格の高騰などにより先行きは不透明な状況が続いております。
こうした状況の中、当社は、前事業年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による法的枠組みの下、新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の長期化による影響は、当社の取引先医療機関等でも続いており、当社の事業は依然として厳しい状況にあります。
この結果、当第3四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
(金額単位:百万円)
| 売上高 | 営業損失(△) | 経常損失(△) | 四半期純損失(△) | 1株当たり 四半期純損失 (△) | |
| 当第3四半期 累計期間 | 469 | △988 | △984 | △988 | △5.11円 |
| 前第3四半期 累計期間 | 512 | △792 | △577 | △548 | △3.21円 |
| 増減率(%) | △8.3 | - | - | - | - |
当第3四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の長期化による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、国内患者数の回復も限定的になったことから、細胞加工売上が前年同期と比べ減少したこと等により、売上高は469百万円(前年同期比8.3%減)となりました。損益面につきましては、売上高の減少等により、売上総利益は89百万円(前年同期比36.0%減)となり、研究開発費の増加等により販売費及び一般管理費は1,078百万円(前年同期比15.7%増)となったことにより、営業損失は988百万円(前年同期は営業損失792百万円)となりました。また、加工中断収入7百万円、投資事業組合運用損7百万円(前年同期は投資事業組合運用益209百万円)等の営業外損益等により、経常損失は984百万円(前年同期は経常損失577百万円)、四半期純損失は988百万円(前年同期は四半期純損失548百万円)となりました。
報告セグメント別の経営成績の概況は、以下のとおりであります。
(金額単位:百万円)
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 四半期損益計算書 計上額(注)2 | |||||
| 細胞加工業 | 再生医療等製品事業 | ||||||
| 売上高 | セグメント 損失(△) | 売上高 | セグメント 損失(△) | セグメント 損失(△) | 売上高 | セグメント 損失(△) | |
| 当第3四半期 累計期間 | 469 | △177 | 0 | △424 | △385 | 469 | △988 |
| 前第3四半期 累計期間 | 512 | △88 | 0 | △319 | △384 | 512 | △792 |
(注)1.セグメント損失(△)の調整額は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っています。
① 細胞加工業
細胞加工業については、細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」・「バリューチェーン事業」・「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開しております。当第3四半期累計期間においては、バリューチェーン事業(再生医療関連サービス)の取引増加により売上が拡大いたしました。一方、新型コロナウイルス感染症の長期化による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、国内患者数の回復も限定的になったことから、細胞加工売上が前年同期と比べ減少したこと等により、売上高は469百万円(前年同期比8.3%減)となり、売上高の減少等による売上総利益の減少や新たな需要拡大に対応する体制整備費用等により、セグメント損失は177百万円(前年同期はセグメント損失88百万円)となりました。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業については、再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っております。当第3四半期累計期間においては、売上高は0百万円(前年同期比35.7%増)となり、研究開発活動の進展に伴う研究開発費の増加等により、セグメント損失は424百万円(前年同期はセグメント損失319百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(財政状態)
| 前事業年度末 | 当第3四半期 会計期間末 | 増減 | |
| 資産合計(百万円) | 5,377 | 6,265 | 887 |
| 負債合計(百万円) | 474 | 539 | 64 |
| 純資産合計(百万円) | 4,902 | 5,726 | 823 |
| 自己資本比率(%) | 90.8 | 91.4 | 0.6 |
| 1株当たり純資産(円) | 27.31 | 27.05 | △0.26 |
資産合計は、現金及び預金681百万円増加、投資有価証券266百万円増加、売掛金51百万円減少等により、前事業年度末に比べて887百万円増加しました。
負債合計は、前事業年度末に比べて64百万円増加しました。主な増加は、買掛金10百万円、流動負債その他の未払費用5百万円、固定負債その他の繰延税金負債64百万円、主な減少は、賞与引当金25百万円です。
純資産合計は、株主資本635百万円の増加、その他有価証券評価差額金210百万円の増加、新株予約権21百万円の減少により、前事業年度末に比べて823百万円増加しました。株主資本のうち、資本金及び資本剰余金がそれぞれ809百万円増加し、利益剰余金が984百万円減少しました。
以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の90.8%から91.4%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、408百万円であります。
① 細胞加工業
当第3四半期累計期間において、細胞加工業に係る研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第3四半期累計期間における細胞加工業に係る研究開発費は18百万円であります。
② 再生医療等製品事業
当社は、2019年11月に、国立大学法人九州大学との間で、慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研究契約を締結し、α-ガラクトシルセラミドをパルスした樹状細胞のナチュラルキラーT細胞の活性化による慢性炎症の制御に基づく新しい慢性心不全治療薬の開発を進めております。次相の医師主導第Ⅱb相試験においては、当社の品川CPFで治験製品の製造を行うため、その製造・供給体制を確立した後、治験届が提出され、現在治験を実施しております(実施期間(終了予定日)2024年3月31日)。
また、当社は、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科に免疫再生制御学共同研究講座を設け免疫細胞に関する研究を行ってまいりました。その研究成果である「糖鎖修飾・代謝制御による免疫細胞の新規培養技術により製造されるリンパ球(2-DGリンパ球)」のヒトでの安全性及び有効性を検討する臨床研究を医療法人社団滉志会と共同で実施しております。
なお、当第3四半期累計期間における再生医療等製品事業に係る研究開発費は390百万円であります。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。