四半期報告書-第27期第1四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)においては、新型コロナウイルス感染症対策と経済活動の両立への取り組みが進んだものの、新たな変異種による新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されるなど依然として先行きは不透明な状態が続いております。
こうした状況の中、当社は、前事業年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による法的枠組みの下、新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力しております。しかしながら、未だに新型コロナウイルス感染症の収束は見られず、その影響により当社の事業は依然として厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
(金額単位:百万円)
当第1四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響は続いたものの、前年同期と比べ細胞加工件数が増加したことによる細胞加工売上の増加等により、売上高は172百万円(前年同期比23.5%増)となりました。損益面につきましては、売上高の増加等により、売上総利益は39百万円(前年同期比83.0%増)となり、販売費及び一般管理費は379百万円(前年同期比15.7%増)となったことにより、営業損失は339百万円(前年同期は営業損失306百万円)となりました。また、投資事業組合運用損5百万円(前年同期は投資事業組合運用損33百万円)を営業外費用に計上したこと等により、経常損失は340百万円(前年同期は経常損失337百万円)、四半期純損失は342百万円(前年同期は四半期純損失308百万円)となりました。
報告セグメント別の経営成績の概況は、以下のとおりであります。
(金額単位:百万円)
(注)1.セグメント損失(△)の調整額は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っています。
① 細胞加工業
細胞加工業については、細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」・「バリューチェーン事業」・「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開しております。当第1四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響は続いたものの、前年同期と比べ細胞加工件数が増加したことによる細胞加工売上の増加等により、売上高は172百万円(前年同期比23.5%増)となり、売上高の増加等による売上総利益の増加等により、セグメント損失は47百万円(前年同期はセグメント損失55百万円)となりました。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業については、再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っております。当第1四半期累計期間においては、売上高は0百万円(前年同期比69.2%増)となり、研究開発費の増加等によりセグメント損失は157百万円(前年同期はセグメント損失96百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(財政状態)
資産合計は、現金及び預金41百万円増加、投資有価証券54百万円増加、流動資産その他の前払費用17百万円増加、流動資産その他の未収入金14百万円増加等により、前事業年度末に比べて127百万円増加しました。
負債合計は、前事業年度末に比べて78百万円増加しました。主な増加は、買掛金13百万円、流動負債その他の未払金74百万円、固定負債その他の繰延税金負債18百万円、主な減少は、賞与引当金25百万円、未払法人税等11百万円です。
純資産合計は、四半期純損失342百万円等による減少の一方、新株予約権の行使による資本金174百万円、資本剰余金174百万円及びその他有価証券評価差額金41百万円の増加により、前事業年度末に比べて48百万円増加しました。
以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の90.8%から89.6%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、149百万円であります。
① 細胞加工業
当第1四半期累計期間において、細胞加工業に係る研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第1四半期累計期間における細胞加工業に係る研究開発費は4百万円であります。
② 再生医療等製品事業
当社は、2019年11月に、国立大学法人九州大学との間で、慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研究契約を締結し、α-ガラクトシルセラミドをパルスした樹状細胞のナチュラルキラーT細胞の活性化による慢性炎症の制御に基づく新しい慢性心不全治療薬の開発を進めております。次相の医師主導第Ⅱb相試験の開始に向けて、当社の品川CPFでの治験製品の製造・供給体制の確立に取り組んでまいりましたが、当第1四半期累計期間にその取り組みが完了いたしました。また、品川CPFで製造する第Ⅱb相試験治験製品と実施済みの第Ⅰ/Ⅱa相試験治験製品の同等性・同質性についてPMDA相談を実施し、提出した同等性・同質性評価がPMDAに受け入れられ、治験届提出準備が完了いたしました。
また、当社は、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科に免疫再生制御学共同研究講座を設け免疫細胞に関する研究を行ってまいりました。その研究成果である「糖鎖修飾・代謝制御による免疫細胞の新規培養技術によるリンパ球(2-DGリンパ球)」のヒトでの安全性及び有効性を検討する臨床研究を医療法人社団滉志会と共同で開始いたしました。さらに、本技術で培養される免疫細胞は望ましい免疫細胞としての特徴を有しており、CAR-T細胞への応用の可能性についても検討しております。
なお、当第1四半期累計期間における再生医療等製品事業に係る研究開発費は145百万円であります。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第1四半期会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2021年10月1日から2021年12月31日まで)においては、新型コロナウイルス感染症対策と経済活動の両立への取り組みが進んだものの、新たな変異種による新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されるなど依然として先行きは不透明な状態が続いております。
こうした状況の中、当社は、前事業年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による法的枠組みの下、新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力しております。しかしながら、未だに新型コロナウイルス感染症の収束は見られず、その影響により当社の事業は依然として厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間における当社の経営成績は以下のとおりとなりました。
(金額単位:百万円)
| 売上高 | 営業損失(△) | 経常損失(△) | 四半期純損失(△) | 1株当たり 四半期純損失 (△) | |
| 当第1四半期 累計期間 | 172 | △339 | △340 | △342 | △1.88円 |
| 前第1四半期 累計期間 | 139 | △306 | △337 | △308 | △1.88円 |
| 増減率(%) | 23.5 | - | - | - | - |
当第1四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響は続いたものの、前年同期と比べ細胞加工件数が増加したことによる細胞加工売上の増加等により、売上高は172百万円(前年同期比23.5%増)となりました。損益面につきましては、売上高の増加等により、売上総利益は39百万円(前年同期比83.0%増)となり、販売費及び一般管理費は379百万円(前年同期比15.7%増)となったことにより、営業損失は339百万円(前年同期は営業損失306百万円)となりました。また、投資事業組合運用損5百万円(前年同期は投資事業組合運用損33百万円)を営業外費用に計上したこと等により、経常損失は340百万円(前年同期は経常損失337百万円)、四半期純損失は342百万円(前年同期は四半期純損失308百万円)となりました。
報告セグメント別の経営成績の概況は、以下のとおりであります。
(金額単位:百万円)
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 四半期損益計算書 計上額(注)2 | |||||
| 細胞加工業 | 再生医療等製品事業 | ||||||
| 売上高 | セグメント 損失(△) | 売上高 | セグメント 損失(△) | セグメント 損失(△) | 売上高 | セグメント 損失(△) | |
| 当第1四半期 累計期間 | 172 | △47 | 0 | △157 | △135 | 172 | △339 |
| 前第1四半期 累計期間 | 139 | △55 | 0 | △96 | △153 | 139 | △306 |
(注)1.セグメント損失(△)の調整額は、全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っています。
① 細胞加工業
細胞加工業については、細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」・「バリューチェーン事業」・「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開しております。当第1四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響は続いたものの、前年同期と比べ細胞加工件数が増加したことによる細胞加工売上の増加等により、売上高は172百万円(前年同期比23.5%増)となり、売上高の増加等による売上総利益の増加等により、セグメント損失は47百万円(前年同期はセグメント損失55百万円)となりました。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業については、再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っております。当第1四半期累計期間においては、売上高は0百万円(前年同期比69.2%増)となり、研究開発費の増加等によりセグメント損失は157百万円(前年同期はセグメント損失96百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(財政状態)
| 前事業年度末 | 当第1四半期 会計期間末 | 増減 | |
| 資産合計(百万円) | 5,377 | 5,504 | 127 |
| 負債合計(百万円) | 474 | 553 | 78 |
| 純資産合計(百万円) | 4,902 | 4,951 | 48 |
| 自己資本比率(%) | 90.8 | 89.6 | △1.2 |
| 1株当たり純資産(円) | 27.31 | 26.68 | △0.63 |
資産合計は、現金及び預金41百万円増加、投資有価証券54百万円増加、流動資産その他の前払費用17百万円増加、流動資産その他の未収入金14百万円増加等により、前事業年度末に比べて127百万円増加しました。
負債合計は、前事業年度末に比べて78百万円増加しました。主な増加は、買掛金13百万円、流動負債その他の未払金74百万円、固定負債その他の繰延税金負債18百万円、主な減少は、賞与引当金25百万円、未払法人税等11百万円です。
純資産合計は、四半期純損失342百万円等による減少の一方、新株予約権の行使による資本金174百万円、資本剰余金174百万円及びその他有価証券評価差額金41百万円の増加により、前事業年度末に比べて48百万円増加しました。
以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末の90.8%から89.6%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、149百万円であります。
① 細胞加工業
当第1四半期累計期間において、細胞加工業に係る研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第1四半期累計期間における細胞加工業に係る研究開発費は4百万円であります。
② 再生医療等製品事業
当社は、2019年11月に、国立大学法人九州大学との間で、慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の実用化に向けた共同研究契約を締結し、α-ガラクトシルセラミドをパルスした樹状細胞のナチュラルキラーT細胞の活性化による慢性炎症の制御に基づく新しい慢性心不全治療薬の開発を進めております。次相の医師主導第Ⅱb相試験の開始に向けて、当社の品川CPFでの治験製品の製造・供給体制の確立に取り組んでまいりましたが、当第1四半期累計期間にその取り組みが完了いたしました。また、品川CPFで製造する第Ⅱb相試験治験製品と実施済みの第Ⅰ/Ⅱa相試験治験製品の同等性・同質性についてPMDA相談を実施し、提出した同等性・同質性評価がPMDAに受け入れられ、治験届提出準備が完了いたしました。
また、当社は、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科に免疫再生制御学共同研究講座を設け免疫細胞に関する研究を行ってまいりました。その研究成果である「糖鎖修飾・代謝制御による免疫細胞の新規培養技術によるリンパ球(2-DGリンパ球)」のヒトでの安全性及び有効性を検討する臨床研究を医療法人社団滉志会と共同で開始いたしました。さらに、本技術で培養される免疫細胞は望ましい免疫細胞としての特徴を有しており、CAR-T細胞への応用の可能性についても検討しております。
なお、当第1四半期累計期間における再生医療等製品事業に係る研究開発費は145百万円であります。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。