四半期報告書-第20期第1四半期(平成28年1月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/16 15:05
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27項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 業績の状況
<当第1四半期連結累計期間の概況>当社グループは、IT産業における急速な市場環境の変化をリードし、中期経営戦略で掲げた更なる成長の実現に向け、「継続的な研究開発投資」「Fintech(*1)を含む新たな領域での新規事業創出」「コアビジネスの競争力強化」に取り組んでいます。
当第1四半期連結累計期間におきましては、「継続的な研究開発投資」として、引き続き機械学習技術(*2)へ積極的な投資を行い、IT運用分析(*3)ソフトウェア「SIOS iQ(*4)」の新バージョンを発売し製品の機能拡充に注力しました。
「Fintechを含む新たな領域での新規事業創出」では、当社子会社のProfit Cube株式会社(以下、PCI)にて、金融機関向け収益管理システムの柔軟性と機動性の向上につながる新技術の特許を取得、また、金融機関向け自動ローン審査システムを開発し新システムの技術に関して特許を出願しました。
「コアビジネスの競争力強化」では、当社主力製品の「LifeKeeper(*5)」、MFP向けソフトウェア製品(*6)等の機能強化並びに販売強化に努めました。
このような取り組みの結果、各セグメントの業績は、次のとおりの結果となりました。
① オープンシステム基盤事業
「LifeKeeper」は、国内及び米州、欧州、アジア・オセアニアの全地域で順調な増収となりました。Red Hat Enterprise Linux(*7)をはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は、営業・マーケティングの強化により好調な増収となり、オープンソースソフトウェア(*8)(以下、「OSS」)のサポートサービスやOSS関連商品も好調な増収となりました。これらにより、売上高は1,721百万円(前年同期比21.4%増)、セグメント利益は51百万円(前年同期はセグメント損失40百万円)となりました。
② アプリケーション事業
当セグメントの売上高は、前連結会計年度に子会社化した株式会社キーポート・ソリューションズ(以下、KPS)、及びPCIの売上高が当セグメントに加わったことで大幅な増収となりました。また、システム導入支援における案件獲得及び納品も順調に推移し、大幅な増収となりました。これらにより、売上高は1,559百万円(前年同期比128.9%増)と大幅に増加しました。
一方、利益面では、前述の子会社2社の増加により、人件費及び地代家賃等が増加しましたが、前述したとおり売上の伸長による売上総利益の増加が、これら費用の増加を吸収し、セグメント利益は172百万円(前年同期比159.8%増)となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は3,281百万円と前年同期比56.3%増の大幅増収となり、過去最高の四半期売上高となりました。
営業利益は223百万円(前年同期比760.1%増)、経常利益は207百万円(同562.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は129百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失29百万円)となりました。当社グループの重視する経営指標であるEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は265百万円(同587.8%増)となりました。
なお、当社は平成23年10月から平成26年3月までの間、当社連結子会社である株式会社関心空間(旧商号「株式会社SIIIS」)の補助金対象事業に係る取引において、不適切な取引がなされていた疑いがあることを認識し、監査役(社外監査役を含む)及び社外取締役からなる社内調査委員会を設置した上、社内調査委員会において、弁護士・公認会計士等の外部専門家の協力を得て、事実関係解明のために調査を実施し、当社取締役会に対して、平成28年6月9日に調査報告書が提出されました。
同委員会による調査報告書では、SIIISにおいて、関係外注先等を通じ、外注先に外注費等を水増しした金額で発注を行い、関係先を通じSIIISに還流させること、並びに、SIIISにおける社内人件費を過大に報告することにより、補助対象経費を過大に報告して補助金を請求して、補助金を不正かつ過大に取得するという不適切な取引が行われていたことが判明しました。
調査報告書によると、本件補助金受給額の一部は必ずしも水増しされた費用に基づく過大受給額ではないと考えられる旨記載されていますが、本件補助金に関して不正行為が認められたときには、当該補助金に係る交付決定の全部又は一部の取消しが行われる可能性があり、当該金額も含めた補助金全額について取り消される可能性があります。そのため、当社は、過年度の決算短信等に記載されている連結財務諸表、財務諸表及び四半期連結財務諸表の訂正に当たっては、SIIISが受領した本件補助金の全額(93,661千円)及びこれに対する本件補助金の交付規程に基づく加算金(年利10.95%)を加えた金額(合計約125,661千円)について、訂正することを決定いたしました。
今後は、可能な限り早期に具体的な再発防止策を策定・実行し、信頼の回復に努めてまいりますので、何卒ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
(*1)Fintech(フィンテック)
Finance(金融)とTechnology(技術)の融合による新たなテクノロジーのこと。
(*2)機械学習技術
人間が行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術、さまざまなデータから有益な情報を発掘するもの。
(*3)IT運用分析
IT運用で発生するデータを分析し、実用的で分かりやすい情報へと変換するもの。
(*4)SIOS iQ
仮想及びクラウド環境においてアプリケーションの稼働状況を包括的に監視・分析・最適化し、パフォーマンスや効率性の向上、信頼性保護を図り、複雑な課題を解決する製品。
(*5)LifeKeeper
本番稼働のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
(*6)MFP向けソフトウェア
プリンタ、スキャナー、コピー、FAX等複数の機能を搭載した機器をMFP(Multi Function Peripheralの略)という。MFP上で利用できる文書管理ソフトウェア「Quickスキャン」「Speedoc」等の開発・販売・保守。
(*7)Red Hat Enterprise Linux
オープンソリューションプロバイダーRed Hat, Inc.が開発するLinux OS。
(*8)オープンソースソフトウェア
ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア。
(2) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、現金及び預金の減少397百万円、売掛金の増加282百万円等の要因により、3,856百万円(前連結会計年度末比1.1%減)となりました。
固定資産は、投資有価証券の減少25百万円、のれんの減少21百万円等の要因により、1,695百万円(同2.7%減)となりました。
この結果、総資産は、5,552百万円(同1.6%減)となりました。
②負債
流動負債は、短期借入金の減少240百万円の要因により、2,784百万円(前連結会計年度末比3.1%減)となりました。
固定負債は、長期借入金の減少63百万円の要因により、1,293百万円(同4.6%減)となりました。
この結果、負債合計は、4,077万円(同3.6%減)となりました。
③純資産
純資産合計は、当四半期において親会社株主に帰属する四半期純利益129百万円を計上したこと等の要因により、1,474百万円(前連結会計年度末比4.3%増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、149百万円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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