四半期報告書-第29期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 13:36
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資が緩やかな増加基調が続き、さらには雇用・所得環境の改善が持続し、個人消費にも持ち直しの動きが見られるなど緩やかではありますが回復基調で推移いたしました。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中東情勢の緊迫化など地政学リスクの不確実性が増し、また消費税率の引き上げに対する心理的影響など、景気の下振れリスクに一層留意していく必要があります。
国内の介護業界におきましては、高齢社会の進行に伴い介護サービスの需要は高まっているものの、サービスを担う人材を、適時適切に確保することは、非常に難しく、人件費と採用コストの上昇が続く状況から、介護人材の管理と定着が引き続き介護事業者の大きな課題となっております。また2018年4月に施行された介護報酬と診療報酬の同時改定によって、全体的にサービス単価が引き下げられたことにより、介護業界を取り巻く環境は依然厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当期は、中長期的な成長に向けた筋肉質な収益基盤の土台作りとする最終準備期間と位置づけ、国内外に向けて当社グループの「介護からエンゼルケアまで」一貫したサービスを提供するための基盤構築を引き続き図ってまいります。
国内の既存事業では、各サービスの品質向上に不可欠かつ基礎となる人材への投資また育成を積極的に図りました。
また、事業所の新規開設をはじめ、中核となる在宅介護事業の東京23区を中心としたドミナント戦略を加速するために、2019年7月22日付で、東京都江東区にて居宅介護支援事業および訪問介護事業を展開する株式会社ひだまりの株式を取得し完全子会社化することで、近隣のデイサービスとの相互活性化を図り、在宅介護事業の事業基盤の深耕拡大を推進いたしました。
一方、事業の選択と集中として2019年12月1日付けでサービス付き高齢者向け住宅事業を株式会社関東サンガへ譲渡いたしました。
それにより、当第3四半期連結累計期間までの国内の既存事業所数は、新規増店4(エンゼルケア1、訪問介護1、居宅支援2)、譲渡による減店(フォーライフ4)の合計104事業所となりました。
なお当第3四半期連結累計期間において台風19号をはじめとする今秋の天候不順により、台風当日と翌日での介護事業の稼働率の低下及びエンゼルケア事業でのサービス施行件数の減少と業績面で影響はあったもののその後通常の状態で運営しております。また、介護事業売上に関する消費税区分の確認を行った結果、当第3四半期連結累計期間において消費税の追加納付が一部発生しております。
海外事業においては、「上海福原護理服務有限公司」によって介護サービスとエンゼルケアサービスを提供しております。経済成長と高齢化が進む中国において、今後は在宅介護およびエンゼルケアサービスに対する需要は確実に存在し、当第3四半期連結累計期間の中国でのエンゼルケアサービスの受注件数が順調に増加した兆候からも今後は市場は拡大するものと認識しております。
その他の事業では、2018年4月より当社グループの人材事業子会社である「株式会社ケアサービスヒューマンキャピタル」において開始した介護業界を対象とする人材紹介サービスは、紹介サービスを利用される登録者数の増加に伴い、担当スタッフの採用を早期に進め、今後の事業拡大に向けた体制強化を図りました。
また、多様な介護サービスおよび介護施設を必要とされるお客様へは、これまで培った介護ノウハウを活かし「住まいの架け橋」としてサービスの構築を進め、ご要望に叶う介護サービスおよび介護施設の紹介サービスを今後提供してまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,916百万円(前年同四半期比3.5%増)、営業利益は139百万円(前年同四半期比12.8%減)、経常利益は145百万円(前年同四半期比10.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は222百万円(前年同四半期比238.9%増)となりました。なお、特別利益としてサービス付き高齢者向け住宅事業の譲渡に伴い、事業譲渡益を計上しております。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(介護事業)
当事業におきましては、前期に行った既存事業所の統廃合よる収入減を、訪問入浴事業の利用件数の増加によって補い、また、2019年7月22日より株式会社ひだまりを連結子会社化したことにより前年同四半期比で増収となりました。一方で、今後の利用者件数の増加に備え人材採用および教育を強化したことにより販売費及び一般管理費が増加したことと台風19号をはじめとする天候不順による影響により前年同四半期比で減益となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,961百万円(前年同四半期比3.3%増)、セグメント利益は508百万円(前年同四半期比9.2%減)となりました。
(エンゼルケア事業)
当事業におきましては、事業所の新規出店により主力のエンゼルケアサービスの施行件数が増加いたしました。一方で、人材投資を積極化したことと台風19号をはじめとする天候不順の影響により、前年同四半期比で減益となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,511百万円(前年同四半期比4.9%増)、セグメント利益は257百万円(前年同四半期比5.5%減)となりました。
(サービス付き高齢者向け住宅事業)
当事業におきましては、既存の4施設に対して地域に根差した営業展開と入居者の獲得を強化し、前年同四半期比で増収またセグメント利益は黒字に転換いたしました。なお2019年12月1日に当事業を事業譲渡いたしております。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は444百万円(前年同四半期比0.7%増)セグメント利益は18百万円(前年同四半期は6百万円のセグメント損失)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より144百万円増加し、3,252百万円となりました。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、2,492百万円(前連結会計年度末2,206百万円)となり、285百万円増加しました。現金及び預金の増加226百万円、売掛金の増加63百万円が主な要因であります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、760百万円(前連結会計年度末901百万円)となり、141百万円減少しました。敷金及び保証金の減少72百万円、投資その他の資産その他の減少59百万円が主な要因であります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、1,121百万円(前連結会計年度末1,148百万円)となり、27百万円減少しました。1年内返済予定の長期借入金の増加41百万円、未払費用の増加37百万円、流動負債その他の増加49百万円、未払法人税等の減少78百万円、賞与引当金の減少92百万円が主な要因であります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、454百万円(前連結会計年度末479百万円)となり、24百万円減少しました。退職給付に係る負債の増加16百万円、固定負債その他の減少36百万円が主な要因であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、1,676百万円(前連結会計年度末1,480百万円)となり、196百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加222百万円、配当金の支払いによる減少25百万円が主な要因であります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。

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