四半期報告書-第31期第3四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染の波が繰り返し表れるなかで、海外の動向や原材料価格等による下振れリスクもあって、弱含みが見られるも、底堅く推移しております。
ゲーム業界におきましては、コロナ禍における新たな生活様式が常態化するなか、国内市場規模は、踊り場を迎えております。スマホゲーム市場では、新たなヒットタイトルも登場しておりますが、長期プレイする既存上位タイトルのユーザーリテンション効果が働くなか、新規タイトルにおいて一定規模のユーザー獲得から定着にまで至るタイトルは限られており、収益の安定化や新規IP創出のハードルは高くなっております。また、コンシューマー市場でも、ヒットタイトルや人気タイトルが生まれているものの、サプライチェーンの混乱等に伴う品薄によりプラットフォームの普及ペースは、横ばいとなっております。
モバイル業界におきましては、オンラインプランやサブブランドなど、低料金プランの訴求が激しくなるなか、大手キャリアショップ数は、微減傾向が続いておりますが、一方で、サブブランド併売や一部MVNOの取り扱い連携がされるなど、実店舗の役割は増しております。また、キャリアメール持ち運びや契約解除料の廃止等により、キャリアのスイッチング(乗り換え)が円滑になるなか、乗り換えユーザーの獲得競争は激しくなっております。
このような事業環境のなか、当社は、ゲーム事業におきましては、高度化する開発タイトルの要求水準に対応していくため、人的資源を効果的に発揮すべく、労務管理の効率化とコミュニケーションツールの活用に取り組むとともに、新規の開発案件及び運営サポート案件の受注活動に注力してまいりました。モバイル事業におきましては、来店数の前年割れの傾向が続くなか、イベント出店等の実施により、外出機会に対する顧客接点を確保し、来店の促進に取り組みました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、以下のとおりです。
売上高は、ゲーム事業においては、開発案件の中止や終了に加え、開発の遅延等により見込んでいた受注額が獲得できなかったことから、計画を大きく下回り、減収となりました。モバイル事業においては、来店数の前年割れの傾向が続くも、販促等の強化によって新規契約の獲得に努め、サブブランドや格安SIMの訴求もあって契約獲得数は前年並みの水準となりましたが、端末販売を伴わないSIM単体契約の割合が増加していることから減収となりました。この結果、売上高は、8,300百万円と前年同期と比べ722百万円(8.0%減)の減収となりました。
営業損益及び経常損益は、ゲーム事業におきましては、上記のとおり受注額が計画を大きく下回ったことに加え、開発中タイトルの原価が増加しており、原価見通しを見直した結果、営業損失が大幅に拡大いたしました。モバイル事業におきましては、サブブランドや格安SIMの訴求を行う一方、低料金プランへの移行による将来的な利益低下を防ぐため、新規契約の獲得に注力するとともに、端末はそのままにSIMのみの乗り換えニーズを取り込んだことから、1顧客あたりの販売利益額が低下いたしました。この結果、営業損益は、620百万円の営業損失(前年同期は179百万円の営業利益)となり、経常損益は、623百万円の経常損失(前年同期は171百万円の経常利益)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損益は、796百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失(前年同期は78百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ゲーム事業
当セグメントにおきましては、(株)ゲームスタジオ、(株)トライエース、(株)ウィットワン、(株)ウィットワン沖縄及び(株)テックフラッグにてゲームの開発受託及び運営受託等を行っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高については、ゲーム事業においては、開発案件の中止や終了に加え、開発の遅延等により見込んでいた受注額が獲得できなかったことから、計画を大きく下回り、6,346百万円と前年同期と比べ694百万円(9.9%減)の減収となりました。
セグメント損益(営業損益)については、上記のとおり受注額が計画を大きく下回ったことに加え、開発中タイトルの原価が増加しており、原価見通しを見直した結果、421百万円のセグメント損失(営業損失)(前年同期は408百万円のセグメント利益(営業利益))となりました。
② モバイル事業
当セグメントにおきましては、(株)ネプロクリエイトにてauショップ等のキャリアショップ及び複数の通信事業者の端末・サービスを取り扱う販売店PiPoPark(ピポパーク)を運営しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高については、来店数の前年割れの傾向が続くも、販促等の強化によって新規契約の獲得に努め、サブブランドや格安SIMの訴求もあって契約獲得数は前年並みの水準となりましたが、端末販売を伴わないSIM単体契約の割合が増加していることから、1,909百万円と前年同期と比べ28百万円(1.5%減)の減収となりました。
セグメント利益(営業利益)については、サブブランドや格安SIMの訴求を行う一方、低料金プランへの移行による将来的な利益低下を防ぐため、新規契約の獲得に注力するとともに、端末はそのままにSIMのみの乗り換えニーズを取り込んだことから、1顧客あたりの販売利益額が低下いたしましたが、前年同期比においては、前期は値引き規制による価格訴求力低下や新料金プランの動向への様子見により利益推移が低調であったことから、42百万円と前年同期と比べ7百万円(21.6%増)の増益となりました。
③ その他
当セグメントにおきましては、クレジット決済事業等を行っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高については、50百万円と前年同期と比べ1百万円(2.7%増)の増収となりました。セグメント利益(営業利益)については、23百万円と前年同期と比べ9百万円(70.5%増)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は5,269百万円となり、前連結会計年度末と比べ490百万円の減少となりました。主な要因は、売掛金及び契約資産の増加301百万円、のれんの減少314百万円、仕掛品の減少178百万円、差入保証金の減少168百万円等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は2,940百万円となり、前連結会計年度末と比べ425百万円の増加となりました。主な要因は、短期借入金の増加250百万円、長期借入金の増加226百万円等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は2,328百万円となり、前連結会計年度末と比べ916百万円の減少となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失796百万円、配当金支払52百万円等によるものであります。
(3)研究開発活動
ゲーム事業において、主に(株)トライエースでゲームエンジン等の研究開発活動を行っており、当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は86百万円であります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染の波が繰り返し表れるなかで、海外の動向や原材料価格等による下振れリスクもあって、弱含みが見られるも、底堅く推移しております。
ゲーム業界におきましては、コロナ禍における新たな生活様式が常態化するなか、国内市場規模は、踊り場を迎えております。スマホゲーム市場では、新たなヒットタイトルも登場しておりますが、長期プレイする既存上位タイトルのユーザーリテンション効果が働くなか、新規タイトルにおいて一定規模のユーザー獲得から定着にまで至るタイトルは限られており、収益の安定化や新規IP創出のハードルは高くなっております。また、コンシューマー市場でも、ヒットタイトルや人気タイトルが生まれているものの、サプライチェーンの混乱等に伴う品薄によりプラットフォームの普及ペースは、横ばいとなっております。
モバイル業界におきましては、オンラインプランやサブブランドなど、低料金プランの訴求が激しくなるなか、大手キャリアショップ数は、微減傾向が続いておりますが、一方で、サブブランド併売や一部MVNOの取り扱い連携がされるなど、実店舗の役割は増しております。また、キャリアメール持ち運びや契約解除料の廃止等により、キャリアのスイッチング(乗り換え)が円滑になるなか、乗り換えユーザーの獲得競争は激しくなっております。
このような事業環境のなか、当社は、ゲーム事業におきましては、高度化する開発タイトルの要求水準に対応していくため、人的資源を効果的に発揮すべく、労務管理の効率化とコミュニケーションツールの活用に取り組むとともに、新規の開発案件及び運営サポート案件の受注活動に注力してまいりました。モバイル事業におきましては、来店数の前年割れの傾向が続くなか、イベント出店等の実施により、外出機会に対する顧客接点を確保し、来店の促進に取り組みました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、以下のとおりです。
売上高は、ゲーム事業においては、開発案件の中止や終了に加え、開発の遅延等により見込んでいた受注額が獲得できなかったことから、計画を大きく下回り、減収となりました。モバイル事業においては、来店数の前年割れの傾向が続くも、販促等の強化によって新規契約の獲得に努め、サブブランドや格安SIMの訴求もあって契約獲得数は前年並みの水準となりましたが、端末販売を伴わないSIM単体契約の割合が増加していることから減収となりました。この結果、売上高は、8,300百万円と前年同期と比べ722百万円(8.0%減)の減収となりました。
営業損益及び経常損益は、ゲーム事業におきましては、上記のとおり受注額が計画を大きく下回ったことに加え、開発中タイトルの原価が増加しており、原価見通しを見直した結果、営業損失が大幅に拡大いたしました。モバイル事業におきましては、サブブランドや格安SIMの訴求を行う一方、低料金プランへの移行による将来的な利益低下を防ぐため、新規契約の獲得に注力するとともに、端末はそのままにSIMのみの乗り換えニーズを取り込んだことから、1顧客あたりの販売利益額が低下いたしました。この結果、営業損益は、620百万円の営業損失(前年同期は179百万円の営業利益)となり、経常損益は、623百万円の経常損失(前年同期は171百万円の経常利益)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損益は、796百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失(前年同期は78百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ゲーム事業
当セグメントにおきましては、(株)ゲームスタジオ、(株)トライエース、(株)ウィットワン、(株)ウィットワン沖縄及び(株)テックフラッグにてゲームの開発受託及び運営受託等を行っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高については、ゲーム事業においては、開発案件の中止や終了に加え、開発の遅延等により見込んでいた受注額が獲得できなかったことから、計画を大きく下回り、6,346百万円と前年同期と比べ694百万円(9.9%減)の減収となりました。
セグメント損益(営業損益)については、上記のとおり受注額が計画を大きく下回ったことに加え、開発中タイトルの原価が増加しており、原価見通しを見直した結果、421百万円のセグメント損失(営業損失)(前年同期は408百万円のセグメント利益(営業利益))となりました。
② モバイル事業
当セグメントにおきましては、(株)ネプロクリエイトにてauショップ等のキャリアショップ及び複数の通信事業者の端末・サービスを取り扱う販売店PiPoPark(ピポパーク)を運営しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高については、来店数の前年割れの傾向が続くも、販促等の強化によって新規契約の獲得に努め、サブブランドや格安SIMの訴求もあって契約獲得数は前年並みの水準となりましたが、端末販売を伴わないSIM単体契約の割合が増加していることから、1,909百万円と前年同期と比べ28百万円(1.5%減)の減収となりました。
セグメント利益(営業利益)については、サブブランドや格安SIMの訴求を行う一方、低料金プランへの移行による将来的な利益低下を防ぐため、新規契約の獲得に注力するとともに、端末はそのままにSIMのみの乗り換えニーズを取り込んだことから、1顧客あたりの販売利益額が低下いたしましたが、前年同期比においては、前期は値引き規制による価格訴求力低下や新料金プランの動向への様子見により利益推移が低調であったことから、42百万円と前年同期と比べ7百万円(21.6%増)の増益となりました。
③ その他
当セグメントにおきましては、クレジット決済事業等を行っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高については、50百万円と前年同期と比べ1百万円(2.7%増)の増収となりました。セグメント利益(営業利益)については、23百万円と前年同期と比べ9百万円(70.5%増)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は5,269百万円となり、前連結会計年度末と比べ490百万円の減少となりました。主な要因は、売掛金及び契約資産の増加301百万円、のれんの減少314百万円、仕掛品の減少178百万円、差入保証金の減少168百万円等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は2,940百万円となり、前連結会計年度末と比べ425百万円の増加となりました。主な要因は、短期借入金の増加250百万円、長期借入金の増加226百万円等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は2,328百万円となり、前連結会計年度末と比べ916百万円の減少となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失796百万円、配当金支払52百万円等によるものであります。
(3)研究開発活動
ゲーム事業において、主に(株)トライエースでゲームエンジン等の研究開発活動を行っており、当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は86百万円であります。