四半期報告書-第20期第1四半期(令和1年5月1日-令和1年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
「財政状態及び経営成績の状況」において使用する名称の正式名称及びその説明は、下記のとおりであります。
当社グループは、当連結会計年度を最終年度とする中期事業方針『SiLK VISION 2020』の達成を目標に掲げており、当第1四半期連結累計期間は、事業規模が前第1四半期連結累計期間を上回る結果となりました。
当社グループが設立時よりサービスを提供しているブロードバンド通信市場は、固定網による高速ブロードバンド環境の普及が一巡したことに加え、モバイル網による通信サービスの高速化が進んだことで、成長は緩やかなものとなりました。モバイル市場においては、大手モバイル通信キャリアによるサブブランドの展開が、当社グループや顧客である独自型MVNOサービス事業者の成長に影響を与えましたが、市場の成長基調は継続していることに加えIoT向けの需要が今後も増加していくことが想定されるため、市場規模は引き続き拡大していく見込みです。固定網回線市場においては、ネット動画やゲーム等のリッチコンテンツの利用増加及びSNSのようなアクセス頻度の高いサービスの利用拡大等による通信トラフィックの増加によりネットワーク原価は上昇し、ARPUは低下傾向にあります。
全体的に緩やかな成長基調の固定網通信市場において、集合住宅向けインターネット接続サービス市場は、マンションのストック戸数(建築済み建物戸数)が近年継続して増加傾向にあることに加え、高速ブロードバンド環境導入による資産価値や入居率の向上を目的にその導入がより一層進んでいることにより、市場規模はさらに拡大することが予想されています。
インターネット広告市場は、好調な日本経済を背景に2桁成長を継続しています。その中でも従来型の予約型広告からリスティング広告やアドテクノロジー活用広告といった運用型広告への移行が進むとともに、動画広告やソーシャルメディア広告が牽引する形で市場が拡大し、特にモバイル向け広告の成長が顕著となりました。SNSやオウンドメディアとの相関性の高さ等、今後もマーケティング活動におけるインターネット広告の重要性は高まるとともに、その市場規模はさらに拡大する見込みです。
2018年には高齢化率が過去最高に達し、2030年にはヘルスケア市場が国内市場37兆円の規模にまで成長すると予測される中、ヘルステック事業としてフリービットEPARKヘルスケアが展開するお薬手帳アプリ利用者や調剤薬局向けソリューションサービス利用事業者の獲得等を企図した投資を継続した結果、事業規模が大きく拡大しています。当社グループは薬局向けソリューションサービスの提供を足掛かりに、“健康×IT”によりヘルスケア領域に変革を起こし、次世代の健康管理メソッドを創出し、この市場における存在意義を高めていくことを目指しています。
エドテック市場は、文部科学省が「教育の情報化ビジョン」において、子どもたちの情報活用能力を育成する情報教育や教科指導における情報通信技術の活用等による教育の質の向上を目指し、全ての学校で児童生徒1人1台の情報端末による教育を推進していることを背景に、今後学校における情報端末の整備に伴い、教育コンテンツ市場も伸長することが想定されています。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① インフラテック事業
スマートフォンやタブレットといったICT端末の普及に伴い、宅内Wi-Fi環境を通じたネット動画視聴、ゲームをはじめとしたリッチコンテンツやSNSの利用増加等により固定回線網サービスの原価率は引き続き高いものの、MVNO支援パッケージサービスの堅調な推移等により、売上高は増加しました。
以上の結果、売上高は3,886,135千円(前年同四半期比0.5%増)、セグメント利益は133,102千円(前年同四半期比45.1%減)となりました。
② 不動産テック事業
集合住宅向けインターネット接続サービスの順調な拡大により売上及び利益が伸長しました。また、今後の拡大に向けた“不動産Tech”分野への投資や回線品質の向上を図りました。
以上の結果、売上高は3,097,178千円(前年同四半期比57.1%増)、セグメント利益は303,785千円(前年同四半期は12,451千円のセグメント利益)となりました。
③ アドテク事業
アドテクノロジー関連サービスであるDSP広告や動画広告市場向けの商材を中心としたインターネット広告サービスの提供に注力しました。また、アフィリエイトサービスにおいては、得意とする業界での伸長に加え、その他の業界への提供も着実に広がったことで事業規模並びに売上が拡大しました。海外展開及び新規事業にも積極的に取り組み、さらなる収益基盤の拡大を進めています。
以上の結果、売上高は4,437,995千円(前年同四半期比8.3%増)、セグメント利益は182,430千円(前年同四半期比27.9%減)となりました。
④ ヘルステック事業
お薬手帳アプリ利用者や薬局向けソリューションサービス利用事業者の獲得等により、事業規模が大きく拡大し、売上高は729,592千円(前年同四半期比14.9%増)、セグメント損失は136,576千円(前年同四半期は112,124千円のセグメント損失)となりました。
⑤ エドテック事業
当事業を担うアルクの主軸事業となる出版分野において、第二外国語出版書籍の販売が鈍化したものの、文教分野においては、大学等からの受注案件の継続採用及び新規受注が好調に推移しました。
以上の結果、売上高は1,360,873千円、セグメント損失は156,121千円となりました。
なお、前年同四半期には当報告セグメントに区分すべきサービスが存在しなかったため、前年同四半期比較は行っていません。
以上の結果、売上高は13,386,685千円(前年同四半期比28.3%増)、営業利益は333,122千円(前年同四半期比17.0%減)、経常利益は286,174千円(前年同四半期比66.1%増)、そして親会社株主に帰属する四半期純損失は180,701千円(前年同四半期は147,917千円の損失)となりました。
セグメント別売上高及びセグメント損益 (単位:千円)
連結財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は37,821,388千円となり、前連結会計年度末と比べて1,342,620千円減少しました。これは主として、現金及び預金が152,336千円、受取手形及び売掛金が933,519千円及びのれんが210,357千円減少したことによるものです。
負債は26,780,344千円となり、前連結会計年度末と比べて1,075,045千円減少しました。これは主として、長期借入金が544,538千円増加したものの、未払金が889,345千円及び未払法人税等が603,496千円減少したことによるものです。
純資産は、利益剰余金が減少したこと等により、前連結会計年度末と比べて267,575千円減少の11,041,044千円となり、この結果、自己資本比率は22.9%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,091千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
「財政状態及び経営成績の状況」において使用する名称の正式名称及びその説明は、下記のとおりであります。
| 使用名称 | 正式名称 | 説 明 |
| フリービットEPARKヘルスケア | 株式会社フリービットEPARKヘルスケア | 当社連結子会社 |
| アルク | 株式会社アルク | 当社連結子会社 |
| IoT | Internet of Things | モノに通信機能を持たせてモノ同士が相互通信することにより、ヒトが介在することなく自動認識や自動制御などが行える仕組み |
| SNS | Social Networking Service | インターネットを利用して社会的ネットワークを構築可能にするサービスで、ソーシャルメディアの1つ |
| ARPU | Average Revenue Per User | 1ユーザーまたは1回線あたりの平均収入 |
| リスティング広告 | Listing Advertisement | 検索エンジンでのキーワード検索時に、その検索結果に連動して表示される広告リスティング |
| アドテクノロジー | Ad Technology | 「テクノロジーを駆使した広告」の総称で主にインターネット広告における配信技術や広告流通の技術のこと |
| 運用型広告 | Programmatic Advertising | 膨大なデータを処理するプラットフォームの活用による最適な広告を自動・即時に表示する方式の広告 |
| ソーシャルメディア | Social Media | 個人による情報発信や個人同士のコミュニケーションを主とした人の結びつきを利用した情報流通メディアのこと |
| オウンドメディア | Owned Media | 自社保有メディア |
| ICT | Information and Communication Technology | 情報通信技術 |
| MVNO | Mobile Virtual Network Operator | 仮想移動体通信事業者 |
| 不動産Tech/不動産テック | Real Estate Technology | “不動産×IT”により不動産業界に新しいサービスの潮流を起こし、ITを用いて不動産関連サービスを進化させていくもの |
| DSP | Demand Side Platform | 広告主の広告効果最適化を目指すプラットフォーム |
| アフィリエイト | Affiliate Marketing | Webページ等の広告を経由して、広告主のサイトで会員登録や商品購入をした場合にリンク元の媒体運営者へ報酬が支払われる仕組み |
| ヘルステック | Health Technology | “健康×IT”によりヘルスケア領域に変革を起こし、次世代の健康管理メソッドを創出していくもの |
当社グループは、当連結会計年度を最終年度とする中期事業方針『SiLK VISION 2020』の達成を目標に掲げており、当第1四半期連結累計期間は、事業規模が前第1四半期連結累計期間を上回る結果となりました。
当社グループが設立時よりサービスを提供しているブロードバンド通信市場は、固定網による高速ブロードバンド環境の普及が一巡したことに加え、モバイル網による通信サービスの高速化が進んだことで、成長は緩やかなものとなりました。モバイル市場においては、大手モバイル通信キャリアによるサブブランドの展開が、当社グループや顧客である独自型MVNOサービス事業者の成長に影響を与えましたが、市場の成長基調は継続していることに加えIoT向けの需要が今後も増加していくことが想定されるため、市場規模は引き続き拡大していく見込みです。固定網回線市場においては、ネット動画やゲーム等のリッチコンテンツの利用増加及びSNSのようなアクセス頻度の高いサービスの利用拡大等による通信トラフィックの増加によりネットワーク原価は上昇し、ARPUは低下傾向にあります。
全体的に緩やかな成長基調の固定網通信市場において、集合住宅向けインターネット接続サービス市場は、マンションのストック戸数(建築済み建物戸数)が近年継続して増加傾向にあることに加え、高速ブロードバンド環境導入による資産価値や入居率の向上を目的にその導入がより一層進んでいることにより、市場規模はさらに拡大することが予想されています。
インターネット広告市場は、好調な日本経済を背景に2桁成長を継続しています。その中でも従来型の予約型広告からリスティング広告やアドテクノロジー活用広告といった運用型広告への移行が進むとともに、動画広告やソーシャルメディア広告が牽引する形で市場が拡大し、特にモバイル向け広告の成長が顕著となりました。SNSやオウンドメディアとの相関性の高さ等、今後もマーケティング活動におけるインターネット広告の重要性は高まるとともに、その市場規模はさらに拡大する見込みです。
2018年には高齢化率が過去最高に達し、2030年にはヘルスケア市場が国内市場37兆円の規模にまで成長すると予測される中、ヘルステック事業としてフリービットEPARKヘルスケアが展開するお薬手帳アプリ利用者や調剤薬局向けソリューションサービス利用事業者の獲得等を企図した投資を継続した結果、事業規模が大きく拡大しています。当社グループは薬局向けソリューションサービスの提供を足掛かりに、“健康×IT”によりヘルスケア領域に変革を起こし、次世代の健康管理メソッドを創出し、この市場における存在意義を高めていくことを目指しています。
エドテック市場は、文部科学省が「教育の情報化ビジョン」において、子どもたちの情報活用能力を育成する情報教育や教科指導における情報通信技術の活用等による教育の質の向上を目指し、全ての学校で児童生徒1人1台の情報端末による教育を推進していることを背景に、今後学校における情報端末の整備に伴い、教育コンテンツ市場も伸長することが想定されています。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① インフラテック事業
スマートフォンやタブレットといったICT端末の普及に伴い、宅内Wi-Fi環境を通じたネット動画視聴、ゲームをはじめとしたリッチコンテンツやSNSの利用増加等により固定回線網サービスの原価率は引き続き高いものの、MVNO支援パッケージサービスの堅調な推移等により、売上高は増加しました。
以上の結果、売上高は3,886,135千円(前年同四半期比0.5%増)、セグメント利益は133,102千円(前年同四半期比45.1%減)となりました。
② 不動産テック事業
集合住宅向けインターネット接続サービスの順調な拡大により売上及び利益が伸長しました。また、今後の拡大に向けた“不動産Tech”分野への投資や回線品質の向上を図りました。
以上の結果、売上高は3,097,178千円(前年同四半期比57.1%増)、セグメント利益は303,785千円(前年同四半期は12,451千円のセグメント利益)となりました。
③ アドテク事業
アドテクノロジー関連サービスであるDSP広告や動画広告市場向けの商材を中心としたインターネット広告サービスの提供に注力しました。また、アフィリエイトサービスにおいては、得意とする業界での伸長に加え、その他の業界への提供も着実に広がったことで事業規模並びに売上が拡大しました。海外展開及び新規事業にも積極的に取り組み、さらなる収益基盤の拡大を進めています。
以上の結果、売上高は4,437,995千円(前年同四半期比8.3%増)、セグメント利益は182,430千円(前年同四半期比27.9%減)となりました。
④ ヘルステック事業
お薬手帳アプリ利用者や薬局向けソリューションサービス利用事業者の獲得等により、事業規模が大きく拡大し、売上高は729,592千円(前年同四半期比14.9%増)、セグメント損失は136,576千円(前年同四半期は112,124千円のセグメント損失)となりました。
⑤ エドテック事業
当事業を担うアルクの主軸事業となる出版分野において、第二外国語出版書籍の販売が鈍化したものの、文教分野においては、大学等からの受注案件の継続採用及び新規受注が好調に推移しました。
以上の結果、売上高は1,360,873千円、セグメント損失は156,121千円となりました。
なお、前年同四半期には当報告セグメントに区分すべきサービスが存在しなかったため、前年同四半期比較は行っていません。
以上の結果、売上高は13,386,685千円(前年同四半期比28.3%増)、営業利益は333,122千円(前年同四半期比17.0%減)、経常利益は286,174千円(前年同四半期比66.1%増)、そして親会社株主に帰属する四半期純損失は180,701千円(前年同四半期は147,917千円の損失)となりました。
セグメント別売上高及びセグメント損益 (単位:千円)
| 区分 | 売上高 | セグメント利益 又は損失(△) |
| インフラテック事業 | 3,886,135 | 133,102 |
| 不動産テック事業 | 3,097,178 | 303,785 |
| アドテク事業 | 4,437,995 | 182,430 |
| ヘルステック事業 | 729,592 | △136,576 |
| エドテック事業 | 1,360,873 | △156,121 |
| 調整額 | △125,090 | 6,502 |
| 合計 | 13,386,685 | 333,122 |
連結財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は37,821,388千円となり、前連結会計年度末と比べて1,342,620千円減少しました。これは主として、現金及び預金が152,336千円、受取手形及び売掛金が933,519千円及びのれんが210,357千円減少したことによるものです。
負債は26,780,344千円となり、前連結会計年度末と比べて1,075,045千円減少しました。これは主として、長期借入金が544,538千円増加したものの、未払金が889,345千円及び未払法人税等が603,496千円減少したことによるものです。
純資産は、利益剰余金が減少したこと等により、前連結会計年度末と比べて267,575千円減少の11,041,044千円となり、この結果、自己資本比率は22.9%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,091千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。