四半期報告書-第13期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う断続的な緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の適用により、社会経済活動が制限され、厳しい状況となりました。景気の持ち直しの動きが続くなど、明るい兆しが見られるものの、コロナ禍の収束時期の見通しは立っておらず、依然として先行きは不透明な状況にあります。
当第1四半期連結累計期間の売上収益は50,424百万円(前年同期比11,218百万円増、28.6%増)、営業利益は6,933百万円(前年同期比1,674百万円増、31.9%増)、税引前四半期利益は6,831百万円(前年同期比1,519百万円増、28.6%増)、四半期利益は4,842百万円(前年同期比1,209百万円増、33.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,842百万円(前年同期比1,209百万円増、33.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益および営業利益は、貴金属価格の上昇や貴金属回収量の確保により前年同期比で増加しました。一方、北米における貴金属精錬分野の売上収益および営業利益は、製品加工・販売が増加したものの、裁定取引などの金融取引が減少し、前年同期比で減少しました。これらの結果、本セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上収益は46,273百万円(前年同期比11,312百万円増、32.4%増)、営業利益は7,166百万円(前年同期比1,879百万円増、35.6%増)となりました。
② 環境保全事業
本セグメントの売上収益および営業利益は、工業生産活動の回復や処理単価の引き上げなどにより、前年同期並みの水準を維持しました。しかし、前年度末をもって株式会社インターセントラルが当社の連結対象子会社から除外され、また新焼却炉の稼働開始に伴い固定費が増加したことにより、本セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上収益は4,151百万円(前年同期比94百万円減、2.2%減)、営業利益は662百万円(前年同期比22百万円減、3.3%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は261,740百万円となり、前連結会計年度末に比べ16,937百万円増加いたしました。これは主に、未収法人所得税が2,636百万円、その他の流動資産が3,753百万円減少した一方、営業債権及びその他の債権が20,005百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は159,951百万円となり、前連結会計年度末に比べ13,051百万円増加いたしました。これは主に、未払法人所得税が3,552百万円、その他の流動負債が2,991百万円減少した一方、営業債務及びその他の債務が2,835百万円、社債及び借入金が18,410百万円増加したことによるものであります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は101,789百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,885百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加7,137百万円、剰余金の配当による減少3,541百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は38.9%(前連結会計年度末は40.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より941百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末には10,964百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は3,212百万円(前年同期比30.7%増)となりました。
これは主に、税引前四半期利益6,831百万円(前年同期比28.6%増)、減価償却費及び償却費654百万円(前年同期比7.7%増)、棚卸資産の増加、営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務等の増加、法人所得税の支払及び法人所得税の還付によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,916百万円(前年同期比106.4%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出1,754百万円(前年同期比70.0%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は6,308百万円(前年同期は3,512百万円の使用)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額9,910百万円(前年同期は658百万円の減少)、配当金の支払いによる支出3,522百万円(前年同期比28.4%増)によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、80百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う断続的な緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の適用により、社会経済活動が制限され、厳しい状況となりました。景気の持ち直しの動きが続くなど、明るい兆しが見られるものの、コロナ禍の収束時期の見通しは立っておらず、依然として先行きは不透明な状況にあります。
当第1四半期連結累計期間の売上収益は50,424百万円(前年同期比11,218百万円増、28.6%増)、営業利益は6,933百万円(前年同期比1,674百万円増、31.9%増)、税引前四半期利益は6,831百万円(前年同期比1,519百万円増、28.6%増)、四半期利益は4,842百万円(前年同期比1,209百万円増、33.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,842百万円(前年同期比1,209百万円増、33.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益および営業利益は、貴金属価格の上昇や貴金属回収量の確保により前年同期比で増加しました。一方、北米における貴金属精錬分野の売上収益および営業利益は、製品加工・販売が増加したものの、裁定取引などの金融取引が減少し、前年同期比で減少しました。これらの結果、本セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上収益は46,273百万円(前年同期比11,312百万円増、32.4%増)、営業利益は7,166百万円(前年同期比1,879百万円増、35.6%増)となりました。
② 環境保全事業
本セグメントの売上収益および営業利益は、工業生産活動の回復や処理単価の引き上げなどにより、前年同期並みの水準を維持しました。しかし、前年度末をもって株式会社インターセントラルが当社の連結対象子会社から除外され、また新焼却炉の稼働開始に伴い固定費が増加したことにより、本セグメントの当第1四半期連結累計期間の売上収益は4,151百万円(前年同期比94百万円減、2.2%減)、営業利益は662百万円(前年同期比22百万円減、3.3%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は261,740百万円となり、前連結会計年度末に比べ16,937百万円増加いたしました。これは主に、未収法人所得税が2,636百万円、その他の流動資産が3,753百万円減少した一方、営業債権及びその他の債権が20,005百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は159,951百万円となり、前連結会計年度末に比べ13,051百万円増加いたしました。これは主に、未払法人所得税が3,552百万円、その他の流動負債が2,991百万円減少した一方、営業債務及びその他の債務が2,835百万円、社債及び借入金が18,410百万円増加したことによるものであります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は101,789百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,885百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加7,137百万円、剰余金の配当による減少3,541百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は38.9%(前連結会計年度末は40.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より941百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末には10,964百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は3,212百万円(前年同期比30.7%増)となりました。
これは主に、税引前四半期利益6,831百万円(前年同期比28.6%増)、減価償却費及び償却費654百万円(前年同期比7.7%増)、棚卸資産の増加、営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務等の増加、法人所得税の支払及び法人所得税の還付によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,916百万円(前年同期比106.4%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出1,754百万円(前年同期比70.0%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は6,308百万円(前年同期は3,512百万円の使用)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額9,910百万円(前年同期は658百万円の減少)、配当金の支払いによる支出3,522百万円(前年同期比28.4%増)によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、80百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。