四半期報告書-第11期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、本四半期報告書に記載の数値はIFRSベースで表示しております。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復を続けました。一方、世界経済については、米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速懸念などにより、先行き不透明な状況が続いています。
当第1四半期連結累計期間の売上収益は33,969百万円(前年同期比2,054百万円増、6.4%増)、営業利益は3,817百万円(前年同期比275百万円増、7.8%増)、税引前四半期利益は3,267百万円(前年同期比78百万円減、2.3%減)、四半期利益は2,035百万円(前年同期比337百万円減、14.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2,035百万円(前年同期比337百万円減、14.2%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益は前年同期比で増加しました。また、北米における貴金属精錬分野については、売上収益は前年同期比で増加しましたが、フロリダ新会社の固定費負担の影響により営業利益は前年同期比で減少しました。これらの結果、本セグメント全体の売上収益は前年同期比で増加しましたが、営業利益は前年同期比で減少しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は24,572百万円(前年同期比1,636百万円増、7.1%増)、営業利益は3,438百万円(前年同期比44百万円減、1.3%減)となりました。
② 環境保全事業
前期に撤退を進めた写真感材事業の影響は残るものの、各社の特長を活かしたグループ会社間連携による新規顧客開拓に注力した結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は4,236百万円(前年同期比179百万円増、4.4%増)、営業利益は837百万円(前年同期比158百万円増、23.3%増)となりました。
③ ライフ&ヘルス事業
首都圏を中心とした建設需要は引き続き高い水準にあり、消防設備や空調設備の売上収益は堅調に推移しました。また、健康機器の分野も概ね堅調に推移しました。これらの結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は5,166百万円(前年同期比227百万円増、4.6%増)、営業利益は130百万円(前年同期比9百万円増、7.7%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は160,315百万円となり、前連結会計年度末に比べ43百万円増加いたしました。これは主に、現金及び現金同等物が2,033百万円、営業債権及びその他の債権が2,986百万円減少した一方で、棚卸資産が2,949百万円、有形固定資産が2,095百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は91,778百万円となり、前連結会計年度末に比べ690百万円減少いたしました。これは主に、その他の金融負債が2,133百万円増加した一方で、借入金が1,368百万円、未払法人所得税が1,320百万円、営業債務及びその他の債務が1,012百万円減少したことによるものであります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は68,537百万円となり、前連結会計年度末に比べ733百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加3,076百万円、剰余金の配当による減少2,360百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は42.8%(前連結会計年度末は42.3%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より2,033百万円減少し、当第1四半期連結会計期間末には14,263百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は2,605百万円(前年同期は1,396百万円の使用)となりました。
これは主に、税引前四半期利益3,267百万円(前年同期比2.3%減)、減価償却費及び償却費728百万円(前年同期比25.5%増)、棚卸資産の増加、営業債務及びその他の債務の減少及び法人所得税の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,124百万円(前年同期比95.3%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出993百万円(前年同期比38.0%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は3,370百万円(前年同期比223.0%増)となりました。
これは主に、配当金の支払いによる支出2,336百万円(前年同期比80.5%増)によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、115百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、本四半期報告書に記載の数値はIFRSベースで表示しております。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復を続けました。一方、世界経済については、米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速懸念などにより、先行き不透明な状況が続いています。
当第1四半期連結累計期間の売上収益は33,969百万円(前年同期比2,054百万円増、6.4%増)、営業利益は3,817百万円(前年同期比275百万円増、7.8%増)、税引前四半期利益は3,267百万円(前年同期比78百万円減、2.3%減)、四半期利益は2,035百万円(前年同期比337百万円減、14.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2,035百万円(前年同期比337百万円減、14.2%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益は前年同期比で増加しました。また、北米における貴金属精錬分野については、売上収益は前年同期比で増加しましたが、フロリダ新会社の固定費負担の影響により営業利益は前年同期比で減少しました。これらの結果、本セグメント全体の売上収益は前年同期比で増加しましたが、営業利益は前年同期比で減少しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は24,572百万円(前年同期比1,636百万円増、7.1%増)、営業利益は3,438百万円(前年同期比44百万円減、1.3%減)となりました。
② 環境保全事業
前期に撤退を進めた写真感材事業の影響は残るものの、各社の特長を活かしたグループ会社間連携による新規顧客開拓に注力した結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は4,236百万円(前年同期比179百万円増、4.4%増)、営業利益は837百万円(前年同期比158百万円増、23.3%増)となりました。
③ ライフ&ヘルス事業
首都圏を中心とした建設需要は引き続き高い水準にあり、消防設備や空調設備の売上収益は堅調に推移しました。また、健康機器の分野も概ね堅調に推移しました。これらの結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は5,166百万円(前年同期比227百万円増、4.6%増)、営業利益は130百万円(前年同期比9百万円増、7.7%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は160,315百万円となり、前連結会計年度末に比べ43百万円増加いたしました。これは主に、現金及び現金同等物が2,033百万円、営業債権及びその他の債権が2,986百万円減少した一方で、棚卸資産が2,949百万円、有形固定資産が2,095百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は91,778百万円となり、前連結会計年度末に比べ690百万円減少いたしました。これは主に、その他の金融負債が2,133百万円増加した一方で、借入金が1,368百万円、未払法人所得税が1,320百万円、営業債務及びその他の債務が1,012百万円減少したことによるものであります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は68,537百万円となり、前連結会計年度末に比べ733百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加3,076百万円、剰余金の配当による減少2,360百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は42.8%(前連結会計年度末は42.3%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より2,033百万円減少し、当第1四半期連結会計期間末には14,263百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は2,605百万円(前年同期は1,396百万円の使用)となりました。
これは主に、税引前四半期利益3,267百万円(前年同期比2.3%減)、減価償却費及び償却費728百万円(前年同期比25.5%増)、棚卸資産の増加、営業債務及びその他の債務の減少及び法人所得税の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,124百万円(前年同期比95.3%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出993百万円(前年同期比38.0%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は3,370百万円(前年同期比223.0%増)となりました。
これは主に、配当金の支払いによる支出2,336百万円(前年同期比80.5%増)によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、115百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。