四半期報告書-第11期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、本四半期報告書に記載の数値はIFRSベースで表示しております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復を続けました。一方、経済の先行きについては、消費税増税や米中貿易摩擦などの景気への影響が懸念され、不透明な状況が続いています。
当第2四半期連結累計期間の売上収益は70,152百万円(前年同期比9,771百万円増、16.2%増)、営業利益は8,505百万円(前年同期比1,641百万円増、23.9%増)、税引前四半期利益は7,225百万円(前年同期比738百万円増、11.4%増)、四半期利益は4,506百万円(前年同期比34百万円減、0.8%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,506百万円(前年同期比34百万円減、0.8%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益および営業利益は、貴金属回収量の増加や貴金属価格の上昇により前年同期比で増加しました。また、北米における貴金属精錬分野の売上収益および営業利益は、精錬取引の増加や金融取引の拡大により前年同期比で増加しました。これらの結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は49,912百万円(前年同期比7,466百万円増、17.6%増)、営業利益は7,241百万円(前年同期比745百万円増、11.5%増)となりました。
② 環境保全事業
各事業会社の特長を活かした連携を強化し、新規案件の開拓に努めた結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は9,043百万円(前年同期比1,056百万円増、13.2%増)、営業利益は1,714百万円(前年同期比272百万円増、18.9%増)となりました。
③ ライフ&ヘルス事業
健康機器分野において消費税増税を前に各種製品の販売が伸び、空調設備分野において業績が堅調に推移した結果、消防設備分野の紘永工業株式会社が8月1日から連結対象外となりましたが、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は11,204百万円(前年同期比1,227百万円増、12.3%増)、営業利益は698百万円(前年同期比444百万円増、174.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は209,966百万円となり、前連結会計年度末に比べ49,693百万円増加いたしました。これは主に、現金及び現金同等物が3,525百万円減少した一方で、営業債権及びその他の債権が46,359百万円、棚卸資産が5,536百万円、有形固定資産が1,636百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は140,929百万円となり、前連結会計年度末に比べ48,461百万円増加いたしました。これは主に、その他の流動負債が1,848百万円減少した一方で、借入金が46,948百万円、その他の金融負債が3,278百万円増加したことによるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は69,036百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,232百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加3,557百万円、剰余金の配当による減少2,360百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は32.9%(前連結会計年度末は42.3%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より3,525百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には12,772百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は47,623百万円(前年同期は4,975百万円の獲得)となりました。
これは主に、税引前四半期利益7,225百万円(前年同期比11.4%増)、減価償却費及び償却費1,448百万円(前年同期比24.6%増)、営業債権及びその他の債権の増加額47,704百万円、棚卸資産の増加、営業債務及びその他の債務の増加及び法人所得税の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,134百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出1,352百万円(前年同期比15.0%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は45,396百万円(前年同期は2,073百万円の使用)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額48,005百万円(前年同期は95百万円の減少)、配当金の支払いによる支出2,354百万円(前年同期比80.2%増)によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、216百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、本四半期報告書に記載の数値はIFRSベースで表示しております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復を続けました。一方、経済の先行きについては、消費税増税や米中貿易摩擦などの景気への影響が懸念され、不透明な状況が続いています。
当第2四半期連結累計期間の売上収益は70,152百万円(前年同期比9,771百万円増、16.2%増)、営業利益は8,505百万円(前年同期比1,641百万円増、23.9%増)、税引前四半期利益は7,225百万円(前年同期比738百万円増、11.4%増)、四半期利益は4,506百万円(前年同期比34百万円減、0.8%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は4,506百万円(前年同期比34百万円減、0.8%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益および営業利益は、貴金属回収量の増加や貴金属価格の上昇により前年同期比で増加しました。また、北米における貴金属精錬分野の売上収益および営業利益は、精錬取引の増加や金融取引の拡大により前年同期比で増加しました。これらの結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は49,912百万円(前年同期比7,466百万円増、17.6%増)、営業利益は7,241百万円(前年同期比745百万円増、11.5%増)となりました。
② 環境保全事業
各事業会社の特長を活かした連携を強化し、新規案件の開拓に努めた結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は9,043百万円(前年同期比1,056百万円増、13.2%増)、営業利益は1,714百万円(前年同期比272百万円増、18.9%増)となりました。
③ ライフ&ヘルス事業
健康機器分野において消費税増税を前に各種製品の販売が伸び、空調設備分野において業績が堅調に推移した結果、消防設備分野の紘永工業株式会社が8月1日から連結対象外となりましたが、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は11,204百万円(前年同期比1,227百万円増、12.3%増)、営業利益は698百万円(前年同期比444百万円増、174.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は209,966百万円となり、前連結会計年度末に比べ49,693百万円増加いたしました。これは主に、現金及び現金同等物が3,525百万円減少した一方で、営業債権及びその他の債権が46,359百万円、棚卸資産が5,536百万円、有形固定資産が1,636百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は140,929百万円となり、前連結会計年度末に比べ48,461百万円増加いたしました。これは主に、その他の流動負債が1,848百万円減少した一方で、借入金が46,948百万円、その他の金融負債が3,278百万円増加したことによるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は69,036百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,232百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加3,557百万円、剰余金の配当による減少2,360百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は32.9%(前連結会計年度末は42.3%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より3,525百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には12,772百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は47,623百万円(前年同期は4,975百万円の獲得)となりました。
これは主に、税引前四半期利益7,225百万円(前年同期比11.4%増)、減価償却費及び償却費1,448百万円(前年同期比24.6%増)、営業債権及びその他の債権の増加額47,704百万円、棚卸資産の増加、営業債務及びその他の債務の増加及び法人所得税の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,134百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出1,352百万円(前年同期比15.0%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は45,396百万円(前年同期は2,073百万円の使用)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額48,005百万円(前年同期は95百万円の減少)、配当金の支払いによる支出2,354百万円(前年同期比80.2%増)によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、216百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。