四半期報告書-第13期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う緊急事態宣言の発令などにより、社会経済活動が制限され、厳しい状況となりました。各種政策の効果や海外経済の改善により、国内景気の一部に持ち直しの動きがみられるものの、依然として先行きは不透明な状況にあります。
当第2四半期連結累計期間の売上収益は96,861百万円(前年同期比17,735百万円増、22.4%増)、営業利益は13,698百万円(前年同期比1,870百万円増、15.8%増)、税引前四半期利益は13,642百万円(前年同期比1,766百万円増、14.9%増)、四半期利益は9,653百万円(前年同期比1,420百万円増、17.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は9,653百万円(前年同期比1,420百万円増、17.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野は、貴金属価格の上昇や貴金属販売量の増加により、前年同期比で増収増益となりました。また、北米における貴金属精錬分野は、裁定取引などの金融取引は減少しましたが、精錬取引量や製品加工・販売が増加したことにより、前年同期比で減収増益となりました。これらの結果、本セグメントの当第2四半期連結累計期間の売上収益は88,221百万円(前年同期比18,201百万円増、26.0%増)、営業利益は14,263百万円(前年同期比2,905百万円増、25.6%増)となりました。
② 環境保全事業
国内の工業生産活動の回復に伴い、当社グループの産業廃棄物の処理量が増加し、また処理単価の引き上げを実施しました。しかしながら、前年度末に株式会社インターセントラルが当社の連結対象子会社から除外され、新焼却炉の稼働に伴い減価償却費などが増加したことにより、本セグメントの当第2四半期連結累計期間の売上収益は8,639百万円(前年同期比466百万円減、5.1%減)、営業利益は1,522百万円(前年同期比180百万円減、10.6%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は255,844百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,041百万円増加いたしました。これは主に、棚卸資産が4,803百万円、未収法人所得税が2,833百万円、繰延税金資産が3,777百万円減少した一方、営業債権及びその他の債権が13,568百万円、その他の金融資産が5,913百万円、有形固定資産が1,493百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は147,714百万円となり、前連結会計年度末に比べ814百万円増加いたしました。これは主に、未払法人所得税が2,451百万円、その他の流動負債が1,187百万円減少した一方、営業債務及びその他の債務が1,053百万円、社債及び借入金が4,823百万円増加したことによるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は108,130百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,226百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加14,627百万円、剰余金の配当による減少3,541百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は42.3%(前連結会計年度末は40.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より881百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には9,141百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は6,001百万円(前年同期は3,607百万円の使用)となりました。
これは主に、税引前四半期利益13,642百万円(前年同期比14.9%増)、減価償却費及び償却費1,306百万円(前年同期比7.0%増)、棚卸資産の減少、営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務等の増加、法人所得税の支払及び法人所得税の還付によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は2,804百万円(前年同期比106.8%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出3,366百万円(前年同期比162.9%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は4,762百万円(前年同期比64.5%減)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額548百万円(前年同期は10,451百万円の減少)、自己株式の取得による支出1,785百万円、配当金の支払いによる支出3,539百万円(前年同期比28.5%増)によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、164百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う緊急事態宣言の発令などにより、社会経済活動が制限され、厳しい状況となりました。各種政策の効果や海外経済の改善により、国内景気の一部に持ち直しの動きがみられるものの、依然として先行きは不透明な状況にあります。
当第2四半期連結累計期間の売上収益は96,861百万円(前年同期比17,735百万円増、22.4%増)、営業利益は13,698百万円(前年同期比1,870百万円増、15.8%増)、税引前四半期利益は13,642百万円(前年同期比1,766百万円増、14.9%増)、四半期利益は9,653百万円(前年同期比1,420百万円増、17.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は9,653百万円(前年同期比1,420百万円増、17.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野は、貴金属価格の上昇や貴金属販売量の増加により、前年同期比で増収増益となりました。また、北米における貴金属精錬分野は、裁定取引などの金融取引は減少しましたが、精錬取引量や製品加工・販売が増加したことにより、前年同期比で減収増益となりました。これらの結果、本セグメントの当第2四半期連結累計期間の売上収益は88,221百万円(前年同期比18,201百万円増、26.0%増)、営業利益は14,263百万円(前年同期比2,905百万円増、25.6%増)となりました。
② 環境保全事業
国内の工業生産活動の回復に伴い、当社グループの産業廃棄物の処理量が増加し、また処理単価の引き上げを実施しました。しかしながら、前年度末に株式会社インターセントラルが当社の連結対象子会社から除外され、新焼却炉の稼働に伴い減価償却費などが増加したことにより、本セグメントの当第2四半期連結累計期間の売上収益は8,639百万円(前年同期比466百万円減、5.1%減)、営業利益は1,522百万円(前年同期比180百万円減、10.6%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は255,844百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,041百万円増加いたしました。これは主に、棚卸資産が4,803百万円、未収法人所得税が2,833百万円、繰延税金資産が3,777百万円減少した一方、営業債権及びその他の債権が13,568百万円、その他の金融資産が5,913百万円、有形固定資産が1,493百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は147,714百万円となり、前連結会計年度末に比べ814百万円増加いたしました。これは主に、未払法人所得税が2,451百万円、その他の流動負債が1,187百万円減少した一方、営業債務及びその他の債務が1,053百万円、社債及び借入金が4,823百万円増加したことによるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は108,130百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,226百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益による増加14,627百万円、剰余金の配当による減少3,541百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は42.3%(前連結会計年度末は40.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より881百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には9,141百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は6,001百万円(前年同期は3,607百万円の使用)となりました。
これは主に、税引前四半期利益13,642百万円(前年同期比14.9%増)、減価償却費及び償却費1,306百万円(前年同期比7.0%増)、棚卸資産の減少、営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務等の増加、法人所得税の支払及び法人所得税の還付によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は2,804百万円(前年同期比106.8%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出3,366百万円(前年同期比162.9%増)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は4,762百万円(前年同期比64.5%減)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額548百万円(前年同期は10,451百万円の減少)、自己株式の取得による支出1,785百万円、配当金の支払いによる支出3,539百万円(前年同期比28.5%増)によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、164百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。