半期報告書-第21期(2024/07/01-2025/06/30)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループはゲーム・アニメ事業、メタバース事業、DX事業、投資事業の各セグメントにおいて積極的な投資に取り組んでまいりました。この結果、当中間連結会計期間の当社グループ業績は、売上高28,520百万円(前年同期比5.0%減)、営業利益2,115百万円(同3.9%増)、経常利益2,159百万円(同4.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益955百万円(同32.6%増)となりました。
なお、当社グループは、従来「ゲーム・アニメ事業」、「メタバース事業」、「DX事業」、「コマース事業」、「投資事業」、「その他」に区分しておりましたが、2024年7月1日付けでコマース事業本部をDX事業本部に統合する組織変更を行ったことに伴い、当中間連結会計期間より「コマース事業」を「DX事業」に統合して区分することといたしました。
また、対前年同期の増減及び増減率については、前年同期の数値を変更後の区分方法に組み替えた数値に基づいて作成しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①ゲーム・アニメ事業
既存スマートフォンゲームの長期運営体制による収益安定化及び海外展開による収益力向上に取り組むとともに、新規タイトルの開発を進めてまいりましたが、当中間連結会計期間においては新規タイトルのリリースがなく、既存タイトルを中心とした事業運営となり軟調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高18,997百万円(前年同期比14.2%減)、営業利益1,979百万円(同32.0%減)となりました。
②メタバース事業
プラットフォーム事業において、スマートフォン向けメタバース「REALITY」のコンテンツ拡充及び機能拡充を進めるとともに、グローバル展開を進めてまいりました。また、費用効率化による収益構造の改善にも取り組んでまいりました。VTuber事業における積極的な投資を継続しながらも、メタバース事業全体で堅調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高4,035百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益246百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
③DX事業
リカーリング型の事業構造への転換に向けた積極的な投資を継続しながらもDX事業全体で計画通り進捗し、堅調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高3,504百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益434百万円(同1.7%増)となりました。
④投資事業
インターネット・IT領域を中心に投資するベンチャーキャピタルやスタートアップへの投資に取り組んでまいりました。投資先ファンドが保有株式を売却したことにより堅調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高2,083百万円(前年同期比109.2%増)、営業利益226百万円(前年同期は営業損失256百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当中間連結会計期間末の総資産は126,108百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,679百万円減少いたしました。流動資産は110,099百万円(前連結会計年度末比2,177百万円減)となりました。主な減少要因は「金銭の信託」及び流動資産の「その他」がそれぞれ7,500百万円、654百万円増加した一方、「現金及び預金」及び「未収入金」がそれぞれ9,976百万円、423百万円減少したことによるものであります。固定資産は16,009百万円(同502百万円減)となりました。主な減少要因は投資その他の資産の「その他」及び「投資有価証券」がそれぞれ186百万円、115百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては32,373百万円となり、前連結会計年度末に比べ884百万円減少いたしました。流動負債は23,252百万円(同8,230百万円増)となりました。主な増加要因は「契約負債」及び「未払法人税等」がそれぞれ713百万円、394百万円減少した一方、「1年内償還予定の社債」及び「未払金」がそれぞれ9,000百万円、505百万円増加したことによるものであります。固定負債は9,120百万円(同9,115百万円減)となりました。主な減少要因は「社債」及び固定負債の「その他」がそれぞれ9,000百万円、115百万円減少したことによるものであります。
純資産につきましては、93,735百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,794百万円減少いたしました。主な減少要因は「自己株式」が157百万円減少した一方、「利益剰余金」が1,866百万円減少したことによるものであります。
企業の安定性を示す自己資本比率は、当中間連結会計期間末は73.9%であります。また、支払い能力を示す流動比率は当中間連結会計期間末は473.5%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ2,476百万円減少し、残高は74,811百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、558百万円(前年同期は3,566百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額1,234百万円及び契約負債の減少713百万円があった一方、税金等調整前中間純利益2,120百万円及び未払金の増加639百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により獲得した資金は、117百万円(前年同期は142百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入126百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、2,972百万円(前年同期は983百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払による支出2,955百万円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は512百万円であります。
(1)業績の状況
当社グループはゲーム・アニメ事業、メタバース事業、DX事業、投資事業の各セグメントにおいて積極的な投資に取り組んでまいりました。この結果、当中間連結会計期間の当社グループ業績は、売上高28,520百万円(前年同期比5.0%減)、営業利益2,115百万円(同3.9%増)、経常利益2,159百万円(同4.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益955百万円(同32.6%増)となりました。
なお、当社グループは、従来「ゲーム・アニメ事業」、「メタバース事業」、「DX事業」、「コマース事業」、「投資事業」、「その他」に区分しておりましたが、2024年7月1日付けでコマース事業本部をDX事業本部に統合する組織変更を行ったことに伴い、当中間連結会計期間より「コマース事業」を「DX事業」に統合して区分することといたしました。
また、対前年同期の増減及び増減率については、前年同期の数値を変更後の区分方法に組み替えた数値に基づいて作成しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①ゲーム・アニメ事業
既存スマートフォンゲームの長期運営体制による収益安定化及び海外展開による収益力向上に取り組むとともに、新規タイトルの開発を進めてまいりましたが、当中間連結会計期間においては新規タイトルのリリースがなく、既存タイトルを中心とした事業運営となり軟調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高18,997百万円(前年同期比14.2%減)、営業利益1,979百万円(同32.0%減)となりました。
②メタバース事業
プラットフォーム事業において、スマートフォン向けメタバース「REALITY」のコンテンツ拡充及び機能拡充を進めるとともに、グローバル展開を進めてまいりました。また、費用効率化による収益構造の改善にも取り組んでまいりました。VTuber事業における積極的な投資を継続しながらも、メタバース事業全体で堅調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高4,035百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益246百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
③DX事業
リカーリング型の事業構造への転換に向けた積極的な投資を継続しながらもDX事業全体で計画通り進捗し、堅調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高3,504百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益434百万円(同1.7%増)となりました。
④投資事業
インターネット・IT領域を中心に投資するベンチャーキャピタルやスタートアップへの投資に取り組んでまいりました。投資先ファンドが保有株式を売却したことにより堅調に推移しました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高2,083百万円(前年同期比109.2%増)、営業利益226百万円(前年同期は営業損失256百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当中間連結会計期間末の総資産は126,108百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,679百万円減少いたしました。流動資産は110,099百万円(前連結会計年度末比2,177百万円減)となりました。主な減少要因は「金銭の信託」及び流動資産の「その他」がそれぞれ7,500百万円、654百万円増加した一方、「現金及び預金」及び「未収入金」がそれぞれ9,976百万円、423百万円減少したことによるものであります。固定資産は16,009百万円(同502百万円減)となりました。主な減少要因は投資その他の資産の「その他」及び「投資有価証券」がそれぞれ186百万円、115百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては32,373百万円となり、前連結会計年度末に比べ884百万円減少いたしました。流動負債は23,252百万円(同8,230百万円増)となりました。主な増加要因は「契約負債」及び「未払法人税等」がそれぞれ713百万円、394百万円減少した一方、「1年内償還予定の社債」及び「未払金」がそれぞれ9,000百万円、505百万円増加したことによるものであります。固定負債は9,120百万円(同9,115百万円減)となりました。主な減少要因は「社債」及び固定負債の「その他」がそれぞれ9,000百万円、115百万円減少したことによるものであります。
純資産につきましては、93,735百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,794百万円減少いたしました。主な減少要因は「自己株式」が157百万円減少した一方、「利益剰余金」が1,866百万円減少したことによるものであります。
企業の安定性を示す自己資本比率は、当中間連結会計期間末は73.9%であります。また、支払い能力を示す流動比率は当中間連結会計期間末は473.5%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ2,476百万円減少し、残高は74,811百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、558百万円(前年同期は3,566百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額1,234百万円及び契約負債の減少713百万円があった一方、税金等調整前中間純利益2,120百万円及び未払金の増加639百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により獲得した資金は、117百万円(前年同期は142百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入126百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、2,972百万円(前年同期は983百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払による支出2,955百万円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は512百万円であります。