四半期報告書-第20期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/14 16:11
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大によって緊急事態宣言が発出され、社会・経済活動が大きく制限されたことから極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後、足下では経済活動が再開されつつありますが、再び感染者数が増加傾向にあり、景気の先行きについては新型コロナウイルス感染症第2波の到来が懸念されており、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループはこのような環境の下、全社員が感染拡大防止に努めつつ再生医療支援事業及び細胞シート再生医療事業における活動を推進いたしましたが、当社事業もコロナ禍の影響から免れることが出来ませんでした。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は58,327千円(前年同四半期比104,023千円の減少)、営業損失は340,721千円(前年同四半期比19,624千円の増加)、経常損失は341,825千円(前年同四半期比21,272千円の増加)、親会社株主に帰属する四半期純損失は340,693千円(前年同四半期比21,458千円の増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 再生医療支援事業
再生医療支援事業では、販売面におきまして器材製品の拡販に向けた既存代理店との更なる協業強化及び積極的な販売促進活動をした結果、カタログ掲載製品について国内代理店及び海外への売上が、前期及び第1四半期会計期間から引き続き予算対比大幅にアップしました。一方、当社細胞培養センターを活かした再生医療を支援する再生医療受託事業については、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、共同研究先である東海大学より受託した先進医療にかかる1例目の自己軟骨細胞シートの製造開始の遅れ、台湾の三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)より受託予定であった食道上皮シートの製造が中止となったことなどにより、当初の売上計画が未達となりました。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は56,524千円(前年同四半期比825千円の減少)、営業損失は7,106千円(前年同四半期比13,207千円の減少)となりました。
② 細胞シート再生医療事業
細胞シート再生医療事業では、食道再生上皮シート及び軟骨再生シートの細胞シート再生医療等製品パイプラインの自社開発を中心とした研究開発を推進しております。
食道再生シートパイプラインでは、追加治験に向け、対象患者のプロトコール、必要な症例数についてPMDAと協議を行ってきましたが、ようやく協議が完了し追加治験実施が決定し、治験届を遅くとも2020年末までに提出する予定です。また製造販売承認申請の時期につきましては、対象患者を限定したこと、PMDAから当初の治験よりも多い症例数を求められていることから、2025年を予定しておりますが、今後は、治験期間の短縮に向けて、治療施設の追加等について検討を重ねて参ります。
なお、欧州における食道再生上皮シートに関する開発については、市場性がないと判断し中止することを2020年7月16日に決定しております。
海外展開におきましては、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により遅れが生じているものの、今後も引き続き三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)に対して食道再生上皮シート及び軟骨再生シート事業にかかる支援を行って参ります。
また、当社と台湾の三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)が中心となり出資し2020年1月に台湾に設立した合弁会社(UpCellBiomedicaI Inc.)においては、今後、食道、軟骨以外のパイプライン事業の開発、製造、販売を実施する予定です。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,802千円(前年同四半期比103,198千円の減少)、営業損失は185,297千円(前年同四半期比57,738千円の増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて131,481千円増加し、1,376,967千円となりました。これは主に、売掛金が39,373千円減少した一方で、現金及び預金が217,734千円増加したことによります。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて804千円増加し、211,560千円となりました。これは主に、投資その他の資産が1,865千円増加したことなどによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて132,286千円増加し、1,588,528千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて9,028千円減少し、101,418千円となりました。これは主に、買掛金が4,056千円、未払金が1,157千円減少したことによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて9,028千円減少し、101,418千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて141,314千円増加し、1,487,109千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失340,693千円を計上した一方で、新株予約権の行使による株式の発行により資本金が243,385千円、資本剰余金が243,385千円増加したことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前第2四半期連結会計期間末に比べて295,192千円増加し1,282,807千円となりました。当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動に使用した資金は260,436千円(前年同四半期比202,058千円の支出増)となりました。これは主に、その他流動資産の減少額45,170千円、売上債権の減少額39,117千円があった一方、税金等調整前四半期純損失340,088千円を計上したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は5,391千円(前年同四半期比2,370千円の支出減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,883千円、敷金の差入による支出2,330千円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は484,636千円(前年同四半期比484,636千円の収入増)となりました。これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入484,636千円によります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は181,099千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(5)継続企業の前提に関する事項について
当社グループは、当社新株予約権の行使による資金調達の実施等により、前連結会計年度末の手元資金(現金及び預金)残高は1,065,072千円となり、財務基盤については安定的に推移しております。一方で事業面におきましては細胞シート再生医療事業の重要課題である細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の道程を示すまでには至っておりません。以上のことから、当社グループは当第2四半期連結会計期間において、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。
当社グループは当該状況の解消を図るべく、引き続き以下の施策に取り組んでおります。
当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の実現と事業提携の推進による収益機会の獲得
当社グループは、今後、食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また事業提携先の開拓を通じて、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。

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