四半期報告書-第21期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東京オリンピック開催中に第5波となる感染拡大により新型コロナウイルスの猛威を強く受けましたが、ワクチン接種率の向上などにより9月末より急速に新規感染者数が減少したことから、経済活動の正常化に期待が高まっております。一方で、世界経済に目を移すと、恒大集団の債務問題をはじめとする中国景気の減速、米金利上昇、テーパリング(量的金融緩和縮小)等による株価下落への警戒感、原油高による世界的なインフレ懸念などが日本経済にも与える影響が小さくないこと、また今冬に第6波の到来懸念などにより景気の先行きは依然として不透明感が漂っております。
当社グループはこのような環境の下、全社員の健康と安全を確保するため、在宅勤務や時差出勤などの対策により感染拡大防止と事業の遂行の両立を図ってまいりました。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は128,810千円(前年同四半期比44,963千円の増加)、営業損失は676,966千円(前年同四半期比74,389千円の増加)、経常損失は693,945千円(前年同四半期比82,085千円の増加)、親会社株主に帰属する四半期純損失は703,721千円(前年同四半期比92,690千円の増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 再生医療支援事業
再生医療支援事業では、細胞培養器材の開発・製造施設を新設し9月より本格稼働を開始いたしました。当該施設の本格稼働により、従来の再生医療市場における細胞培養器材の販売だけでなく、研究用細胞の大量培養を目的とした新たな用途での細胞培養器材製品の販売、特に海外の旺盛な需要に対応して参ります。
また、当社細胞培養センターを活かした再生医療を支援する再生医療受託事業については、共同研究先である東海大学より先進医療にかかる自己軟骨細胞シートの製造を受託し、第3四半期連結累計期間には3症例の売上を計上いたしました。
以上のような結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は115,220千円(前年同四半期比33,175千円の増加)、営業損失は47,439千円(前年同四半期比2,956千円の増加)となりました。
② 細胞シート再生医療事業
細胞シート再生医療事業では、食道再生上皮シート及び軟骨再生シートの細胞シート再生医療等製品パイプラインの自社開発を中心とした研究開発を推進しております。
食道再生シートパイプラインでは、治験届を提出した2020年10月20日以降、追加治験を引き続き実施中であり、製造販売承認申請の時期につきましては、2025年を予定しております。
海外展開におきましては、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により遅れが生じているものの、今後も引き続き三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)に対しての食道再生上皮シート及び軟骨再生シート事業にかかる支援をおこなって参ります。また台湾以外の新規事業先候補とも積極的に交渉を重ねて参りました。
以上のような活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は13,589千円(前年同四半期比11,787千円の増加)、営業損失は436,275千円(前年同四半期比95,908千円の増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて279,481千円減少し、1,342,706千円となりました。これは、現金及び預金が266,451千円、売掛金が20,883千円減少したことなどによります。
当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて106,280千円増加し、290,550千円となりました。これは、有形固定資産が93,836千円増加したことなどによります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて173,200千円減少し、1,633,257千円となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて76,028千円増加し、196,113千円となりました。これは、前受金が45,928千円、未払金が33,931千円増加したことなどによります。
当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて34,618千円増加し、194,618千円となりました。これは、資産除去債務を34,618千円計上したことによります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて110,646千円増加し、390,731千円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて283,847千円減少し、1,242,525千円となりました。これは、新株予約権の行使に伴う新株の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ200,370千円増加した一方、親会社株主に帰属する四半期純損失703,721千円を計上したことによります。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は441,922千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(4)継続企業の前提に関する事項について
当社グループは、当社新株予約権の行使による資金調達の実施により、前連結会計年度末の手元資金(現金及び預金)残高は1,460,867千円となり、財務基盤については安定的に推移しております。一方で事業面におきましては細胞シート再生医療事業の重要課題である細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の道程を示すまでには至っておりません。以上のことから、当社グループは当第3四半期連結会計期間において、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。
当社グループは当該状況の解消を図るべく、引き続き以下の施策に取り組んでおります。
当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の実現と事業提携の推進による収益機会の獲得
当社グループは、今後、食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また事業提携先の開拓を通じて、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東京オリンピック開催中に第5波となる感染拡大により新型コロナウイルスの猛威を強く受けましたが、ワクチン接種率の向上などにより9月末より急速に新規感染者数が減少したことから、経済活動の正常化に期待が高まっております。一方で、世界経済に目を移すと、恒大集団の債務問題をはじめとする中国景気の減速、米金利上昇、テーパリング(量的金融緩和縮小)等による株価下落への警戒感、原油高による世界的なインフレ懸念などが日本経済にも与える影響が小さくないこと、また今冬に第6波の到来懸念などにより景気の先行きは依然として不透明感が漂っております。
当社グループはこのような環境の下、全社員の健康と安全を確保するため、在宅勤務や時差出勤などの対策により感染拡大防止と事業の遂行の両立を図ってまいりました。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は128,810千円(前年同四半期比44,963千円の増加)、営業損失は676,966千円(前年同四半期比74,389千円の増加)、経常損失は693,945千円(前年同四半期比82,085千円の増加)、親会社株主に帰属する四半期純損失は703,721千円(前年同四半期比92,690千円の増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 再生医療支援事業
再生医療支援事業では、細胞培養器材の開発・製造施設を新設し9月より本格稼働を開始いたしました。当該施設の本格稼働により、従来の再生医療市場における細胞培養器材の販売だけでなく、研究用細胞の大量培養を目的とした新たな用途での細胞培養器材製品の販売、特に海外の旺盛な需要に対応して参ります。
また、当社細胞培養センターを活かした再生医療を支援する再生医療受託事業については、共同研究先である東海大学より先進医療にかかる自己軟骨細胞シートの製造を受託し、第3四半期連結累計期間には3症例の売上を計上いたしました。
以上のような結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は115,220千円(前年同四半期比33,175千円の増加)、営業損失は47,439千円(前年同四半期比2,956千円の増加)となりました。
② 細胞シート再生医療事業
細胞シート再生医療事業では、食道再生上皮シート及び軟骨再生シートの細胞シート再生医療等製品パイプラインの自社開発を中心とした研究開発を推進しております。
食道再生シートパイプラインでは、治験届を提出した2020年10月20日以降、追加治験を引き続き実施中であり、製造販売承認申請の時期につきましては、2025年を予定しております。
海外展開におきましては、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により遅れが生じているものの、今後も引き続き三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)に対しての食道再生上皮シート及び軟骨再生シート事業にかかる支援をおこなって参ります。また台湾以外の新規事業先候補とも積極的に交渉を重ねて参りました。
以上のような活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は13,589千円(前年同四半期比11,787千円の増加)、営業損失は436,275千円(前年同四半期比95,908千円の増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて279,481千円減少し、1,342,706千円となりました。これは、現金及び預金が266,451千円、売掛金が20,883千円減少したことなどによります。
当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて106,280千円増加し、290,550千円となりました。これは、有形固定資産が93,836千円増加したことなどによります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて173,200千円減少し、1,633,257千円となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて76,028千円増加し、196,113千円となりました。これは、前受金が45,928千円、未払金が33,931千円増加したことなどによります。
当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて34,618千円増加し、194,618千円となりました。これは、資産除去債務を34,618千円計上したことによります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて110,646千円増加し、390,731千円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて283,847千円減少し、1,242,525千円となりました。これは、新株予約権の行使に伴う新株の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ200,370千円増加した一方、親会社株主に帰属する四半期純損失703,721千円を計上したことによります。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は441,922千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(4)継続企業の前提に関する事項について
当社グループは、当社新株予約権の行使による資金調達の実施により、前連結会計年度末の手元資金(現金及び預金)残高は1,460,867千円となり、財務基盤については安定的に推移しております。一方で事業面におきましては細胞シート再生医療事業の重要課題である細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の道程を示すまでには至っておりません。以上のことから、当社グループは当第3四半期連結会計期間において、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。
当社グループは当該状況の解消を図るべく、引き続き以下の施策に取り組んでおります。
当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の実現と事業提携の推進による収益機会の獲得
当社グループは、今後、食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また事業提携先の開拓を通じて、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。