四半期報告書-第21期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による度重なる緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の発出により、企業収益や雇用環境が大幅に悪化し、景気は厳しい状況にありました。景気の先行きについては、国内におけるワクチン接種が始まったもののワクチン供給の停滞、感染力の強い変異株による感染者数の増加により、さらなる感染拡大の懸念があり引続き予断を許さない状況であります。
当社グループはこのような環境の下、「在宅勤務を常態とする働き方」を推奨し感染拡大防止に努めつつ再生医療支援事業及び細胞シート再生医療事業における活動を推進いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は81,592千円(前年同四半期比23,265千円の増加)、営業損失は466,140千円(前年同四半期比125,418千円の増加)、経常損失は477,366千円(前年同四半期比135,541千円の増加)、親会社株主に帰属する四半期純損失は486,192千円(前年同四半期比145,499千円の増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 再生医療支援事業
再生医療支援事業では、新製品の研究開発及び新市場並びに海外売上拡大による需要増加に対応するため、細胞培養器材の開発・製造施設を新設し、第3四半期以降の稼働を目指しております。また第2四半期累計期間の実績については、器材製品の拡販に向けた既存代理店との更なる協業強化及び積極的な販売促進活動をした結果、特に海外売上が好調であり過去最高の売上を達成することが出来ました。また、当社細胞培養センターを活かした再生医療を支援する再生医療受託事業については、2020年に引き続き、共同研究先である東海大学より先進医療にかかる自己軟骨細胞シートの製造を受託し、第2四半期連結累計期間には2症例の売上を計上いたしました。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は76,496千円(前年同四半期比19,971千円の増加)、営業損失は19,212千円(前年同四半期比12,839千円の増加)となりました。
② 細胞シート再生医療事業
細胞シート再生医療事業では、食道再生上皮シート及び軟骨再生シートの細胞シート再生医療等製品パイプラインの自社開発を中心とした研究開発を推進しております。
食道再生シートパイプラインでは、2025年の製造販売承認申請に向け引き続き追加治験を実施いたしました。また軟骨再生シートパイプラインにおきましては、日本医療研究開発機構(AMED)が公募した補助事業である令和3年度「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)」に、当社が提案した研究開発課題(同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の製品化に向けたセルバンク構築を含む企業治験開始のための研究開発)が2021年7月に採択されました。
また、海外展開におきましては、2020年1月に当社と台湾の三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)が中心
となり出資し設立した台湾の合弁会社(日生細胞生技股份有限公司)において、今後、食道、軟骨以外のパイプ
ライン事業の開発、製造、販売を実施する予定です。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,096千円(前年同四半期比3,294千円の増加)、営業損失は319,150千円(前年同四半期比135,300千円の増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて65,894千円減少し、1,556,293千円となりました。これは、現金及び預金が44,716千円減少した一方で、仕掛品が5,999千円増加したことなどによります。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて16,076千円増加し、200,346千円となりました。これは、投資その他の資産が16,076千円増加したことによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて49,817千円減少し、1,756,640千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて72,624千円増加し、192,708千円となりました。これは、未払金が44,200千円、前受金が28,595千円増加したことなどによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて72,624千円増加し、352,708千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて122,441千円減少し、1,403,931千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失486,192千円を計上した一方で、新株予約権の行使による株式の発行により資本金が173,871千円、資本剰余金が173,871千円増加したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前第2四半期連結会計期間末に比べて133,343千円増加し1,416,150千円となりました。当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動に使用した資金は360,335千円(前年同四半期比99,898千円の支出増)となりました。これは主に、未払金の増加額50,429千円、前受金の増加額28,595千円があった一方、税金等調整前四半期純損失484,292千円を計上したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は31,679千円(前年同四半期比26,287千円の支出増)となりました。これは主に、敷金の差入による支出21,767千円、有形固定資産の取得による支出9,911千円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は344,959千円(前年同四半期比139,677千円の収入減)となりました。これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入344,959千円によります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は319,866千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(5)継続企業の前提に関する事項について
当社グループは、当社新株予約権の行使による資金調達の実施等により、前連結会計年度末の手元資金(現金及び預金)残高は1,460,867千円となり、財務基盤については安定的に推移しております。一方で事業面におきましては細胞シート再生医療事業の重要課題である細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の道程を示すまでには至っておりません。以上のことから、当社グループは当第2四半期連結会計期間末において、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。
当社グループは当該状況の解消を図るべく、引き続き以下の施策に取り組んでおります。
当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の実現と事業提携の推進による収益機会の獲得
当社グループは、今後、食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また事業提携先の開拓を通じて、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による度重なる緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の発出により、企業収益や雇用環境が大幅に悪化し、景気は厳しい状況にありました。景気の先行きについては、国内におけるワクチン接種が始まったもののワクチン供給の停滞、感染力の強い変異株による感染者数の増加により、さらなる感染拡大の懸念があり引続き予断を許さない状況であります。
当社グループはこのような環境の下、「在宅勤務を常態とする働き方」を推奨し感染拡大防止に努めつつ再生医療支援事業及び細胞シート再生医療事業における活動を推進いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は81,592千円(前年同四半期比23,265千円の増加)、営業損失は466,140千円(前年同四半期比125,418千円の増加)、経常損失は477,366千円(前年同四半期比135,541千円の増加)、親会社株主に帰属する四半期純損失は486,192千円(前年同四半期比145,499千円の増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 再生医療支援事業
再生医療支援事業では、新製品の研究開発及び新市場並びに海外売上拡大による需要増加に対応するため、細胞培養器材の開発・製造施設を新設し、第3四半期以降の稼働を目指しております。また第2四半期累計期間の実績については、器材製品の拡販に向けた既存代理店との更なる協業強化及び積極的な販売促進活動をした結果、特に海外売上が好調であり過去最高の売上を達成することが出来ました。また、当社細胞培養センターを活かした再生医療を支援する再生医療受託事業については、2020年に引き続き、共同研究先である東海大学より先進医療にかかる自己軟骨細胞シートの製造を受託し、第2四半期連結累計期間には2症例の売上を計上いたしました。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は76,496千円(前年同四半期比19,971千円の増加)、営業損失は19,212千円(前年同四半期比12,839千円の増加)となりました。
② 細胞シート再生医療事業
細胞シート再生医療事業では、食道再生上皮シート及び軟骨再生シートの細胞シート再生医療等製品パイプラインの自社開発を中心とした研究開発を推進しております。
食道再生シートパイプラインでは、2025年の製造販売承認申請に向け引き続き追加治験を実施いたしました。また軟骨再生シートパイプラインにおきましては、日本医療研究開発機構(AMED)が公募した補助事業である令和3年度「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)」に、当社が提案した研究開発課題(同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の製品化に向けたセルバンク構築を含む企業治験開始のための研究開発)が2021年7月に採択されました。
また、海外展開におきましては、2020年1月に当社と台湾の三顧股份有限公司(MetaTech(AP)Inc.)が中心
となり出資し設立した台湾の合弁会社(日生細胞生技股份有限公司)において、今後、食道、軟骨以外のパイプ
ライン事業の開発、製造、販売を実施する予定です。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,096千円(前年同四半期比3,294千円の増加)、営業損失は319,150千円(前年同四半期比135,300千円の増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて65,894千円減少し、1,556,293千円となりました。これは、現金及び預金が44,716千円減少した一方で、仕掛品が5,999千円増加したことなどによります。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて16,076千円増加し、200,346千円となりました。これは、投資その他の資産が16,076千円増加したことによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて49,817千円減少し、1,756,640千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて72,624千円増加し、192,708千円となりました。これは、未払金が44,200千円、前受金が28,595千円増加したことなどによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて72,624千円増加し、352,708千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて122,441千円減少し、1,403,931千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失486,192千円を計上した一方で、新株予約権の行使による株式の発行により資本金が173,871千円、資本剰余金が173,871千円増加したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前第2四半期連結会計期間末に比べて133,343千円増加し1,416,150千円となりました。当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動に使用した資金は360,335千円(前年同四半期比99,898千円の支出増)となりました。これは主に、未払金の増加額50,429千円、前受金の増加額28,595千円があった一方、税金等調整前四半期純損失484,292千円を計上したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は31,679千円(前年同四半期比26,287千円の支出増)となりました。これは主に、敷金の差入による支出21,767千円、有形固定資産の取得による支出9,911千円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は344,959千円(前年同四半期比139,677千円の収入減)となりました。これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入344,959千円によります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は319,866千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(5)継続企業の前提に関する事項について
当社グループは、当社新株予約権の行使による資金調達の実施等により、前連結会計年度末の手元資金(現金及び預金)残高は1,460,867千円となり、財務基盤については安定的に推移しております。一方で事業面におきましては細胞シート再生医療事業の重要課題である細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の道程を示すまでには至っておりません。以上のことから、当社グループは当第2四半期連結会計期間末において、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。
当社グループは当該状況の解消を図るべく、引き続き以下の施策に取り組んでおります。
当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の実現と事業提携の推進による収益機会の獲得
当社グループは、今後、食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また事業提携先の開拓を通じて、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。