四半期報告書-第26期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については、当該企業会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の向上や雇用・所得環境の改善を背景とする設備投資や個人消費などの内需が底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
一方、国内の人口減少や米中貿易摩擦の長期化、中東情勢の悪化等、景気の下振れリスクは多数存在しており、依然として国内景気の先行きは不透明な状況にあります。
当社グループが属する医療・介護業界につきましては、2019年7月1日現在、65歳以上人口が3,581万人、総人口の28.4%(総務省統計局 人口推計-2019年7月報-)を占めるなど高齢化が確実に進行しており、当社グループに係るサービスの市場規模はますます拡大するものと思われます。
こうした環境の中、当社グループは、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セット」及び「LTセット」をより普及・拡大させるために、全国18ヶ所の営業拠点において、営業活動を施設(病院及び介護老人保健施設等)に対して展開してまいりました。これにより、当社グループにおける当第2四半期連結累計期間の新規契約の施設数は120施設、解約施設数は24施設となり、当第2四半期連結会計期間末のCSセット導入施設数とLTセット導入施設数の合計数は、前連結会計年度末より96施設増加し1,236施設となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は10,340,061千円(前年同期比15.0%増)、営業利益は775,047千円(同16.1%増)、経常利益は780,667千円(同16.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は521,198千円(同20.0%増)となりました。
当社グループは、2019年7月1日より、北海道函館市において、株式会社エルタスク 弘前支店 函館営業所の営業を開始し、2019年8月1日より、静岡県静岡市において、当社 静岡支店の営業を開始いたしました。
これまで、静岡県全域については当社の相模原支店(神奈川県相模原市中央区)及び名古屋支店(愛知県名古屋市中区)から営業活動を行い、道南エリアについては株式会社エルタスク 弘前支店(青森県弘前市)から営業活動を行っておりましたが、それぞれの地域において、地域に密着したより細やかで迅速なサービスを提供することを目的として新たに開設したものであります。今後は、静岡支店が静岡県全域における「CS(ケア・サポート)セット」導入施設の開拓を、函館営業所が道南エリアにおける「LTセット」導入施設の開拓をさらに進めてまいります。
今後、当社グループは、静岡支店及び函館営業所を含めた当社15営業拠点及び株式会社エルタスク5営業拠点の全国20営業拠点から、CSセット及びLTセットの導入施設の開拓をさらに進め、全国的な営業活動・事業拡大に努めてまいります。
(2)財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、8,070,659千円と前連結会計年度末と比べて246,219千円の増加となりました。このうち、流動資産は7,225,853千円と前連結会計年度末と比べて232,936千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が66,242千円減少、貸倒引当金が65,618千円増加(流動資産全体に対しては減少)したものの、売掛金が164,871千円、未収入金が250,180千円増加したためであります。
固定資産は、844,806千円と前連結会計年度末と比べて13,283千円の増加となりました。これは主に、無形固定資産が20,327千円減少したものの、有形固定資産が7,663千円、投資その他の資産が25,947千円増加したためであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、3,477,779千円と前連結会計年度末と比べて83,985千円の減少となりました。このうち、流動負債は3,472,875千円と前連結会計年度末と比べて88,888千円の減少となりました。これは主に、買掛金が51,554千円、その他(流動負債)が24,726千円減少したためであります。
固定負債は、4,903千円と前連結会計年度末と比べて4,903千円の増加となりました。これは、その他(固定負債)が4,903千円増加したためであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,592,880千円と前連結会計年度末に比べて330,204千円の増加となり、自己資本比率は56.4%となりました。純資産合計の増加は、主に利益剰余金の増加によるものであり、株主に対する配当金の支払いが生じたものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が309,187千円増加したためであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ66,244千円減少し、2,966,862千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は181,238千円(前年同期比438,589千円の収入減少)となりました。法人税等の支払いで310,185千円の資金が減少したものの、当第2四半期連結累計期間を通じた営業活動により、491,402千円の資金が増加しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は35,831千円(前年同期比8,062千円の支出減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出16,954千円、有形固定資産の取得による支出12,409千円、敷金の差入による支出8,586千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は211,651千円(前年同期比101,840千円の支出増加)となりました。これは主に株主への配当金の支払211,438千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については、当該企業会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の向上や雇用・所得環境の改善を背景とする設備投資や個人消費などの内需が底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
一方、国内の人口減少や米中貿易摩擦の長期化、中東情勢の悪化等、景気の下振れリスクは多数存在しており、依然として国内景気の先行きは不透明な状況にあります。
当社グループが属する医療・介護業界につきましては、2019年7月1日現在、65歳以上人口が3,581万人、総人口の28.4%(総務省統計局 人口推計-2019年7月報-)を占めるなど高齢化が確実に進行しており、当社グループに係るサービスの市場規模はますます拡大するものと思われます。
こうした環境の中、当社グループは、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セット」及び「LTセット」をより普及・拡大させるために、全国18ヶ所の営業拠点において、営業活動を施設(病院及び介護老人保健施設等)に対して展開してまいりました。これにより、当社グループにおける当第2四半期連結累計期間の新規契約の施設数は120施設、解約施設数は24施設となり、当第2四半期連結会計期間末のCSセット導入施設数とLTセット導入施設数の合計数は、前連結会計年度末より96施設増加し1,236施設となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は10,340,061千円(前年同期比15.0%増)、営業利益は775,047千円(同16.1%増)、経常利益は780,667千円(同16.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は521,198千円(同20.0%増)となりました。
当社グループは、2019年7月1日より、北海道函館市において、株式会社エルタスク 弘前支店 函館営業所の営業を開始し、2019年8月1日より、静岡県静岡市において、当社 静岡支店の営業を開始いたしました。
これまで、静岡県全域については当社の相模原支店(神奈川県相模原市中央区)及び名古屋支店(愛知県名古屋市中区)から営業活動を行い、道南エリアについては株式会社エルタスク 弘前支店(青森県弘前市)から営業活動を行っておりましたが、それぞれの地域において、地域に密着したより細やかで迅速なサービスを提供することを目的として新たに開設したものであります。今後は、静岡支店が静岡県全域における「CS(ケア・サポート)セット」導入施設の開拓を、函館営業所が道南エリアにおける「LTセット」導入施設の開拓をさらに進めてまいります。
今後、当社グループは、静岡支店及び函館営業所を含めた当社15営業拠点及び株式会社エルタスク5営業拠点の全国20営業拠点から、CSセット及びLTセットの導入施設の開拓をさらに進め、全国的な営業活動・事業拡大に努めてまいります。
(2)財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、8,070,659千円と前連結会計年度末と比べて246,219千円の増加となりました。このうち、流動資産は7,225,853千円と前連結会計年度末と比べて232,936千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が66,242千円減少、貸倒引当金が65,618千円増加(流動資産全体に対しては減少)したものの、売掛金が164,871千円、未収入金が250,180千円増加したためであります。
固定資産は、844,806千円と前連結会計年度末と比べて13,283千円の増加となりました。これは主に、無形固定資産が20,327千円減少したものの、有形固定資産が7,663千円、投資その他の資産が25,947千円増加したためであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、3,477,779千円と前連結会計年度末と比べて83,985千円の減少となりました。このうち、流動負債は3,472,875千円と前連結会計年度末と比べて88,888千円の減少となりました。これは主に、買掛金が51,554千円、その他(流動負債)が24,726千円減少したためであります。
固定負債は、4,903千円と前連結会計年度末と比べて4,903千円の増加となりました。これは、その他(固定負債)が4,903千円増加したためであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,592,880千円と前連結会計年度末に比べて330,204千円の増加となり、自己資本比率は56.4%となりました。純資産合計の増加は、主に利益剰余金の増加によるものであり、株主に対する配当金の支払いが生じたものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が309,187千円増加したためであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ66,244千円減少し、2,966,862千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は181,238千円(前年同期比438,589千円の収入減少)となりました。法人税等の支払いで310,185千円の資金が減少したものの、当第2四半期連結累計期間を通じた営業活動により、491,402千円の資金が増加しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は35,831千円(前年同期比8,062千円の支出減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出16,954千円、有形固定資産の取得による支出12,409千円、敷金の差入による支出8,586千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は211,651千円(前年同期比101,840千円の支出増加)となりました。これは主に株主への配当金の支払211,438千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。