四半期報告書-第16期第2四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)

【提出】
2021/04/12 15:06
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、経済活動は国内外で停滞していましたが、各種の経済施策などにより経済水準の持ち直しの傾向もみられました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大は長期化し厳しい状況が続いており、国内外における経済的な見通しは不透明な状況が続いております。
当社グループにおいては、前連結会計年度より新型コロナウイルス感染症拡大防止にグループ会社一丸となって取り組んでおります。従業員の安心/安全を守る施策として全従業員へ毎日の検温測定と報告の徹底、全社的な在宅勤務の推奨、それに伴い案件従事者が在宅勤務を実現できるような3段階のセキュリティ体制の構築とお客様への提案活動など、対策を講じております。
当社グループは、様々な業界のお客様にサービスを提供しているため、業績への影響は限定的なものとなっており、現時点の経済活動状況を前提とするとこの傾向は続くものと予想しております。
当社グループがサービスを提供するソフトウェア関連市場においては、事業会社・IT関連会社など産業界全体に変革を起こすDX(デジタル・トランスフォーメーション)という概念が浸透し、多様な業界において推進されております。その中で、既存のシステムを先進的な環境で新たにシステムを作り直して移転するマイグレーションは、最も注目されている手法の一つであります。そのため、今後ますます、既存のメインフレームを理解し先進的なクラウド技術を掌握し、経営課題を解決する最適解を提案できる人材の確保や育成が重要課題になってまいります。
また、新しい生活様式(ニューノーマル)によって、テレワークやリモートによるコミュニケーション、電子決済などがさらに活性化しており、これらに関わるネットワークやアプリケーションにおけるセキュリティ領域も重要視されています。
こうした経営環境の中、当社グループでは当連結会計年度において、売上高1,000億円企業に向けた成長戦略「SHIFT1000 -シフトワンサウザンド-」を掲げ、営業力の強化による顧客基盤の拡大、構造化・数式化され科学されたM&A戦略の実現、IT業界の構造変化に合わせたサービス提供力の向上、多様な人材獲得手法の展開を重点課題として取り組んでおります。
この結果、当第2四半期連結累計期間においては売上高20,287,810千円(前年同期比58.1%増)、営業利益1,488,651千円(前年同期比19.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,086,152千円(前年同期比44.0%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①エンタープライズ市場
エンタープライズ市場では、金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供しております。
当第2四半期連結累計期間では、前連結会計年度より特にIT投資規模が大きい通信・保険業界などの各分野を注力業界として定め取り組んだ結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、こうした新規顧客からの売上高が徐々に増加してまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間のエンタープライズ市場の売上高は18,830,513千円(前年同期比62.8%増)、営業利益は2,763,965千円(前年同期比21.5%増)となりました。
②エンターテインメント市場
エンターテインメント市場では、モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に提供するお客様に向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、お客様ビジネスの付加価値を向上させるサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間では、競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高が増加したことにより、収益基盤の拡大を進めました。この結果、当第2四半期連結累計期間のエンターテインメント市場の売上高は1,457,297千円(前年同期比15.2%増)、営業利益は289,146千円(前年同期比27.7%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ11,876,044千円増加し、31,697,153千円となりました。これは主に、資金調達等により現金及び預金が6,107,359千円、株式会社ホープス等グループ会社が5社増加したことによりのれんが3,720,882千円、売掛金が1,474,827千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計につきましては、前連結会計年度末と比べ1,942,297千円増加し、10,981,911千円となりました。これは主に、取引量の増加等のため買掛金が582,587千円、株式会社ホープス等グループ会社が5社増加したことにより人件費増加等のため未払費用が531,700千円、未払法人税等が429,161千円、賞与引当金が105,226千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ9,933,747千円増加し、20,715,241千円となりました。これは主に、株式付与ESOP信託に充当するための自己株式取得等により自己株式が930,097千円増加し、純資産額は減少しましたが、資金調達や無償減資による振替等により資本剰余金が9,862,772千円、利益剰余金が1,086,152千円増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に6,007,357千円増加した結果、12,531,358千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動によるキャッシュ・フローは1,916,027千円の収入(前年同期は810,387千円の収入)となりました。これは主に、売上債権の増加947,862千円や法人税等の支払額411,256千円等の資金の減少要因があったものの、税金等調整前四半期純利益の計上1,923,039千円、のれん償却額359,552千円、未払金及び未払費用の増加638,399千円、仕入債務の増加403,020千円等の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動によるキャッシュ・フローは4,677,750千円の支出(前年同期は474,186千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出180,216千円や連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4,200,669千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動によるキャッシュ・フローは8,774,178千円の収入(前年同期は520,375千円の支出)となりました。これは主に、株式の発行による収入9,746,849千円があったものの、長期借入金の返済による支出545,278千円や自己株式の取得による支出930,097千円等によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、業務拡大に伴う新規採用及び株式会社ホープス等連結子会社が増加したため、前連結会計年度末より従業員数が785名増加し、3,743名となりました。なお、従業員数は就業人員であり、上記には臨時雇用者数(パートタイマー等)は含んでおりません。

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