四半期報告書-第14期第3四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループをとりまく経営環境につきまして、観光庁「宿泊旅行統計調査」(確報値)によりますと、2018年度の国内旅行者数は、5億3,800万人泊で前年比5.6%増、うち日本人延べ宿泊者数が4億4,373万人泊(前年比3.2%増)、外国人延べ宿泊者数が9,428万人泊(前年比18.3%増)となっており、国内旅行者数は全体として増加傾向にありました。また、日本政府観光局(JNTO)の報道発表によりますと、2019年度に日本を訪れた訪日外国人数は、3,188万2千人で、前年比で2.2%増となりました。
一方で、足元の状況におきましては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、2020年3月単月で国内旅行者数は、前年同月比49.6%減の2,361万人泊、特に外国人延べ宿泊者数が前年同月比85.9%減の118万人泊(いずれも速報値)となり、大幅な減少となりました。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結会計期間におきましては、前年同四半期比で減収減益となりましたが、第2四半期までの好調な業績が寄与した結果、当第3四半期連結累計期間では増収増益となり、収益は43,727,093千円(前年同期比20.4%増)、営業利益は1,252,722千円(前年同期比44.5%増)、税引前四半期利益は1,161,234千円(前年同期比41.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は652,405千円(前年同期比30.6%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(コンシューマ事業)
当第3四半期連結会計期間におきましては、世界的な新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、国内線及び国際線のいずれも航空機発着便数が減少するとともに、連結子会社が取り扱う衣料品、旅行商品及びブランド品の販売減が生じましたが、第2四半期までの好調な業績が寄与した結果、セグメント収益は43,772,273千円(前年同期比23.1%増)、セグメント利益は1,307,730千円(前年同期比423.6%増)と、当第3四半期連結累計期間では増収増益となりました。
(投資事業)
当第3四半期連結会計期間におきましては、主として新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、株式市場全体の株価が下落し、保有している営業投資有価証券の株価の下落が生じた結果、セグメント収益は△45,180千円(前年同期は754,990千円)、セグメント利益は△55,008千円(前年同期は617,298千円)と、当第3四半期連結累計期間でも減収減益となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は17,323,726千円(前連結会計年度末比314,509千円増加)となりました。これは主に、営業債権及びその他の債権が2,011,665千円減少したものの、現金及び現金同等物および新たな会計方針の適用により使用権資産が、それぞれ881,542千円および1,307,778千円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債総額は15,224,229千円(前連結会計年度末比254,183千円減少)となりました。これは主に、新たな会計方針の適用によりリース負債が1,314,692千円増加したものの、営業債務及びその他の債務および社債及び借入金が、それぞれ1,283,664千円および712,201千円減少したことによるものです。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は2,099,496千円(前連結会計年度末比568,693千円増加)となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により利益剰余金が584,905千円増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末より553,572千円増加し、4,009,362千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動による資金は、2,213,697千円の収入(前第3四半期連結累計期間は1,343,746千円の収入)となりました。これは主に税引前四半期利益によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動による資金は、535,099千円の支出(前第3四半期連結累計期間は1,429,219千円の支出)となりました。これは主に前年同期に生じた子会社の取得による支出が当期に生じていないことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動による資金は、1,130,705千円の支出(前第3四半期連結累計期間は1,817,571千円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純増減額および長期借入れによる収入の減少によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当社グループをとりまく経営環境につきまして、観光庁「宿泊旅行統計調査」(確報値)によりますと、2018年度の国内旅行者数は、5億3,800万人泊で前年比5.6%増、うち日本人延べ宿泊者数が4億4,373万人泊(前年比3.2%増)、外国人延べ宿泊者数が9,428万人泊(前年比18.3%増)となっており、国内旅行者数は全体として増加傾向にありました。また、日本政府観光局(JNTO)の報道発表によりますと、2019年度に日本を訪れた訪日外国人数は、3,188万2千人で、前年比で2.2%増となりました。
一方で、足元の状況におきましては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、2020年3月単月で国内旅行者数は、前年同月比49.6%減の2,361万人泊、特に外国人延べ宿泊者数が前年同月比85.9%減の118万人泊(いずれも速報値)となり、大幅な減少となりました。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結会計期間におきましては、前年同四半期比で減収減益となりましたが、第2四半期までの好調な業績が寄与した結果、当第3四半期連結累計期間では増収増益となり、収益は43,727,093千円(前年同期比20.4%増)、営業利益は1,252,722千円(前年同期比44.5%増)、税引前四半期利益は1,161,234千円(前年同期比41.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は652,405千円(前年同期比30.6%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(コンシューマ事業)
当第3四半期連結会計期間におきましては、世界的な新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、国内線及び国際線のいずれも航空機発着便数が減少するとともに、連結子会社が取り扱う衣料品、旅行商品及びブランド品の販売減が生じましたが、第2四半期までの好調な業績が寄与した結果、セグメント収益は43,772,273千円(前年同期比23.1%増)、セグメント利益は1,307,730千円(前年同期比423.6%増)と、当第3四半期連結累計期間では増収増益となりました。
(投資事業)
当第3四半期連結会計期間におきましては、主として新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、株式市場全体の株価が下落し、保有している営業投資有価証券の株価の下落が生じた結果、セグメント収益は△45,180千円(前年同期は754,990千円)、セグメント利益は△55,008千円(前年同期は617,298千円)と、当第3四半期連結累計期間でも減収減益となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は17,323,726千円(前連結会計年度末比314,509千円増加)となりました。これは主に、営業債権及びその他の債権が2,011,665千円減少したものの、現金及び現金同等物および新たな会計方針の適用により使用権資産が、それぞれ881,542千円および1,307,778千円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債総額は15,224,229千円(前連結会計年度末比254,183千円減少)となりました。これは主に、新たな会計方針の適用によりリース負債が1,314,692千円増加したものの、営業債務及びその他の債務および社債及び借入金が、それぞれ1,283,664千円および712,201千円減少したことによるものです。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は2,099,496千円(前連結会計年度末比568,693千円増加)となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により利益剰余金が584,905千円増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末より553,572千円増加し、4,009,362千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動による資金は、2,213,697千円の収入(前第3四半期連結累計期間は1,343,746千円の収入)となりました。これは主に税引前四半期利益によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動による資金は、535,099千円の支出(前第3四半期連結累計期間は1,429,219千円の支出)となりました。これは主に前年同期に生じた子会社の取得による支出が当期に生じていないことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動による資金は、1,130,705千円の支出(前第3四半期連結累計期間は1,817,571千円の収入)となりました。これは主に短期借入金の純増減額および長期借入れによる収入の減少によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。