四半期報告書-第15期第2四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。また、当社グループは国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)を適用しております。
(1)経営成績の状況
当社グループをとりまく経営環境につきまして、観光庁「宿泊旅行統計調査報告」(確定値)によりますと、2019年度の国内旅行者数は、5億9,592万人泊で前年比110.8%、うち日本人延べ宿泊者数が4億8,027万人泊(前年比108.2%)、外国人延べ宿泊者数が1億1,566万人泊(前年比122.7%)となっており、外国人の国内旅行者数が増加傾向にありました。また、日本政府観光局(JNTO)の報道発表によりますと、2019年度に日本を訪れた訪日外国人数は、前年度の過去最高を上回り3,188万人(前年比102.2%)にまで達していました。
一方で、新型コロナウイルス感染症が拡大している足元におきましては、2020年12月は延べ宿泊者数は2,925万人泊(速報値)(前年同月比37.9%減)となり、緊急事態宣言が発出された前連結会計年度の後半に比して回復が見られるものの、依然として前年比で大きく減少している状況です。
こうした状況において、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、収益は18,480,811千円(前年同期比20.6%減)、営業利益は504,750千円(前年同期比53.9%減)、税引前四半期利益は471,764千円(前年同期比55.9%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は427,906千円(前年同期比30.7%減)となりました。 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(コンシューマ事業)
コンシューマ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて海外便は大幅に縮小したものの、当第1四半期連結会計期間からの「Go To トラベルキャンペーン」の影響を受けてツアー商品の受注拡大が業績に寄与し、前年同期比で減収減益となったものの、営業利益で黒字になるとともに、減収幅及び減益幅は第1四半期連結累計期間に比して縮小しました。
その結果、当セグメントの収益は18,645,761千円(前年同期比18.6%減)、セグメント利益は669,700千円(前年同期比10.5%減)となりました。
(投資事業)
投資事業につきましては、成長企業等への投資を引き続き実施しております。当第2四半期連結累計期間においては、保有している営業投資有価証券の一部に大幅な評価損が発生しました。
その結果、当セグメントの収益及びセグメント利益は△164,949千円(前年同期のセグメントの収益及びセグメント利益は353,604千円及び346,519千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は11,419,483千円(前連結会計年度末比5,488,966千円減少)となりました。これは主に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、現金及び現金同等物、棚卸資産、使用権資産及びのれんなどの営業用の資産が減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債総額は9,537,733千円(前連結会計年度末比5,894,346千円減少)となりました。これは主に、前述(資産)と同様に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、営業債務その他の債務、社債及び借入金、リース負債などの営業用の債務が減少したことによるものです。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末の資本合計は1,881,749千円(前連結会計年度末比405,380千円増加)となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益により利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の増減額は2,640,237千円の支出となり、当第2四半期連結会計期間末の残高は4,232,928千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、1,176,986千円の支出(前第2四半期連結累計期間は1,048,602千円の収入)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額の支出によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、525,060千円の支出(前第2四半期連結累計期間は79,350千円の支出)となりました。これは主に連結子会社の株式を譲渡したことにより連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出566,627千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、938,189千円の支出(前第2四半期連結累計期間は473,565千円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当社グループをとりまく経営環境につきまして、観光庁「宿泊旅行統計調査報告」(確定値)によりますと、2019年度の国内旅行者数は、5億9,592万人泊で前年比110.8%、うち日本人延べ宿泊者数が4億8,027万人泊(前年比108.2%)、外国人延べ宿泊者数が1億1,566万人泊(前年比122.7%)となっており、外国人の国内旅行者数が増加傾向にありました。また、日本政府観光局(JNTO)の報道発表によりますと、2019年度に日本を訪れた訪日外国人数は、前年度の過去最高を上回り3,188万人(前年比102.2%)にまで達していました。
一方で、新型コロナウイルス感染症が拡大している足元におきましては、2020年12月は延べ宿泊者数は2,925万人泊(速報値)(前年同月比37.9%減)となり、緊急事態宣言が発出された前連結会計年度の後半に比して回復が見られるものの、依然として前年比で大きく減少している状況です。
こうした状況において、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、収益は18,480,811千円(前年同期比20.6%減)、営業利益は504,750千円(前年同期比53.9%減)、税引前四半期利益は471,764千円(前年同期比55.9%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は427,906千円(前年同期比30.7%減)となりました。 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(コンシューマ事業)
コンシューマ事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて海外便は大幅に縮小したものの、当第1四半期連結会計期間からの「Go To トラベルキャンペーン」の影響を受けてツアー商品の受注拡大が業績に寄与し、前年同期比で減収減益となったものの、営業利益で黒字になるとともに、減収幅及び減益幅は第1四半期連結累計期間に比して縮小しました。
その結果、当セグメントの収益は18,645,761千円(前年同期比18.6%減)、セグメント利益は669,700千円(前年同期比10.5%減)となりました。
(投資事業)
投資事業につきましては、成長企業等への投資を引き続き実施しております。当第2四半期連結累計期間においては、保有している営業投資有価証券の一部に大幅な評価損が発生しました。
その結果、当セグメントの収益及びセグメント利益は△164,949千円(前年同期のセグメントの収益及びセグメント利益は353,604千円及び346,519千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は11,419,483千円(前連結会計年度末比5,488,966千円減少)となりました。これは主に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、現金及び現金同等物、棚卸資産、使用権資産及びのれんなどの営業用の資産が減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債総額は9,537,733千円(前連結会計年度末比5,894,346千円減少)となりました。これは主に、前述(資産)と同様に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、営業債務その他の債務、社債及び借入金、リース負債などの営業用の債務が減少したことによるものです。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末の資本合計は1,881,749千円(前連結会計年度末比405,380千円増加)となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益により利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の増減額は2,640,237千円の支出となり、当第2四半期連結会計期間末の残高は4,232,928千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、1,176,986千円の支出(前第2四半期連結累計期間は1,048,602千円の収入)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額の支出によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、525,060千円の支出(前第2四半期連結累計期間は79,350千円の支出)となりました。これは主に連結子会社の株式を譲渡したことにより連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出566,627千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、938,189千円の支出(前第2四半期連結累計期間は473,565千円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。