四半期報告書-第15期第3四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。また、当社グループは国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)を適用しております。
(1)経営成績の状況
当社グループをとりまく経営環境につきまして、観光庁「宿泊旅行統計調査報告」(速報値)によりますと、2020年度の国内旅行者数は、3億480万人泊で前年比48.9%減、うち日本人延べ宿泊者数が2億8,677万人泊(前年比40.3%減)、外国人延べ宿泊者数が1,803万人泊(前年比84.4%減)となりました。
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大等により、当社主要事業の旅行事業を取り巻く環境は急速に変化しておりますが、2021年3月は延べ宿泊者数は2,726万人泊(速報値)(前年同月比13.9%増)となり、前年比で回復の兆しが見られました。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結累計期間におきましては、収益は28,243,548千円(前年同期比11.5%減)、営業利益は965,890千円(前年同期比23.9%減)、税引前四半期利益は921,337千円(前年同期比25.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は716,583千円(前年同期比9.8%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(コンシューマ事業)
コンシューマ事業につきましては、第1四半期連結会計期間からの「Go To トラベルキャンペーン」の影響を受けてツアー商品の受注拡大が業績に寄与したものの、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響を受けた2回目の緊急事態宣言の発令及び同キャンペーン中止により、当第3四半期連結会計期間においては、ツアー商品をはじめとする各サービスの受注が一時減少しました。
しかしながら、同宣言解除後は徐々に受注が回復したことにより、前年同期比で減収減益となったものの、営業利益で黒字となりました。
その結果、当セグメントの収益は28,312,977千円(前年同期比11.4%減)、セグメント利益は1,035,320千円(前年同期比21.8%減)となりました。
(投資事業)
投資事業につきましては、成長企業等への投資を引き続き実施しております。
依然として新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、株式市場全体の株価が下落し、保有している営業投資有価証券の株価の下落が生じた結果、当セグメントの収益及びセグメント利益は△69,429千円(前年同期のセグメント収益及びセグメント利益は△45,180千円及び△55,008千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は9,652,166千円(前連結会計年度末比7,256,282千円減少)となりました。これは主に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、現金及び現金同等物、棚卸資産、使用権資産及びのれんなどの営業用の資産が減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債総額は7,474,842千円(前連結会計年度末比7,957,237千円減少)となりました。これは主に、前述(資産)と同様に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、営業債務その他の債務、社債及び借入金、リース負債などの営業用の債務が減少したことによるものです。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は2,177,324千円(前連結会計年度末比700,954千円増加)となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益により利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の増減額は4,555,342千円の支出となり、当第3四半期連結会計期間末の残高は2,323,625千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動による資金は、730,441千円の支出(前第3四半期連結累計期間は2,213,697千円の収入)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額の支出によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動による資金は、609,885千円の支出(前第3四半期連結累計期間は535,099千円の支出)となりました。これは主に連結子会社の株式を譲渡したことにより連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出566,627千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動による資金は、3,215,015千円の支出(前第3四半期連結累計期間は1,130,705千円の支出)となりました。これは主に短期借入金返済の支出によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当社グループをとりまく経営環境につきまして、観光庁「宿泊旅行統計調査報告」(速報値)によりますと、2020年度の国内旅行者数は、3億480万人泊で前年比48.9%減、うち日本人延べ宿泊者数が2億8,677万人泊(前年比40.3%減)、外国人延べ宿泊者数が1,803万人泊(前年比84.4%減)となりました。
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大等により、当社主要事業の旅行事業を取り巻く環境は急速に変化しておりますが、2021年3月は延べ宿泊者数は2,726万人泊(速報値)(前年同月比13.9%増)となり、前年比で回復の兆しが見られました。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結累計期間におきましては、収益は28,243,548千円(前年同期比11.5%減)、営業利益は965,890千円(前年同期比23.9%減)、税引前四半期利益は921,337千円(前年同期比25.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は716,583千円(前年同期比9.8%増)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(コンシューマ事業)
コンシューマ事業につきましては、第1四半期連結会計期間からの「Go To トラベルキャンペーン」の影響を受けてツアー商品の受注拡大が業績に寄与したものの、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響を受けた2回目の緊急事態宣言の発令及び同キャンペーン中止により、当第3四半期連結会計期間においては、ツアー商品をはじめとする各サービスの受注が一時減少しました。
しかしながら、同宣言解除後は徐々に受注が回復したことにより、前年同期比で減収減益となったものの、営業利益で黒字となりました。
その結果、当セグメントの収益は28,312,977千円(前年同期比11.4%減)、セグメント利益は1,035,320千円(前年同期比21.8%減)となりました。
(投資事業)
投資事業につきましては、成長企業等への投資を引き続き実施しております。
依然として新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受けて、株式市場全体の株価が下落し、保有している営業投資有価証券の株価の下落が生じた結果、当セグメントの収益及びセグメント利益は△69,429千円(前年同期のセグメント収益及びセグメント利益は△45,180千円及び△55,008千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は9,652,166千円(前連結会計年度末比7,256,282千円減少)となりました。これは主に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、現金及び現金同等物、棚卸資産、使用権資産及びのれんなどの営業用の資産が減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債総額は7,474,842千円(前連結会計年度末比7,957,237千円減少)となりました。これは主に、前述(資産)と同様に、一部の連結子会社が株式の譲渡により連結除外となり、営業債務その他の債務、社債及び借入金、リース負債などの営業用の債務が減少したことによるものです。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末の資本合計は2,177,324千円(前連結会計年度末比700,954千円増加)となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益により利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の増減額は4,555,342千円の支出となり、当第3四半期連結会計期間末の残高は2,323,625千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動による資金は、730,441千円の支出(前第3四半期連結累計期間は2,213,697千円の収入)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額の支出によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動による資金は、609,885千円の支出(前第3四半期連結累計期間は535,099千円の支出)となりました。これは主に連結子会社の株式を譲渡したことにより連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出566,627千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動による資金は、3,215,015千円の支出(前第3四半期連結累計期間は1,130,705千円の支出)となりました。これは主に短期借入金返済の支出によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。