四半期報告書-第7期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/13 15:30
【資料】
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【項目】
25項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、政府による経済政策や日銀の金融緩和策等により企業業績の回復や雇用環境の改善等を背景に回復基調が続いております。しかしながら、今後の景気動向については、海外経済の不確実性の高まり等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス業界におきましては、ビッグデータの活用や情報セキュリティ強化、ITインフラ整備といった、ビジネスを「成長」「変革」させるための戦略的な投資が堅調に行われていることに加えて、2020年に開催される東京オリンピックに向けた情報設備投資が当面のIT需要を牽引するものと予測されます。
このような経営環境において、当社グループにおきましては、安定収益基盤となるストック報酬型のビッグデータ関連事業が堅調に推移していること、及び新規サービスを軸としたサービス企画開発事業における順調な受注増加により、両事業ともに受注件数を継続的に伸ばすことができました。
この結果、業績につきましては、売上高1,302百万円(前年同期比29.8%増)、営業利益456百万円(同46.6%増)、経常利益460百万円(同47.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益306百万円(同49.2%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末より134百万円増加し1,512百万円となりました。これは主に、仕掛品が7百万円減少した一方、売掛金が92百万円、現金及び預金が55百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末より2百万円減少し、231百万円となりました。これは主に、ソフトウェアの増加9百万円があった一方、投資有価証券の減少7百万円、及び建物の減少1百万円、工具、器具及び備品の減少1百万円によるものであります。
以上の結果、資産合計は前連結会計年度末より132百万円増加し1,744百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末より40百万円減少し300百万円となりました。これは主に、未払法人税等が39百万円増加した一方、未払金が16百万円、前受金が60百万円、それぞれ減少したことによるものであります。
以上の結果、負債合計は前連結会計年度末より40百万円減少し300百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末より172百万円増加し1,443百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益306百万円を計上した一方で、剰余金の配当が134百万円あったことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より55百万円増加し、1,095百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は204百万円となりました。これは主に、法人税等の支払額113百万円、売掛金の増加92百万円及び前受金の減少60百万円がありましたが、税金等調整前四半期純利益460百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用された資金は15百万円となりました、これは主に、無形固定資産の取得による支出27百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用された資金は134百万円となりました。これは主に、親会社による配当金の支払額134百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。