四半期報告書-第10期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 15:34
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大懸念が続くなか、緊急事態宣言の再発出やまん延防止等重点措置による経済活動の制限が行われるなど非常に厳しい状況であり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス業界におきましては、ビッグデータの活用や情報セキュリティ強化、ITインフラ整備といったビジネスを「成長」「変革」させるための戦略的な投資や、自動化・省力化による業務効率・生産性の向上を目的としたDX投資が堅調に持続しました。
このような経営環境において、当社グループにおきましては、安定収益基盤となるストック報酬型のビッグデータ関連事業が堅調に推移していること、及び新規サービスを軸としたサービス企画開発事業における順調な受注増加により、両事業ともに受注件数を継続的に伸ばすことができ、増収となりました。また、前年度に実施した各種施策が功を奏し、利益面においても増益となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響につきましては、時差出勤や在宅勤務により安全に配慮しながら事業を継続しており、当第3四半期連結累計期間の業績への影響は軽微であります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,475百万円と前年同四半期と比べ2,470百万円(82.2%)の増収、営業利益1,352百万円と前年同四半期と比べ655百万円(94.0%)の増益、経常利益1,327百万円と前年同四半期と比べ641百万円(93.5%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益902百万円と前年同期と比べ455百万円(101.9%)の増益となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末より343百万円増加し3,456百万円となりました。これは主に、売掛金が168百万円、仕掛品が128百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末より243百万円増加し596百万円となりました。これは主に、投資有価証券が147百万円、敷金及び保証金が94百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
以上の結果、資産合計は前連結会計年度末より586百万円増加し4,052百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末より15百万円減少し666百万円となりました。これは主に、未払法人税等が67百万円増加した一方、買掛金が44百万円、未払金が55百万円、それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末より9百万円増加し13百万円となりました。これは、繰延税金負債が9百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、負債合計は前連結会計年度末より6百万円減少し679百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末より593百万円増加し3,372百万円となりました。これは主に、剰余金の配当が373百万円あった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益を902百万円計上したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。