四半期報告書-第10期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/13 15:45
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大懸念が続くなか、緊急事態宣言の再発出やまん延防止等重点措置による経済活動の制限が行われるなど非常に厳しい状況であり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス業界におきましては、ビッグデータの活用や情報セキュリティ強化、ITインフラ整備といったビジネスを「成長」「変革」させるための戦略的な投資や、自動化・省力化による業務効率・生産性の向上を目的としたDX投資が堅調に持続しました。
このような経営環境において、当社グループにおきましては、安定収益基盤となるストック報酬型のビッグデータ関連事業が堅調に推移していること、及び新規サービスを軸としたサービス企画開発事業における順調な受注増加により、両事業ともに受注件数を継続的に伸ばすことができ、増収となりました。また、前年度に実施した各種施策が功を奏し、利益面においても増益となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響につきましては、時差出勤や在宅勤務により安全に配慮しながら事業を継続しており、当第1四半期連結累計期間の業績への影響は軽微であります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高2,311百万円と前年同四半期と比べ1,420百万円(159.3%)の増収、営業利益467百万円と前年同四半期と比べ283百万円(153.8%)の増益、経常利益452百万円と前年同四半期と比べ276百万円(156.1%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益310百万円と前年同期と比べ201百万円(183.1%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
流動資産につきましては、前連結会計年度末より164百万円増加し、3,277百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少387百万円があった一方、売掛金の増加512百万円によるものであります。
(固定資産)
固定資産につきましては、前連結会計年度末より19百万円減少し、333百万円となりました。これは主に、ソフトウェアの減少3百万円及び投資有価証券の減少11百万円によるものであります。
(流動負債)
流動負債につきましては、前連結会計年度末より211百万円増加し、893百万円となりました。これは主に、未払法人税等の減少64百万円があった一方、買掛金の増加245百万円によるものであります。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末より62百万円減少し、2,716百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益310百万円を計上した一方、剰余金の配当が373百万円あったことによるものであります。