四半期報告書-第14期第1四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社は、「驚きを心に」をコンセプトとして、人々の生活が便利に楽しくなるように、AIを活用したサービスをBtoCおよびBtoB領域で展開しております。当社が属するAI市場では、ディープラーニング等の機械学習関連アルゴリズムの高度化に加えて、機械学習に利用可能な計算機の能力向上やデータの増加により、更なる成長が続いております。
我が国の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が引き続き継続しており、経済活動の鈍化等に伴い国内外において景気が失速するなど、先行きが不透明な状況が続いております。情報サービス業界においては、同感染症による影響は懸念されるところではあるものの、一方で顧客企業のデジタルトランスフォーメーション推進による需要拡大等の可能性も見込まれると認識しております。
このような環境のなか、当社のAI(BtoC)サービスにおいては、全国的な外出自粛影響による巣ごもり需要の継続やオンライン将棋大会開催・機能追加等の影響もあり、AIによるサポート機能等を搭載したスマートフォンアプリ「将棋ウォーズ」が引き続き安定した収益を上げました。AI(BtoB)サービスにおいては、当社のディープラーニング等の機械学習技術を集約したAIサービス「HEROZ Kishin」に関わる業務の標準化を続け、資本業務提携先をはじめとする様々な事業会社に「HEROZ Kishin」を拡販しておりますが、当第1四半期累計期間の売上は、エンターテインメント領域におけるゲーム終了等の影響により、前年同期と比較して減少となりました。
また、高度な機械学習アルゴリズム開発のための技術研究強化に加えて、機械学習用サーバ等設備の購入に伴う減価償却費・通信費の増加、広告宣伝強化による広告宣伝費の増加及び中長期的な成長戦略を実現するための先行投資等によって、売上原価・販売費及び一般管理費が増加しておりますが、概ね計画通りの進捗であると判断しております。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用しているため、当第1四半期累計期間における経営成績に関する説明に関しては、前第1四半期累計期間と比較した前年同期比(%)の記載は省略しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載の通りであります。
a.財政状態
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ13,645千円増加し、6,560,260千円となりました。
これは主に、投資その他の資産の増加78,668千円、有形固定資産の減少40,948千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ25,943千円増加し、169,447千円となりました。こ
れは主に、賞与引当金の増加13,751千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ12,297千円減少し、6,390,813千円となりまし
た。これは主に、収益認識会計基準等の適用に伴う利益剰余金の減少15,871千円があったこと等によります。
b.経営成績
当第1四半期累計期間の売上高は354,937千円となり、EBITDA(営業利益+減価償却費+敷金償却)47,591千
円、営業利益9,205千円、経常利益6,485千円、四半期純利益3,574千円となりました。
また、当社はAI関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しており
ます。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、当社が会計上の見積りに用いた新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響等
に関する仮定について、重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、16,831千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社は、「驚きを心に」をコンセプトとして、人々の生活が便利に楽しくなるように、AIを活用したサービスをBtoCおよびBtoB領域で展開しております。当社が属するAI市場では、ディープラーニング等の機械学習関連アルゴリズムの高度化に加えて、機械学習に利用可能な計算機の能力向上やデータの増加により、更なる成長が続いております。
我が国の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が引き続き継続しており、経済活動の鈍化等に伴い国内外において景気が失速するなど、先行きが不透明な状況が続いております。情報サービス業界においては、同感染症による影響は懸念されるところではあるものの、一方で顧客企業のデジタルトランスフォーメーション推進による需要拡大等の可能性も見込まれると認識しております。
このような環境のなか、当社のAI(BtoC)サービスにおいては、全国的な外出自粛影響による巣ごもり需要の継続やオンライン将棋大会開催・機能追加等の影響もあり、AIによるサポート機能等を搭載したスマートフォンアプリ「将棋ウォーズ」が引き続き安定した収益を上げました。AI(BtoB)サービスにおいては、当社のディープラーニング等の機械学習技術を集約したAIサービス「HEROZ Kishin」に関わる業務の標準化を続け、資本業務提携先をはじめとする様々な事業会社に「HEROZ Kishin」を拡販しておりますが、当第1四半期累計期間の売上は、エンターテインメント領域におけるゲーム終了等の影響により、前年同期と比較して減少となりました。
また、高度な機械学習アルゴリズム開発のための技術研究強化に加えて、機械学習用サーバ等設備の購入に伴う減価償却費・通信費の増加、広告宣伝強化による広告宣伝費の増加及び中長期的な成長戦略を実現するための先行投資等によって、売上原価・販売費及び一般管理費が増加しておりますが、概ね計画通りの進捗であると判断しております。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用しているため、当第1四半期累計期間における経営成績に関する説明に関しては、前第1四半期累計期間と比較した前年同期比(%)の記載は省略しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載の通りであります。
a.財政状態
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ13,645千円増加し、6,560,260千円となりました。
これは主に、投資その他の資産の増加78,668千円、有形固定資産の減少40,948千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ25,943千円増加し、169,447千円となりました。こ
れは主に、賞与引当金の増加13,751千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ12,297千円減少し、6,390,813千円となりまし
た。これは主に、収益認識会計基準等の適用に伴う利益剰余金の減少15,871千円があったこと等によります。
b.経営成績
当第1四半期累計期間の売上高は354,937千円となり、EBITDA(営業利益+減価償却費+敷金償却)47,591千
円、営業利益9,205千円、経常利益6,485千円、四半期純利益3,574千円となりました。
また、当社はAI関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しており
ます。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、当社が会計上の見積りに用いた新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響等
に関する仮定について、重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、16,831千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。