四半期報告書-第13期第1四半期(令和2年5月1日-令和2年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社は、「驚きを心に」をコンセプトとして、人々の生活が便利に楽しくなるように、人工知能(AI)を活用し
たサービスをBtoCおよびBtoB領域で展開しております。
当社が属するAI市場では、ディープラーニング等の機械学習関連アルゴリズムの高度化に加えて、機械学習に利用可能な計算機の能力向上やデータの増加により、更なる成長が続いております。AIソフトウエアビジネスの全世界市場規模については、2018年は101億ドルとなっておりましたが、2025年には1,260億ドルに達するとの調査結果もあります(出所:Tractica, Artificial Intelligence Market Forecasts, 4Q 2019)。また、我が国の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による経済活動の鈍化等に伴い、国内外において景気が失速するなど、先行きが不透明な状況が続いております。情報サービス業界においては、在宅勤務等による商談機会減少の影響や、顧客によるIT投資予算の削減等のリスクが懸念される一方で、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション推進による需要拡大等の可能性も見込まれると認識しております。
このような環境のなか、当社のAI(BtoC)サービスにおいては、全国的な外出自粛影響による巣ごもり需要の活性化やメディア露出等の影響もあり、AIによるサポート機能等を搭載したスマートフォンアプリ「将棋ウォーズ」が引き続き安定した収益を上げました。AI(BtoB)サービスにおいては、当社のディープラーニング等の機械学習技術を集約したAIサービス「HEROZ Kishin」に関わる業務の標準化を続け、資本業務提携先をはじめとする様々な事業会社に「HEROZ Kishin」を拡販しておりますが、当第1四半期累計期間は、政府や東京都から発出された緊急事態宣言中の商談機会減少等の影響を受け、初期設定フィーの獲得に遅延が生じております。また、高度な機械学習アルゴリズム開発のための技術研究に加えて、2019年12月の公募増資に伴う外形標準課税の増加、2020年2月のオフィス増床に伴う地代家賃等の増加及び中長期的な成長戦略を実現するための先行投資等によって、販売費及び一般管理費が増加しております。
a.財政状態
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ31,099千円減少し、6,377,763千円となりました。
これは主に、現金及び預金の増加152,695千円、売掛金の減少159,282千円、有形固定資産の減少11,726千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ77,645千円減少し、148,476千円となりました。こ
れは主に、未払法人税等の減少78,534千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ46,546千円増加し、6,229,287千円となりまし
た。これは主に、利益剰余金の増加46,264千円があったこと等によります。
b.経営成績
当第1四半期累計期間の売上高は367,216千円(前年同期比2.5%減)となり、EBITDA(営業利益+減価償却費
+敷金償却)83,155千円(前年同期比34.4%減)、営業利益69,761千円(前年同期比37.3%減)、経常利益67,939千円(前年同期比37.9%減)、四半期純利益46,264千円(前年同期比38.5%減)となりました。
また、当社はAI関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しており
ます。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、当社が会計上の見積りに用いた新型コロナウイルス感染症の収束時期等に関す
る仮定について、重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、6,065千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社は、「驚きを心に」をコンセプトとして、人々の生活が便利に楽しくなるように、人工知能(AI)を活用し
たサービスをBtoCおよびBtoB領域で展開しております。
当社が属するAI市場では、ディープラーニング等の機械学習関連アルゴリズムの高度化に加えて、機械学習に利用可能な計算機の能力向上やデータの増加により、更なる成長が続いております。AIソフトウエアビジネスの全世界市場規模については、2018年は101億ドルとなっておりましたが、2025年には1,260億ドルに達するとの調査結果もあります(出所:Tractica, Artificial Intelligence Market Forecasts, 4Q 2019)。また、我が国の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による経済活動の鈍化等に伴い、国内外において景気が失速するなど、先行きが不透明な状況が続いております。情報サービス業界においては、在宅勤務等による商談機会減少の影響や、顧客によるIT投資予算の削減等のリスクが懸念される一方で、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション推進による需要拡大等の可能性も見込まれると認識しております。
このような環境のなか、当社のAI(BtoC)サービスにおいては、全国的な外出自粛影響による巣ごもり需要の活性化やメディア露出等の影響もあり、AIによるサポート機能等を搭載したスマートフォンアプリ「将棋ウォーズ」が引き続き安定した収益を上げました。AI(BtoB)サービスにおいては、当社のディープラーニング等の機械学習技術を集約したAIサービス「HEROZ Kishin」に関わる業務の標準化を続け、資本業務提携先をはじめとする様々な事業会社に「HEROZ Kishin」を拡販しておりますが、当第1四半期累計期間は、政府や東京都から発出された緊急事態宣言中の商談機会減少等の影響を受け、初期設定フィーの獲得に遅延が生じております。また、高度な機械学習アルゴリズム開発のための技術研究に加えて、2019年12月の公募増資に伴う外形標準課税の増加、2020年2月のオフィス増床に伴う地代家賃等の増加及び中長期的な成長戦略を実現するための先行投資等によって、販売費及び一般管理費が増加しております。
a.財政状態
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ31,099千円減少し、6,377,763千円となりました。
これは主に、現金及び預金の増加152,695千円、売掛金の減少159,282千円、有形固定資産の減少11,726千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ77,645千円減少し、148,476千円となりました。こ
れは主に、未払法人税等の減少78,534千円があったこと等によります。
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ46,546千円増加し、6,229,287千円となりまし
た。これは主に、利益剰余金の増加46,264千円があったこと等によります。
b.経営成績
当第1四半期累計期間の売上高は367,216千円(前年同期比2.5%減)となり、EBITDA(営業利益+減価償却費
+敷金償却)83,155千円(前年同期比34.4%減)、営業利益69,761千円(前年同期比37.3%減)、経常利益67,939千円(前年同期比37.9%減)、四半期純利益46,264千円(前年同期比38.5%減)となりました。
また、当社はAI関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しており
ます。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、当社が会計上の見積りに用いた新型コロナウイルス感染症の収束時期等に関す
る仮定について、重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、6,065千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。