四半期報告書-第13期第2四半期(平成30年11月1日-平成31年1月31日)

【提出】
2019/03/15 15:00
【資料】
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【項目】
27項目
当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の分析については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の景気は、緩やかに回復しており、個人消費は、持ち直しており、設備投資も増加してきております。また、企業収益は、改善しており、企業の業況判断も改善しております。
IDC Japan株式会社の発表(2018年8月27日)によると、国内BDA(Big Data and Analytics)テクノロジー/サービス市場における2017年実績は、前年比8.9%増の高い成長率を記録し、市場規模は8,848億8,900万円となりました。また、同じく、同社の2018年~2022年の予測によると、2017年はBDAテクノロジー/サービス市場規模は、2022年に1兆5,617億3,100万円となり、年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は12.0%になると予測しており、国内BDA(Big Data and Analytics)テクノロジー/サービス市場は、市場規模、成長性ともに有望視されます。
これらの状況のなか、当社グループは、当連結会計年度は、国内および海外におけるTechRadar®とDocRadar®のさらなる販売拡大を図りました。
また、採用活動も順調に推移しており、15名(うち営業8名)を採用することができました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は217,103千円、営業損失は93,232千円、経常損失は108,834千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は123,345千円となりました。
なお、当社グループはアルゴリズム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
主なサービス別の状況は以下のとおりであります。
(a)コンサルティングサービス
当第2四半期連結累計期間におけるコンサルティングサービスの売上高は、110,526千円でありました。
(b)ASPサービス
当第2四半期連結累計期間におけるASPサービスの売上高は、106,535千円でありました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は983,637千円となり前連結会計年度末に比べ601,565千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が581,065千円、仕掛品が11,364千円、売掛金が424千円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は28,801千円となり前連結会計年度末に比べ14,108千円減少いたしました。これは主に投資その他の資産が12,864千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ587,457千円増加し、1,012,439千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は106,984千円となり、前連結会計年度末に比べ109,014千円減少いたしました。これは主に短期借入金が80,000千円、前受金が26,401千円が減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は1,515千円となり、前連結会計年度末に比べ378千円減少いたしました。これはその他が378千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は108,499千円となり前連結会計年度末に比べ109,393千円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は903,939千円となり前連結会計年度末に比べ696,850千円増加いたしました。この主な原因は、親会社株主に帰属する四半期純損失が123,345千円計上されたことと、資本金412,476千円、資本剰余金412,476千円の増加によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて581,065千円増加し、892,062千円となりました。当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結会計期間末において営業活動の結果、支出した資金は143,901千円となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失108,834千円の計上、前受金の減少26,534千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結会計期間末において投資活動の結果、支出した資金は520千円になりました。これは有形固定資産の取得による支出520千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結会計期間末における財務活動の結果得られた資金は729,541千円となりました。これは主に株式の発行による収入809,920千円、短期借入の返済による支出80,000千円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。