有価証券報告書-第14期(令和1年8月1日-令和2年7月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社グループは「世界に氾濫する情報から”知”を創造していく」ことをミッションとし、他に類のない自然言語処理・類似性評価・2次元可視化・指標化等の技術により、さまざまな文書情報を用いた各種の解析サービスを提供しております。
当連結会計年度におけるわが国経済は、上半期は企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景に全体として緩やかな回復基調で推移してまいりましたが、下半期は新型コロナウイルスの影響により急速な悪化が続き、極めて厳しい状況となりました。
当社グループの属するビッグデータ解析市場では、ビッグデータの活用による問題解決ニーズの高まりを受け、市場環境は比較的良好な状況が続いております。しかしながら、本年2月以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、新規案件を獲得するための営業活動が制限された結果、第4四半期の売上高を例年のように伸ばすことができませんでした。一方、営業体制強化のため引き続き採用活動を行っており、11名を採用いたしました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は587,392千円(前年同期比5.3%増)、営業損失は94,554千円(前年同期は営業損失76,347千円)、経常損失は95,222千円(前年同期は経常損失92,044千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は90,703千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失108,068千円)となりました。
なお、当社グループはアルゴリズム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
主なサービス別の状況は以下のとおりであります。
(a)コンサルティングサービス
当連結会計年度におけるコンサルティングサービスの売上高は、330,756千円(前年同期比2.5%減)でありました。
(b)ASPサービス
当連結会計年度におけるASPサービスの売上高は、256,535千円(前年同期比17.4%増)でありました。
財政状態の状況は以下のとおりであります。
当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ76,646千円減少し、1,000,636千円となりました。
当連結会計年度末における総負債の残高は、前連結会計年度末に比べ6,521千円増加し、144,404千円となりました。
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ83,167千円減少し、856,232千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて115,191千円減少し、842,898千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果、使用した資金は64,350千円となりました。(前連結会計年度は87,363千円の支出)これは主に税金等調整前当期純損失95,222千円が計上された一方、売上債権が25,867千円、その他の流動資産が4,700千円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果、使用した資金は69,167千円になりました。(前連結会計年度は11,159千円の支出)これは有形固定資産の取得による支出62,027千円、敷金及び保証金の差入による支出7,139千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、得られた資金は20,583千円となりました。(前連結会計年度は749,430千円の収入)これは主に株式の発行による収入12,047千円及び借入による収入9,524千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
(a)生産実績
当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(b)受注実績
当連結会計年度の受注実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.当社グループは、アルゴリズム事業の単一セグメントであるため、サービスごとに記載しております。
(c)販売実績
当連結会計年度における販売実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.当社グループは、アルゴリズム事業の単一セグメントであるため、サービスごとに記載しております。
2.サービス間の取引はありません。
3.売上高の10%を超える主な相手先が存在しないため、「最近2連結会計年度の10%を越える主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合」の記載を省略しております。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
連結財務諸表の作成に当たり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
また、新型コロナウイルスの影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 追加情報」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 経営成績等
(ⅰ) 財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は903,683千円となり前連結会計年度末に比べ137,144千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が115,191千円、売掛金が26,336千円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における固定資産は96,953千円となり前連結会計年度末に比べ60,498千円増加いたしました。これは主に建物が50,378千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産合計は、前連結会計年度末に比べ76,646千円減少し、1,000,636千円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は137,374千円となり、前連結会計年度末に比べ627千円増加いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が4,215千円増加する一方で、賞与引当金が2,048千円、未払法人税等が1,490千円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における固定負債は7,029千円となり、前連結会計年度末に比べ5,893千円増加いたしました。これは長期借入金が5,309千円、リース債務が584千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は144,404千円となり前連結会計年度末に比べ6,521千円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は856,232円となり前連結会計年度末に比べ83,167千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失が90,703千円計上された一方、新株予約権の行使により資本金が6,189千円、資本剰余金が6,189千円増加したことによるものであります。
(ⅱ) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ29,506千円増加し、587,392千円(前年同期比5.3%増)となりました。この主な要因は、国内におけるASPサービスの販売拡大によるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は前連結会計年度に比べ19,648千円増加し138,681千円(同16.5%増)、売上総利益は、448,710千円(前年同期比2.2%増)となりました。これは主にコンサルティング原価55,570千円、システム管理費57,562千円、サーバ管理費23,107千円の計上によるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べ28,065千円増加し543,264千円(同5.4%増)、営業損失は94,554千円(前年同期は営業損失76,347千円)となりました。これは主に増員による給料及び手当191,607千円、業務委託費32,204千円の計上によるものであります。
(営業外損益、経常損益)
当連結会計年度の営業外損益は、主として雑収入614千円の発生により営業外収益が671千円、また、主として為替差損1,295千円の発生により営業外費用が1,338千円となりました。この結果、経常損失は95,222千円(前年同期は経常損失92,044千円)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純損益)
当連結会計年度の法人税等合計は、法人税、住民税及び事業税の計上△4,811千円、法人税等調整額の計上292千円により△4,518千円となりました。この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は90,703千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失108,068千円)となりました。
(ⅲ) キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(b) 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(c) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、事業運営上必要な資金を確保するとともに、経済環境の急激な変化に耐えうる流動性を維持することを基本方針としております。当社グループの資金需要の主なものは、人件費、システム管理費、業務委託費等であり、必要な資金は自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。
(d)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社グループは「世界に氾濫する情報から”知”を創造していく」ことをミッションとし、他に類のない自然言語処理・類似性評価・2次元可視化・指標化等の技術により、さまざまな文書情報を用いた各種の解析サービスを提供しております。
当連結会計年度におけるわが国経済は、上半期は企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景に全体として緩やかな回復基調で推移してまいりましたが、下半期は新型コロナウイルスの影響により急速な悪化が続き、極めて厳しい状況となりました。
当社グループの属するビッグデータ解析市場では、ビッグデータの活用による問題解決ニーズの高まりを受け、市場環境は比較的良好な状況が続いております。しかしながら、本年2月以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、新規案件を獲得するための営業活動が制限された結果、第4四半期の売上高を例年のように伸ばすことができませんでした。一方、営業体制強化のため引き続き採用活動を行っており、11名を採用いたしました。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は587,392千円(前年同期比5.3%増)、営業損失は94,554千円(前年同期は営業損失76,347千円)、経常損失は95,222千円(前年同期は経常損失92,044千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は90,703千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失108,068千円)となりました。
なお、当社グループはアルゴリズム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
主なサービス別の状況は以下のとおりであります。
(a)コンサルティングサービス
当連結会計年度におけるコンサルティングサービスの売上高は、330,756千円(前年同期比2.5%減)でありました。
(b)ASPサービス
当連結会計年度におけるASPサービスの売上高は、256,535千円(前年同期比17.4%増)でありました。
財政状態の状況は以下のとおりであります。
当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ76,646千円減少し、1,000,636千円となりました。
当連結会計年度末における総負債の残高は、前連結会計年度末に比べ6,521千円増加し、144,404千円となりました。
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ83,167千円減少し、856,232千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて115,191千円減少し、842,898千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果、使用した資金は64,350千円となりました。(前連結会計年度は87,363千円の支出)これは主に税金等調整前当期純損失95,222千円が計上された一方、売上債権が25,867千円、その他の流動資産が4,700千円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果、使用した資金は69,167千円になりました。(前連結会計年度は11,159千円の支出)これは有形固定資産の取得による支出62,027千円、敷金及び保証金の差入による支出7,139千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、得られた資金は20,583千円となりました。(前連結会計年度は749,430千円の収入)これは主に株式の発行による収入12,047千円及び借入による収入9,524千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
(a)生産実績
当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(b)受注実績
当連結会計年度の受注実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。
サービスの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年8月1日 至 2020年7月31日) | |||
受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) | |
ASP | 279,224 | 119.5 | 140,232 | 119.3 |
コンサルティング | 325,327 | 94.9 | 41,570 | 88.4 |
レポート販売 | 100 | 123.7 | - | - |
合計 | 604,652 | 104.8 | 181,802 | 110.5 |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.当社グループは、アルゴリズム事業の単一セグメントであるため、サービスごとに記載しております。
(c)販売実績
当連結会計年度における販売実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。
サービスの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年8月1日 至 2020年7月31日) | |
金額(千円) | 前年同期比(%) | |
ASP | 256,535 | 117.4 |
コンサルティング | 330,756 | 97.5 |
レポート販売 | 100 | 122.8 |
合計 | 587,392 | 105.3 |
(注)1.当社グループは、アルゴリズム事業の単一セグメントであるため、サービスごとに記載しております。
2.サービス間の取引はありません。
3.売上高の10%を超える主な相手先が存在しないため、「最近2連結会計年度の10%を越える主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合」の記載を省略しております。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
連結財務諸表の作成に当たり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
また、新型コロナウイルスの影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 追加情報」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 経営成績等
(ⅰ) 財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は903,683千円となり前連結会計年度末に比べ137,144千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が115,191千円、売掛金が26,336千円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における固定資産は96,953千円となり前連結会計年度末に比べ60,498千円増加いたしました。これは主に建物が50,378千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産合計は、前連結会計年度末に比べ76,646千円減少し、1,000,636千円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は137,374千円となり、前連結会計年度末に比べ627千円増加いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が4,215千円増加する一方で、賞与引当金が2,048千円、未払法人税等が1,490千円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における固定負債は7,029千円となり、前連結会計年度末に比べ5,893千円増加いたしました。これは長期借入金が5,309千円、リース債務が584千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は144,404千円となり前連結会計年度末に比べ6,521千円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は856,232円となり前連結会計年度末に比べ83,167千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失が90,703千円計上された一方、新株予約権の行使により資本金が6,189千円、資本剰余金が6,189千円増加したことによるものであります。
(ⅱ) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ29,506千円増加し、587,392千円(前年同期比5.3%増)となりました。この主な要因は、国内におけるASPサービスの販売拡大によるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は前連結会計年度に比べ19,648千円増加し138,681千円(同16.5%増)、売上総利益は、448,710千円(前年同期比2.2%増)となりました。これは主にコンサルティング原価55,570千円、システム管理費57,562千円、サーバ管理費23,107千円の計上によるものであります。
(販売費及び一般管理費、営業損益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べ28,065千円増加し543,264千円(同5.4%増)、営業損失は94,554千円(前年同期は営業損失76,347千円)となりました。これは主に増員による給料及び手当191,607千円、業務委託費32,204千円の計上によるものであります。
(営業外損益、経常損益)
当連結会計年度の営業外損益は、主として雑収入614千円の発生により営業外収益が671千円、また、主として為替差損1,295千円の発生により営業外費用が1,338千円となりました。この結果、経常損失は95,222千円(前年同期は経常損失92,044千円)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純損益)
当連結会計年度の法人税等合計は、法人税、住民税及び事業税の計上△4,811千円、法人税等調整額の計上292千円により△4,518千円となりました。この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は90,703千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失108,068千円)となりました。
(ⅲ) キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(b) 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(c) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、事業運営上必要な資金を確保するとともに、経済環境の急激な変化に耐えうる流動性を維持することを基本方針としております。当社グループの資金需要の主なものは、人件費、システム管理費、業務委託費等であり、必要な資金は自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。
(d)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。