四半期報告書-第6期第1四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)

【提出】
2021/07/12 13:40
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大が依然収まらず、まん延防止等重点措置の発令や4月から東京・大阪などの一部地域に3回目の緊急事態宣言の発令により、人の移動制限や店舗の臨時休業・営業時間の短縮が行われ、引き続き経済活動に大きな影響がありました。また、新型コロナウイルスの変異株が全国各地で確認されるようになったため、更なる感染症拡大に予断を許さない状況であります。
当社グループが属するアパレル業界においても、昨年同様、商業施設や直営店舗の臨時休業や営業時間の短縮、外出規制等による個人消費の冷え込み等で厳しい状況となりました。
このような環境の中、当社グループは新たな出店を厳選しながら営業を続けてまいりました。当第1四半期連結累計期間は昨年と異なり全国的ではなく一部地域において休業や営業時間の短縮が行われたことや、緊急事態宣言下ではありましたが、ある程度の人流があったため、売上高の減少は限定的でした。一方で、昨年大幅に伸びたeコマースの売上高は、安定的かつ着実に成長を続けております。
当第1四半期連結累計期間における出退店の状況については、百貨店3店舗・ショッピングセンター4店舗を出店し、退店はありませんでした。また、昨年子会社化した株式会社LOVSTは新たに1店舗出店いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間におきましては、売上高7,113百万円(前年同期比53.8%増)、営業利益402百万円(前年同四半期は営業損失435百万円)、経常利益390百万円(前年同四半期は経常損失419百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益227百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失452百万円)となりました。
また、当社グループはベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は13,832百万円となり、前連結会計年度末に比べて803百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が544百万円減少、受取手形及び売掛金が614百万円減少及び商品が354百万円増加したことによります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は9,515百万円となり、前連結会計年度末に比べて713百万円の減少となりました。これは主に、買掛金が465百万円減少、未払金が130百万円減少、未払法人税等が265百万円減少及び賞与引当金が116百万円増加したことによります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は4,316百万円となり、前連結会計年度末に比べて90百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益227百万円の計上及び配当金の支払により313百万円減少したことによります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。