四半期報告書-第6期第2四半期(令和3年6月1日-令和3年8月31日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、依然として新型コロナウイルスの感染症拡大が収束せず、緊急事態宣言も継続され、厳しい状況が続いております。そのため個人消費は飲食・宿泊等のサービス消費が低調に推移したため足踏み状態となりました。今後の先行きについては、8月末時点で日本国民の4割以上が2回のワクチン接種を終えており、11月中に国民の約7割が2回接種を完了する見込みであることから、社会経済活動のレベルは段階的に引き上げていくことが期待されます。
当社グループが属するアパレル業界においては、新型コロナウイルス感染症の変異株が急拡大したことによる、緊急事態宣言の延長・まん延防止等重点措置の影響により、多くの実店舗の休業協力や営業時間の短縮に加え、学校行事の中止等の外出自粛による来店客数の低迷など厳しい事業環境が続いております。
また、前述の要因に加え、7月から8月にかけて西日本・東日本各地で集中豪雨に見舞われ、全国的な天候不順もマイナス要因となりました。
このような環境の中、当社グループは、チャネル別ですと、ショッピングセンター(SC)においては、主力のpetit mainで、昨年度ヒットしました「プティプラセット」が販売好調を維持、キャラクターコラボとしては「おさるのジョージ」が売上に貢献しました。またLovetoxicでは、ターゲット層に人気のあるYouTuberの「めるプチチャンネル」とタイアップを行いました。結果として、SC全体の売上げは前年同期比121.1%でした。
また百貨店は、コロナ禍の影響により来店客数の低迷の影響はありましたが、売上は前年同期比119.2%でした。引き続き構造改革に注力いたします。
一方、eコマースについては、前年同期比97.7%にとどまりました。前年度はリアル店舗の臨時休業が全国的に行われ、その受け皿として大きく売上を伸ばしました。しかし本年度は緊急事態宣言下ではありましたが、店舗の休業も最小限にとどまり、お客様の購買場所の選択肢が分散したことで、売上は前年を若干下回る結果となりました。今後はレンタルサービス等の新サービスを展開してまいります。また新物流拠点への移管が完了し、今後は物流コスト削減に寄与する予定です。
フォトスタジオ事業は、5月、6月、8月に各1店舗出店し、合計8店舗となりました。
当第2四半期連結累計期間における出退店の状況は、百貨店2店舗、SC6店舗を出店し、百貨店4店、SC3店舗退店しました。(注)
この結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高13,533百万円(前年同期比13.2%増)、営業損失52百万円(前年同四半期は営業損失690百万円)、経常損失79百万円(前年同四半期は経常損失688百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失115百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失679百万円)となりました。
また、当社グループはベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しております。
(注)百貨店の店舗数は、売場数×ブランド数で計算するため、出退店店舗数が多くなる傾向があります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は12,939百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,696百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が892百万円減少、商品が725百万円減少したことによります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は8,968百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,259百万円の減少となりました。これは主に、買掛金が813百万円減少、未払金が259百万円減少及び未払法人税等が340百万円減少したことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は3,970百万円となり、前連結会計年度末に比べて436百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失115百万円の計上及び配当金の支払により313百万円減少したことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて3百万円減少し、1,827百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、623百万円(前年同四半期連結累計期間は254百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失81百万円の計上、減価償却費248百万円、売上債権の減少額887百万円、たな卸資産の減少額725百万円、仕入債務の減少額813百万円及び未払金の減少額275百万円によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、215百万円(前年同四半期連結累計期間は98百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出23百万円、無形固定資産の取得による支出75百万円及び差入保証金の差入による支出107百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、411百万円(前年同四半期連結累計期間は666百万円の獲得)となりました。これは、短期借入金の純増加額400百万円、長期借入金の返済による支出314百万円、リース債務の返済による支出183百万円及び配当金の支払額313百万円によります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、依然として新型コロナウイルスの感染症拡大が収束せず、緊急事態宣言も継続され、厳しい状況が続いております。そのため個人消費は飲食・宿泊等のサービス消費が低調に推移したため足踏み状態となりました。今後の先行きについては、8月末時点で日本国民の4割以上が2回のワクチン接種を終えており、11月中に国民の約7割が2回接種を完了する見込みであることから、社会経済活動のレベルは段階的に引き上げていくことが期待されます。
当社グループが属するアパレル業界においては、新型コロナウイルス感染症の変異株が急拡大したことによる、緊急事態宣言の延長・まん延防止等重点措置の影響により、多くの実店舗の休業協力や営業時間の短縮に加え、学校行事の中止等の外出自粛による来店客数の低迷など厳しい事業環境が続いております。
また、前述の要因に加え、7月から8月にかけて西日本・東日本各地で集中豪雨に見舞われ、全国的な天候不順もマイナス要因となりました。
このような環境の中、当社グループは、チャネル別ですと、ショッピングセンター(SC)においては、主力のpetit mainで、昨年度ヒットしました「プティプラセット」が販売好調を維持、キャラクターコラボとしては「おさるのジョージ」が売上に貢献しました。またLovetoxicでは、ターゲット層に人気のあるYouTuberの「めるプチチャンネル」とタイアップを行いました。結果として、SC全体の売上げは前年同期比121.1%でした。
また百貨店は、コロナ禍の影響により来店客数の低迷の影響はありましたが、売上は前年同期比119.2%でした。引き続き構造改革に注力いたします。
一方、eコマースについては、前年同期比97.7%にとどまりました。前年度はリアル店舗の臨時休業が全国的に行われ、その受け皿として大きく売上を伸ばしました。しかし本年度は緊急事態宣言下ではありましたが、店舗の休業も最小限にとどまり、お客様の購買場所の選択肢が分散したことで、売上は前年を若干下回る結果となりました。今後はレンタルサービス等の新サービスを展開してまいります。また新物流拠点への移管が完了し、今後は物流コスト削減に寄与する予定です。
フォトスタジオ事業は、5月、6月、8月に各1店舗出店し、合計8店舗となりました。
当第2四半期連結累計期間における出退店の状況は、百貨店2店舗、SC6店舗を出店し、百貨店4店、SC3店舗退店しました。(注)
この結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高13,533百万円(前年同期比13.2%増)、営業損失52百万円(前年同四半期は営業損失690百万円)、経常損失79百万円(前年同四半期は経常損失688百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失115百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失679百万円)となりました。
また、当社グループはベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績に関する記載は省略しております。
(注)百貨店の店舗数は、売場数×ブランド数で計算するため、出退店店舗数が多くなる傾向があります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は12,939百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,696百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が892百万円減少、商品が725百万円減少したことによります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は8,968百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,259百万円の減少となりました。これは主に、買掛金が813百万円減少、未払金が259百万円減少及び未払法人税等が340百万円減少したことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は3,970百万円となり、前連結会計年度末に比べて436百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失115百万円の計上及び配当金の支払により313百万円減少したことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて3百万円減少し、1,827百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、623百万円(前年同四半期連結累計期間は254百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失81百万円の計上、減価償却費248百万円、売上債権の減少額887百万円、たな卸資産の減少額725百万円、仕入債務の減少額813百万円及び未払金の減少額275百万円によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、215百万円(前年同四半期連結累計期間は98百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出23百万円、無形固定資産の取得による支出75百万円及び差入保証金の差入による支出107百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、411百万円(前年同四半期連結累計期間は666百万円の獲得)となりました。これは、短期借入金の純増加額400百万円、長期借入金の返済による支出314百万円、リース債務の返済による支出183百万円及び配当金の支払額313百万円によります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。