有価証券報告書

【提出】
2020/09/17 14:11
【資料】
PDFをみる
【項目】
129項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな景気回復が見られたものの、米中貿易摩擦長期化の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、今後の経済情勢は深刻な影響が懸念されております。
鶏肉業界におきましては、消費者の内食需要の高まりや他畜種に対する価格優位性から、国内鶏肉相場は回復基調にあります。しかしながら、感染症対策やそれに伴う消費行動の変化、人材等の製造コストの高騰が継続しており、今後も厳しい状況が続くものと思われます。
このような状況の中、当社グループの業績は、売上高197億70百万円(前期比0.9%増)となりました。利益面につきましては、営業利益27億36百万円(同12.5%増)、経常利益28億26百万円(同10.4%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、19億73百万円(同9.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
a.食品
食品事業におきましては、下期において新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けました。
外出自粛要請や在宅勤務を背景に家庭内食及び食品のテイクアウトニーズが増加したことから、鶏肉需要が高まり、国内鶏肉相場が上昇いたしました。鶏肉需要の高まりに応じて、主要取引先向けの販売が堅調に推移いたしました。また、各市場価格の低下を起因とする原燃料コストが下落したことに加え、引き続き肥育効率及び製造歩留の改善に努めた結果、前期に比して収益性が改善いたしました。売上高は165億43百万円(前期比0.3%減)、セグメント利益は21億70百万円(同10.8%増)となりました。
b.外食
外食事業におきましては、前期に比して増収増益となりました。
KFC店舗において、15店舗(前期3店舗)のリニューアルを行いました。その改装工事期間中及び緊急事態宣言中に休業を余儀なくされたことに加え、店舗内飲食スペースを削減したことにより、前年に比べ販売機会が減少いたしました。しかしながら、引き続きキャンペーンが好調であったこと、特にドライブスルーを利用したテイクアウト販売による売上が大幅に増加したことに加え、店舗リニューアルの効果も寄与したことにより売上・利益面ともに改善いたしました。
PH店舗においても巣ごもり需要を取り込み、収益性が大きく改善いたしました。売上高は27億98百万円(同6.4%増)、セグメント利益は3億37百万円(同22.4%増)となりました。
なお、全体としての財政状態については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ②財政状態の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、投資活動及び財務活動により資金がそれぞれ10億65百万円及び4億48百万円減少したものの、営業活動により資金が27億57百万円増加したことにより、前連結会計年度末に比べ12億42百万円(19.0%増)増加し、当連結会計年度末には77億76百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、27億57百万円の資金増加(前期は23億90百万円の資金増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が28億23百万円、減価償却費が7億95百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、10億65百万円の資金減少(前期は21億50百万円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が11億22百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、4億48百万円の資金減少(前期は4億20百万円の資金減少)となりました。これは、配当金の支払額が4億48百万円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
食品12,024△1.9

(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社グループは、製品の性質上そのほとんどについて需要予測に基づく見込生産を行っております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
食品16,543△0.3
外食2,7986.4
その他42917.2
合計19,7700.9

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2018年7月1日
至 2019年6月30日)
当連結会計年度
(自 2019年7月1日
至 2020年6月30日)
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
フードリンク株式会社4,63923.75,18326.2
株式会社ニチレイフレッシュ4,06720.83,92119.8

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成さ
れております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき
会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5
経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要
な事項)」に記載の通りであります。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、経済や企業活動に広範な影響を与える事象でありますが、現時点で当社グループの会計上の見積りに及ぼす影響は重要でないと判断しております。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ15億30百万円増加し、179億56百万円となりました。これは、主に現金及び預金が12億42百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ49百万円減少し、25億61百万円となりました。これは、主に買掛金が86百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ15億79百万円増加し、153億94百万円となりました。これは、利益剰余金が利益計上により15億24百万円増加したこと等によるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度の流動性の保持に必要な運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フローにより賄いました。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
次期の重要な資本的支出につきましては、「食品」セグメントにおいて、肥育施設の新設及び加工工場の増強等7億円が発生する予定であります。
なお、その所要資金につきましては、自己資金を充当する予定であります。
④ 経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は197億70百万円(前期比0.9%増)となりました。また、売上原価は132億07百万円(前期比1.3%減)となり、売上原価率は前連結会計年度と比べ1.5ポイント改善し66.8%となりました。
この結果、営業利益は27億36百万円(前期比12.5%増)となりました。
売上高及び営業利益の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は28億26百万円(前期比10.4%増)となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別利益28百万円は、補助金収入であります。また、特別損失32百万円は、主に固定資産圧縮損28百万円であります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は28億23百万円(前期比9.6%増)となり、法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を差し引きした結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は19億73百万円(前期比9.2%増)となりました。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。