有価証券報告書-第62期(2023/07/01-2024/06/30)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
連結会計年度におけるわが国経済は、国内企業の価格転嫁や個人消費の増加等により企業の業況感は緩やかに持ち直し、DX関連をはじめとする設備投資の増加や雇用情勢の改善がみられる等、景気に緩やかな回復の動きがみられました。
しかしながら、ウクライナおよび中東地域をめぐる情勢や、急激な円安等の影響による更なる物価上昇に加え、金融資本市場の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。
鶏肉業界におきましては、主要製造コストである飼料原料価格が高止まりしていることに加え、その他人件費等の製造コストの上昇が継続しております。また、鶏肉相場は国内における鶏肉の生産が増加したことにより、需給バランスは緩んできており、今後も厳しい状況が続くものと思われます。
このような経営環境のもと、当社グループは、飼料製造段階から、飼育、鶏肉生産・加工までの全てをグループ内で行っていくことにより、様々なお客さまのニーズに応えることを目指しております。
このような状況の中、当社グループの業績は、売上高258億36百万円(前期比7.2%増)となりました。利益面につきましては、営業利益15億70百万円(同17.8%減)、経常利益17億80百万円(同10.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億39百万円(同12.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
a.食品
食品事業では、将来の生産能力増強及び効率化・省力化を企図した鶏肉加工工場群の改修投資を実施し、増産体制構築のための設備投資を順次進めております。
このような状況下、鶏肉相場が堅調に推移した結果、売上高は217億9百万円(前期比7.8%増)となりました。一方、主要製造コストである飼料原料価格が高止まりしていることに加え、設備投資の実施により減価償却費が増加、また、人件費の増加を受けた結果、セグメント利益は9億26百万円(同28.0%減)となりました。
b.外食
外食事業におきましては、今年5月に兵庫県神戸市に新店舗(KFC店舗)を出店した結果、売上高は36億54百万円(前期比4.5%増)となりました。利益面では原価率が上昇したことに加え、人件費等の増加を受けて、セグメント利益は3億17百万円(同2.7%減)となりました。
c.エネルギー
再生可能エネルギーの製造及び販売をおこなっております。売上高は4億71百万円(前期比1.2%増)、セグメント利益は3億26百万円(同9.3%増)となりました。
なお、全体としての財政状態については、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 財政状態の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は71億15百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億62百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、37億29百万円の資金増加(前期は26億35百万円の資金増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が17億48百万円、減価償却費が17億59百万円、法人税等の支払額が4億46百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、21億82百万円の資金減少(前期は21億80百万円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が21億54百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、5億84百万円の資金減少(前期は5億72百万円の資金減少)となりました。これは、主に配当金の支払額が5億41百万円あったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当社グループは、製品の性質上そのほとんどについて需要予測に基づく見込生産を行っております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りであります。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ18億14百万円増加し、244億51百万円となりました。これは、主に現金及び預金が9億62百万円、有形固定資産が8億81百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ8億41百万円増加し、37億28百万円となりました。これは、主に未払金が7億23百万円、未払法人税等が76百万円、繰延税金負債が73百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ9億73百万円増加し、207億23百万円となりました。これは、主に利益剰余金が6億97百万円、その他有価証券評価差額金2億75百万円それぞれ増加したことによるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度の流動性の保持に必要な運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フローにより賄いました。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
次期の重要な資本的支出につきましては、「食品」セグメントにおいて、肥育関連施設の新設及び加工工場の増強等12億円が発生する予定であります。
なお、その所要資金につきましては、自己資金を充当する予定であります。
④ 経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は258億36百万円(前期比7.2%増)となりました。一方、飼料原料価格が高止まりしていることに加え、人件費の増加を受けて、売上原価は199億10百万円(前期比10.0%増)となり、売上原価率は前連結会計年度と比べ2.0ポイント上昇し77.1%となりました。
この結果、営業利益は15億70百万円(前期比17.8%減)となりました。
売上高及び営業利益の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は17億80百万円(前期比10.0%減)となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別利益29百万円は受取保険金及び補助金収入であります。また、特別損失60百万円は減損損失及び固定資産圧縮損であります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は17億48百万円(前期比8.7%減)となり、法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を差し引きした結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は12億39百万円(前期比12.1%減)となりました。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
連結会計年度におけるわが国経済は、国内企業の価格転嫁や個人消費の増加等により企業の業況感は緩やかに持ち直し、DX関連をはじめとする設備投資の増加や雇用情勢の改善がみられる等、景気に緩やかな回復の動きがみられました。
しかしながら、ウクライナおよび中東地域をめぐる情勢や、急激な円安等の影響による更なる物価上昇に加え、金融資本市場の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。
鶏肉業界におきましては、主要製造コストである飼料原料価格が高止まりしていることに加え、その他人件費等の製造コストの上昇が継続しております。また、鶏肉相場は国内における鶏肉の生産が増加したことにより、需給バランスは緩んできており、今後も厳しい状況が続くものと思われます。
このような経営環境のもと、当社グループは、飼料製造段階から、飼育、鶏肉生産・加工までの全てをグループ内で行っていくことにより、様々なお客さまのニーズに応えることを目指しております。
このような状況の中、当社グループの業績は、売上高258億36百万円(前期比7.2%増)となりました。利益面につきましては、営業利益15億70百万円(同17.8%減)、経常利益17億80百万円(同10.0%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億39百万円(同12.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
a.食品
食品事業では、将来の生産能力増強及び効率化・省力化を企図した鶏肉加工工場群の改修投資を実施し、増産体制構築のための設備投資を順次進めております。
このような状況下、鶏肉相場が堅調に推移した結果、売上高は217億9百万円(前期比7.8%増)となりました。一方、主要製造コストである飼料原料価格が高止まりしていることに加え、設備投資の実施により減価償却費が増加、また、人件費の増加を受けた結果、セグメント利益は9億26百万円(同28.0%減)となりました。
b.外食
外食事業におきましては、今年5月に兵庫県神戸市に新店舗(KFC店舗)を出店した結果、売上高は36億54百万円(前期比4.5%増)となりました。利益面では原価率が上昇したことに加え、人件費等の増加を受けて、セグメント利益は3億17百万円(同2.7%減)となりました。
c.エネルギー
再生可能エネルギーの製造及び販売をおこなっております。売上高は4億71百万円(前期比1.2%増)、セグメント利益は3億26百万円(同9.3%増)となりました。
なお、全体としての財政状態については、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 財政状態の分析」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は71億15百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億62百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、37億29百万円の資金増加(前期は26億35百万円の資金増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が17億48百万円、減価償却費が17億59百万円、法人税等の支払額が4億46百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、21億82百万円の資金減少(前期は21億80百万円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が21億54百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、5億84百万円の資金減少(前期は5億72百万円の資金減少)となりました。これは、主に配当金の支払額が5億41百万円あったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
| 食品 | 18,457 | 10.7 |
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当社グループは、製品の性質上そのほとんどについて需要予測に基づく見込生産を行っております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
| 食品 | 21,709 | 7.8 |
| 外食 | 3,654 | 4.5 |
| エネルギー | 471 | 1.2 |
| 合計 | 25,836 | 7.2 |
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| フードリンク株式会社 | 5,228 | 21.7 | 6,379 | 24.7 |
| 株式会社ニチレイフレッシュ | 4,769 | 19.8 | 4,332 | 16.8 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りであります。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ18億14百万円増加し、244億51百万円となりました。これは、主に現金及び預金が9億62百万円、有形固定資産が8億81百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ8億41百万円増加し、37億28百万円となりました。これは、主に未払金が7億23百万円、未払法人税等が76百万円、繰延税金負債が73百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ9億73百万円増加し、207億23百万円となりました。これは、主に利益剰余金が6億97百万円、その他有価証券評価差額金2億75百万円それぞれ増加したことによるものであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度の流動性の保持に必要な運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フローにより賄いました。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
次期の重要な資本的支出につきましては、「食品」セグメントにおいて、肥育関連施設の新設及び加工工場の増強等12億円が発生する予定であります。
なお、その所要資金につきましては、自己資金を充当する予定であります。
④ 経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は258億36百万円(前期比7.2%増)となりました。一方、飼料原料価格が高止まりしていることに加え、人件費の増加を受けて、売上原価は199億10百万円(前期比10.0%増)となり、売上原価率は前連結会計年度と比べ2.0ポイント上昇し77.1%となりました。
この結果、営業利益は15億70百万円(前期比17.8%減)となりました。
売上高及び営業利益の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は17億80百万円(前期比10.0%減)となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別利益29百万円は受取保険金及び補助金収入であります。また、特別損失60百万円は減損損失及び固定資産圧縮損であります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税金等調整前当期純利益は17億48百万円(前期比8.7%減)となり、法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を差し引きした結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は12億39百万円(前期比12.1%減)となりました。