四半期報告書-第34期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)

【提出】
2023/04/10 15:38
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限が徐々に緩和され、経済活動の正常化が進む一方で、世界的な金融引き締め等を背景とした海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価上昇や供給面での制約等に十分注意する必要があるなど、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当住宅・不動産業界におきましては、戸建住宅に対する需要には底堅さを感じながらも、住宅価格の上昇に加え物価や長期金利の上昇などの影響等により、消費者の住宅取得マインドは弱さがみられます。
このような事業環境のもと、当第2四半期連結累計期間における売上高は241億8百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は5億75百万円(前年同期比244.3%増)、経常利益は5億97百万円(前年同期比167.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億54百万円(前年同期比251.9%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(戸建住宅事業)
戸建住宅事業においては、受注獲得に苦戦しながらも引渡件数は508件(前年同期比27件増)となり、売上高は189億41百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は85百万円(前年同期は1億83百万円の営業損失)となりました。
(マンション事業)
マンション事業においては、当第3四半期、第4四半期の竣工引渡が集中しているため、売上高は3億49百万円(前年同期比50.8%減)、営業損失は1億41百万円(前年同期は69百万円の営業損失)となりました。
(一般請負工事事業)
一般請負工事事業においては、おおむね計画通り進捗し、売上高は25億61百万円(前年同期比5.8%減)、営業利益は1億36百万円(前年同期比0.8%増)となりました。
(その他の事業)
その他の事業においては、コア事業周辺領域である不動産仲介、リフォーム、リノベーション等の事業育成を積極的に進めており、売上高は22億55百万円(前年同期比93.6%増)、営業利益は3億96百万円(前年同期比63.4%増)となりました。
②財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ24億51百万円増加し631億35百万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加72億99百万円、受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産の増加4億83百万円、現金預金の減少47億57百万円、有形固定資産の減少5億63百万円等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ23億40百万円増加し361億36百万円となりました。主な要因は、長期借入金(1年内返済予定を含む)の増加35億8百万円、契約負債の増加9億72百万円、短期借入金の減少13億1百万円、未払法人税等の減少2億12百万円等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億11百万円増加し269億98百万円となりました。主な要因は、配当金の支払2億71百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益3億54百万円の計上等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」と言う。)は、前連結会計年度末に比べ47億56百万円減少し、89億85百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は65億93百万円の減少(前年同期は89億22百万円の資金の減少)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益5億76百万円であり、主な減少要因は、棚卸資産の増加額72億75百万円、売上債権の増加額5億19百万円、法人税等の支払額5億15百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は61百万円の減少(前年同期は22百万円の資金の減少)となりました。主な増加要因は、投資有価証券の償還による収入22百万円であり、主な減少要因は、連結子会社株式の追加取得による支出43百万円、有形固定資産の取得による支出41百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は20億1百万円の増加(前年同期は66億35百万円の資金の増加)となりました。主な増加要因は、借入金の純増加額22億72百万円であり、主な減少要因は、配当金の支払額2億70百万円であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間における生産、受注及び販売の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①生産実績
当第2四半期連結累計期間
金額(千円)前年同期比(%)
戸建住宅事業21,906,126107.6
マンション事業1,722,116118.3
一般請負工事事業3,392,17891.1
その他の事業623,689103.0
合計27,644,110105.7

②受注実績
受注高
当第2四半期連結累計期間
金額(千円)前年同期比(%)
戸建住宅事業20,466,957108.8
マンション事業1,583,18265.7
一般請負工事事業2,503,55190.2
その他の事業2,280,653148.8
合計26,834,345105.1

受注残高
当第2四半期連結累計期間
金額(千円)前年同期比(%)
戸建住宅事業12,061,09564.0
マンション事業1,268,28165.6
一般請負工事事業2,620,819108.5
その他の事業552,67688.4
合計16,502,87269.3

③販売実績
当第2四半期連結累計期間
金額(千円)前年同期比(%)
戸建住宅事業18,941,515106.6
マンション事業349,40249.2
一般請負工事事業2,561,55794.2
その他の事業2,255,628193.6
合計24,108,104107.8