有価証券報告書-第68期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 9:11
【資料】
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【項目】
105項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
① 流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、84億2百万円(前連結会計年度末は82億52百万円)となり1億49百万円増加しました。その主なものは、仕掛品の増加(96百万円)等であります。
② 固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、78億58百万円(前連結会計年度末は73億2百万円)となり5億56百万円増加しました。その主なものは、有形固定資産の増加(3億49百万円)等であります。
③ 流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、61億55百万円(前連結会計年度末は52億62百万円)となり8億93百万円増加しました。その主なものは、未払金の増加(3億53百万円)等であります。
④ 固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、26億21百万円(前連結会計年度末は31億31百万円)となり5億9百万円減少しました。その主なものは、長期借入金の減少(5億57百万円)等であります。
⑤ 純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は、74億83百万円(前連結会計年度末は71億61百万円)となり3億22百万円増加しました。その主なものは、利益剰余金の増加(80百万円)、その他有価証券評価差額金の増加(2億15百万円)等であります。
(3)当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析
営業活動によるキャッシュ・フローは、11億17百万円の獲得(前連結会計年度は8億47百万円の獲得)となりました。その主なものは、減価償却費7億63百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、6億63百万円の使用(前連結会計年度は5億76百万円の使用)となりました。その主なものは、有形固定資産の取得による支出5億81百万円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億54百万円の使用(前連結会計年度は6億44百万円の使用)となりました。その主なものは、長期借入金の返済による支出5億79百万円等によるものであります。
これらの活動の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度の18億30百万円より4百万円増加し、18億34百万円となりました。
(4)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における売上高は、高付加価値自社商材の開発や提案営業の強化等が奏功し、159億28百万円と前連結会計年度に比べ6億88百万円の増加(前年同期比4.5%増)となりました。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、売上高の増加に伴い130億76百万円と前連結会計年度に比べて5億81百万円の増加となりました。売上高に対する売上原価率は0.1ポイント上昇し82.1%となりました。
販売費及び一般管理費は、売上高の増加に伴い運賃が増加しましたが、手数料及び研究開発費の減少もあり、23億85百万円と前連結会計年度に比べ1百万円の増加となりました。
③ 営業利益
営業利益は、増収効果に加え、生産性向上効果の浸透もあり4億66百万円と前連結会計年度に比べ1億5百万円の増加となりました。
④ 経常利益
経常利益は、増収効果に加え、生産性向上効果の浸透もあり4億58百万円と前連結会計年度に比べ1億37百万円の増加となりました。
⑤ 税金等調整前当期純利益
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、上記の結果、4億48百万円と前連結会計年度に比べて1億38百万円の増加となりました。
⑥ 当期純利益
当連結会計年度の当期純利益は、2億26百万円と前連結会計年度に比べ1百万円の増加となりました。また、1株当たり当期純利益19.91円(前連結会計年度は1株当たり当期純利益19.81円)となりました。