四半期報告書-第57期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 業績等の概要
① 業績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大への懸念から、社会・経済活動の停滞が続き、景気の先行きは非常に厳しい状況となっております。
後発医薬品業界におきましては、後発医薬品使用割合は、政府目標である80%に近接するまで高まっておりますが、一方で、今後は毎年の薬価改定が実施される予定となっていることから、一層の収益力向上が求められる状況となっております。
そのような状況下当社グループでは、昨年4月より全製品についての再点検を実施・完了し、その結果、富山第一工場製造品での不備の判明した製品についての自主回収を2021年1月までに実施いたしております。今般の自主回収を受けて当社グループでは、昨年、新品質方針「安心と信頼への約束」を策定し、社員全員が引き続き品質を最重視する企業文化の醸成に努めております。
A.セグメント別の業績
(注)1.セグメント区分は、「日医工グループ」「Sagent グループ」の2つのセグメント区分としており、「Sagent グループ」は、Sagent Pharmaceuticals, Inc. 及びその連結子会社で構成され、「日医工グループ」は、「Sagent グループ」を除いた会社にて構成されております。
2.当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しており、セグメント利益にも「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しており、売上収益からも非経常的な要因は除外しております。
i.日医工グループ
当第3四半期連結累計期間においては下記の取り組みを行っております。
2020年11月には、ベバシズマブバイオシミラーの国内における製造販売承認を申請し、2020年12月には、オーソライズドジェネリック『プソフェキ®配合錠「SANIK」』、『ロレアス®配合錠「SANIK」』を含む5成分15製品が薬価基準収載され、製品ラインアップの充実を図っております。
2021年2月1日には、グループ生産体制の最適化及び品質管理体制の強化を主目的として、武田テバファーマ株式会社から、日医工岐阜工場株式会社の全株式を取得し、当社の連結子会社といたしております。
当第3四半期連結累計期間の日医工グループにおける業績は、新製品の売上・利益面への寄与があったものの、2019年10月及び2020年4月の薬価改定による薬価引き下げや、新型コロナウイルス感染症拡大による受診抑制、そして営業活動の制限などの影響から、売上収益は1,130億85百万円(前年同期比48億44百万円減)、セグメント利益は38億20百万円(前年同期比29億25百万円減)と減収減益となりました。
ⅱ.Sagent グループ
当第3四半期連結累計期間においては下記の取り組みを行っております。
コスト競争力・安定供給能力の強化を目指した、Sagent・ローリー工場及びOmega・モントリオール工場における内製化・自社製造能力の拡充に向けた体制強化を図っています。
また、バイオシミラー・オーファンドラッグの米国市場への早期上市、Sagent 開発品の日本・東南アジア市場への導出に向けた取り組みを進めるとともに、COVID-19陽性ハイリスク外来患者治療のための「カモスタットメシル酸塩錠」の臨床試験(CAMELOTプロジェクト)を進めております。
当第3四半期連結累計期間のSagent グループの業績は、新型コロナウイルス感染症による受診抑制や手術延期の影響がありましたが、前期上市品や新型コロナウイルス関連製品の売上が伸長したことで、売上収益は261億51百万円(前年同期比19億19百万円増)と増収となりました。しかしながら、Sagent・ローリー工場で進める内製化に伴う製造移管費用の先行発生などにより19億60百万円のセグメント損失(前年同期比22億61百万円減)となりました。
B.グループ全体の業績
(注) 当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しております。
売上収益は、Sagent グループは増収も日医工グループの減収があり、前年同期比33億16百万円の減収となりました。
コア営業利益は、日医工グループ・Sagent グループともに減益で、前年同期比51億86百万円の減益となりました。
営業利益は、日医工グループにおいて2020年4月から2021年1月に実施した自主回収にかかる費用の計上17億24百万円があったことなどにより、前年同期比68億74百万円の減益となりました。
税引前四半期利益は、前年同期にAprogen Inc. 株式の一部売却による売却益の計上があったことなどにより、前年同期比79億28百万円の減益となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比57億39百万円の減益となりました。
(新型コロナウイルス感染症の影響について)
新型コロナウイルス感染症に関して、当社グループでは、在宅勤務、時差出勤、各部署の執務場所分散等を実施し、全社員が感染拡大防止に努めております。これまでのところ全生産拠点においてほぼ通常通りの稼働を続けており、売上面においても、新型コロナウイルス関連製品が伸長するなどのプラス面がある反面、患者様の受診抑制、手術延期、営業活動制限による売上への影響や、Sagent においては一部製品について資材の不足により製造委託先からの製品供給が滞るなどの影響もあり、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況次第では、業績へ大きな影響を及ぼす事象の発生可能性も否定できないと認識しております。
別途新型コロナウイルス感染症に関連した治療薬候補として挙がっている当社の『注射用フサン®』の臨床試験が国内外で行われており、さらには国内においてCOVID-19診療の手引きにデキサメタゾン(当社製品名『デカドロン錠』)が治療薬として記載されております。また米国においては、COVID-19陽性のハイリスク外来患者治療のための「カモスタットメシル酸塩錠」の第Ⅱ相臨床試験(CAMELOTプロジェクト)を進めております。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ131億50百万円減少し、297億93百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況の詳細は以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、当第3四半期連結累計期間において32億49百万円の収入超過となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、当第3四半期連結累計期間において144億8百万円の支出超過となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、当第3四半期連結累計期間において19億25百万円の支出超過となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
③ 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ108億89百万円減少し、3,259億29百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ62億41百万円減少し、2,134億7百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の資本につきましては、前連結会計年度末に比べ46億48百万円減少し、1,125億21百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、「(1)業績等の概要 ①業績(新型コロナウイルス感染症の影響について)」をご覧ください。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間に無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発費の金額は、96億13百万円(対売上収益比率6.9%)であります。
セグメント別の研究開発活動はつぎのとおりであります。
<日医工グループ>当第3四半期連結累計期間に無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発費の金額は、43億59百万円(対セグメント売上収益比率3.9%)であります。
当第3四半期連結累計期間に無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発費の金額は、52億54百万円(対セグメント売上収益比率20.1%)であります。
(1) 業績等の概要
① 業績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大への懸念から、社会・経済活動の停滞が続き、景気の先行きは非常に厳しい状況となっております。
後発医薬品業界におきましては、後発医薬品使用割合は、政府目標である80%に近接するまで高まっておりますが、一方で、今後は毎年の薬価改定が実施される予定となっていることから、一層の収益力向上が求められる状況となっております。
そのような状況下当社グループでは、昨年4月より全製品についての再点検を実施・完了し、その結果、富山第一工場製造品での不備の判明した製品についての自主回収を2021年1月までに実施いたしております。今般の自主回収を受けて当社グループでは、昨年、新品質方針「安心と信頼への約束」を策定し、社員全員が引き続き品質を最重視する企業文化の醸成に努めております。
A.セグメント別の業績
(単位:百万円) | 日医工グループ | Sagentグループ | ||||
2020年3月期第3四半期 | 2021年3月期第3四半期 | 増減 | 2020年3月期第3四半期 | 2021年3月期第3四半期 | 増減 | |
売上収益 | 117,929 | 113,085 | △4,844 | 24,232 | 26,151 | +1,919 |
コア営業利益 | 6,746 | 3,820 | △2,925 | 300 | △1,960 | △2,261 |
(注)1.セグメント区分は、「日医工グループ」「Sagent グループ」の2つのセグメント区分としており、「Sagent グループ」は、Sagent Pharmaceuticals, Inc. 及びその連結子会社で構成され、「日医工グループ」は、「Sagent グループ」を除いた会社にて構成されております。
2.当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しており、セグメント利益にも「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しており、売上収益からも非経常的な要因は除外しております。
i.日医工グループ
当第3四半期連結累計期間においては下記の取り組みを行っております。
2020年11月には、ベバシズマブバイオシミラーの国内における製造販売承認を申請し、2020年12月には、オーソライズドジェネリック『プソフェキ®配合錠「SANIK」』、『ロレアス®配合錠「SANIK」』を含む5成分15製品が薬価基準収載され、製品ラインアップの充実を図っております。
2021年2月1日には、グループ生産体制の最適化及び品質管理体制の強化を主目的として、武田テバファーマ株式会社から、日医工岐阜工場株式会社の全株式を取得し、当社の連結子会社といたしております。
当第3四半期連結累計期間の日医工グループにおける業績は、新製品の売上・利益面への寄与があったものの、2019年10月及び2020年4月の薬価改定による薬価引き下げや、新型コロナウイルス感染症拡大による受診抑制、そして営業活動の制限などの影響から、売上収益は1,130億85百万円(前年同期比48億44百万円減)、セグメント利益は38億20百万円(前年同期比29億25百万円減)と減収減益となりました。
ⅱ.Sagent グループ
当第3四半期連結累計期間においては下記の取り組みを行っております。
コスト競争力・安定供給能力の強化を目指した、Sagent・ローリー工場及びOmega・モントリオール工場における内製化・自社製造能力の拡充に向けた体制強化を図っています。
また、バイオシミラー・オーファンドラッグの米国市場への早期上市、Sagent 開発品の日本・東南アジア市場への導出に向けた取り組みを進めるとともに、COVID-19陽性ハイリスク外来患者治療のための「カモスタットメシル酸塩錠」の臨床試験(CAMELOTプロジェクト)を進めております。
当第3四半期連結累計期間のSagent グループの業績は、新型コロナウイルス感染症による受診抑制や手術延期の影響がありましたが、前期上市品や新型コロナウイルス関連製品の売上が伸長したことで、売上収益は261億51百万円(前年同期比19億19百万円増)と増収となりました。しかしながら、Sagent・ローリー工場で進める内製化に伴う製造移管費用の先行発生などにより19億60百万円のセグメント損失(前年同期比22億61百万円減)となりました。
B.グループ全体の業績
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 比較増減 | ||
(百万円) | (百万円) | (百万円) | (%) | |
売上収益 | 142,162 | 138,845 | △3,316 | △2.3 |
コア営業利益 | 7,046 | 1,860 | △5,186 | △73.6 |
営業利益 | 6,891 | 17 | △6,874 | △99.7 |
税引前四半期利益 | 7,832 | △95 | △7,928 | - |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 5,523 | △216 | △5,739 | - |
(注) 当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しております。
売上収益は、Sagent グループは増収も日医工グループの減収があり、前年同期比33億16百万円の減収となりました。
コア営業利益は、日医工グループ・Sagent グループともに減益で、前年同期比51億86百万円の減益となりました。
営業利益は、日医工グループにおいて2020年4月から2021年1月に実施した自主回収にかかる費用の計上17億24百万円があったことなどにより、前年同期比68億74百万円の減益となりました。
税引前四半期利益は、前年同期にAprogen Inc. 株式の一部売却による売却益の計上があったことなどにより、前年同期比79億28百万円の減益となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比57億39百万円の減益となりました。
(新型コロナウイルス感染症の影響について)
新型コロナウイルス感染症に関して、当社グループでは、在宅勤務、時差出勤、各部署の執務場所分散等を実施し、全社員が感染拡大防止に努めております。これまでのところ全生産拠点においてほぼ通常通りの稼働を続けており、売上面においても、新型コロナウイルス関連製品が伸長するなどのプラス面がある反面、患者様の受診抑制、手術延期、営業活動制限による売上への影響や、Sagent においては一部製品について資材の不足により製造委託先からの製品供給が滞るなどの影響もあり、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況次第では、業績へ大きな影響を及ぼす事象の発生可能性も否定できないと認識しております。
別途新型コロナウイルス感染症に関連した治療薬候補として挙がっている当社の『注射用フサン®』の臨床試験が国内外で行われており、さらには国内においてCOVID-19診療の手引きにデキサメタゾン(当社製品名『デカドロン錠』)が治療薬として記載されております。また米国においては、COVID-19陽性のハイリスク外来患者治療のための「カモスタットメシル酸塩錠」の第Ⅱ相臨床試験(CAMELOTプロジェクト)を進めております。
② キャッシュ・フローの状況
前第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第3四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減額 (百万円) | |
現金及び現金同等物の期首残高 | 42,093 | 42,944 | +850 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 14,763 | 3,249 | △11,513 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △16,589 | △14,408 | +2,180 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △5,386 | △1,925 | +3,461 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | △131 | △66 | +64 |
現金及び現金同等物の増減額 | △7,343 | △13,150 | △5,807 |
現金及び現金同等物の四半期末残高 | 34,749 | 29,793 | △4,956 |
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ131億50百万円減少し、297億93百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況の詳細は以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、当第3四半期連結累計期間において32億49百万円の収入超過となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
内容 | 金額 (百万円) |
減価償却費及び償却費の計上 | 9,821 |
棚卸資産の増加 | △8,044 |
売上債権及びその他の債権の減少 | 6,903 |
仕入債務及びその他の債務の減少 | △2,145 |
投資活動によるキャッシュ・フローは、当第3四半期連結累計期間において144億8百万円の支出超過となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
内容 | 金額 (百万円) |
有形固定資産の取得による支出 | △4,656 |
無形資産の取得による支出 | △9,809 |
財務活動によるキャッシュ・フローは、当第3四半期連結累計期間において19億25百万円の支出超過となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
内容 | 金額 (百万円) |
借入金の純増 | 1,585 |
リース負債の返済による支出 | △1,455 |
配当金の支払 | △1,899 |
③ 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ108億89百万円減少し、3,259億29百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
増減額 (百万円) | 主な要因 | |
現金及び現金同等物 | △13,150 | 富山工場・愛知工場・埼玉工場・静岡工場の製造設備代金の支払など |
売上債権及びその他の債権 | △7,145 | 新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令及び米国の一部の州でのロックダウン発令による受診抑制、2020年4月の薬価改定による売上減少など |
棚卸資産 | 7,661 | 上記売上減少による棚卸資産増加など |
無形資産 | 2,617 | バイオシミラー及びジェネリック医薬品の開発投資など |
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ62億41百万円減少し、2,134億7百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
増減額 (百万円) | 主な要因 | |
仕入債務及びその他の債務 | △3,491 | 製造設備代金の決済、季節変動品の仕入代金の決済など |
その他の流動負債 | △2,875 | 売上債権自己信託に係る預り金の減少など |
当第3四半期連結会計期間末の資本につきましては、前連結会計年度末に比べ46億48百万円減少し、1,125億21百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
増減額 (百万円) | 主な要因 | |
利益剰余金 | △2,504 | 配当金の支払など |
その他の資本の構成要素 | △2,270 | 円高による為替換算調整勘定の減少など |
(2) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、「(1)業績等の概要 ①業績(新型コロナウイルス感染症の影響について)」をご覧ください。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間に無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発費の金額は、96億13百万円(対売上収益比率6.9%)であります。
セグメント別の研究開発活動はつぎのとおりであります。
<日医工グループ>当第3四半期連結累計期間に無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発費の金額は、43億59百万円(対セグメント売上収益比率3.9%)であります。