四半期報告書-第117期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態および経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、世界的に大規模な経済・社会活動の制限が実施され、当社も大きな影響を受けました。緊急事態宣言解除後は経済活動が徐々に再開しているものの、先行きは不透明かつ、取り巻く事業環境も予断を許さない状況であります。
このような状況のなか、当社グループは中期経営計画「ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~」を推進し、重点テーマである「イノベーション創出」「グローバル展開・拡大」「事業推進体制の見直しと収益改革」「AI・IoT積極活用」「持続的成長を担う人財育成」を実行し、「NICHIBAN GROUP 2030 VISION」実現に向けて取り組んでおります。
売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるインバウンド需要の消失およびスポーツ需要の低迷、ならびに在宅勤務の増加に伴うオフィス勤務の減少によるテープ需要の低迷により、前年同期比11.7%減の196億7千8百万円となりました。
営業利益は、活動制限や自粛による旅費交通費および広告宣伝費の減少等の影響もあり、販売費及び一般管理費は減少したものの、売上高の減少により、前年同期比46.2%減の8億7千7百万円となりました。
経常利益は、営業利益の減少により、前年同期比43.2%減の9億5千6百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、これらの影響に加え、当社の旧大阪工場(藤井寺市)における建物の解体工事にかかる追加費用を特別損失として引当計上したことにより、前年同期比46.3%減の5億2千2百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
メディカル事業
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、鎮痛消炎剤“ロイヒつぼ膏TM”シリーズのインバウンド需要が新型コロナウイルス感染症拡大の影響により消失するとともに、スポーツ需要も外出自粛の影響を受け、テーピングテープの売上が低迷いたしました。
このような状況のなか、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズの売上は、サンプリングやプロモーションを実施し、認知拡大を進めた結果、前年並みの売上を維持いたしましたが、フィールド全体としての売上は前年を大きく下回りました。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、来院患者数および手術件数の減少に伴い、医療機関向けの消耗品使用量が減少し、厳しい販売環境でありました。また、医療機関への訪問や学会等の対面活動は依然として制限され、従来の営業スタイルを変えての活動となりました。
このような状況のなか、術後ケアをトータルサポートする“アスカブリックTM”シリーズの売上は、前年を下回り、フィールド全体としての売上も前年を下回りました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業全体(海外事業を含む)の売上高は84億1千1百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益は18億3千2百万円(前年同期比34.0%減)となりました。
テープ事業
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による在宅勤務の増加により、オフィス向け需要が減少を続けており、厳しい販売環境でありました。
このような状況のなか、一般ユーザーや商店での感染注意喚起のための掲示物増加に加え、SDGsをキーワードに、「セロテープ®」が天然素材を使用した環境配慮製品であることを官公庁等ユーザーに理解していただく活動を実施した結果、「セロテープ®」の売上は前年を上回りましたが、フィールド全体としての売上は前年を下回りました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、自動車業界の停滞による塗装用マスキングテープの需要低迷をはじめ、全体として厳しい販売環境でありました。
このような状況のなか、食品スーパー向けの売上は外出自粛要請により、中食・内食化需要が高まり、お弁当・お惣菜の蓋固定に使用する「フードパックテープTM」は好調に推移いたしました。また、7月からのレジ袋有料化に伴うお買い上げシール需要増加により、「セロテープ®別注印刷品」の売上は、前年を上回りましたが、フィールド全体としての売上は前年を下回りました。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業全体(海外事業を含む)の売上高は112億6千6百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は9億2千6百万円(前年同期比33.6%増)となりました。
なお、海外事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、先行き不透明な状況が続きましたが、リモート商談およびオンラインでの製品告知など、新たな営業スタイルの構築を検討しながら活動を実施いたしました。
このような状況のなか、中国市場に対しまして、手術後の傷あとケア専用テープ「アトファインTM」の展開を進めるとともに、越境ECサイトへの取り組みを強化いたしました。さらに、アジアおよび欧州に重点を置き、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズや止血製品“セサブリックTM”シリーズなどのメディカル事業製品と、「PanfixTMセルローステープ」や塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築と製品育成に注力するとともに、欧州全域での事業展開の強化と販売拡大を目的にドイツに販売拠点の設置を進めております。
当第2四半期連結累計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ13億5百万円減少し、584億4千6百万円となりました。流動資産は13億円の減少、固定資産は5百万円の減少となりました。
流動資産の減少は、受取手形及び売掛金の減少等によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比べ11億3千2百万円減少し、214億1百万円となりました。流動負債は、12億3千5百万円の減少、固定負債は、1億3百万円の増加となりました。
流動負債の減少は、電子記録債務の減少等によるものです。また、固定負債の増加は、退職給付に係る負債の増加等によるものです。
純資産は前連結会計年度末と比べ1億7千3百万円減少し、370億4千5百万円となりました。これは配当金の支払いによる利益剰余金の減少等によるものです。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ4億3千1百万円(3.8%)増加し、117億4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ14億2千9百万円(41.2%)減少し、20億3千7百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益および仕入債務の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ2億9百万円(19.2%)減少し、8億8千2百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ1億2千1百万円(14.5%)減少し、7億2千2百万円となりました。これは主に配当金の支払額が減少したことによるものです。
(3) 会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載については重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億2千1百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注および販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、前年同期比で、メディカル事業セグメントにおける生産および販売の実績に著しい減少がありました。その内容については、「(1)財政状態および経営成績の状況」に記載しております。
(1) 財政状態および経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、世界的に大規模な経済・社会活動の制限が実施され、当社も大きな影響を受けました。緊急事態宣言解除後は経済活動が徐々に再開しているものの、先行きは不透明かつ、取り巻く事業環境も予断を許さない状況であります。
このような状況のなか、当社グループは中期経営計画「ISHIZUE 2023 ~SHINKA・変革~」を推進し、重点テーマである「イノベーション創出」「グローバル展開・拡大」「事業推進体制の見直しと収益改革」「AI・IoT積極活用」「持続的成長を担う人財育成」を実行し、「NICHIBAN GROUP 2030 VISION」実現に向けて取り組んでおります。
売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるインバウンド需要の消失およびスポーツ需要の低迷、ならびに在宅勤務の増加に伴うオフィス勤務の減少によるテープ需要の低迷により、前年同期比11.7%減の196億7千8百万円となりました。
営業利益は、活動制限や自粛による旅費交通費および広告宣伝費の減少等の影響もあり、販売費及び一般管理費は減少したものの、売上高の減少により、前年同期比46.2%減の8億7千7百万円となりました。
経常利益は、営業利益の減少により、前年同期比43.2%減の9億5千6百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、これらの影響に加え、当社の旧大阪工場(藤井寺市)における建物の解体工事にかかる追加費用を特別損失として引当計上したことにより、前年同期比46.3%減の5億2千2百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
メディカル事業
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、鎮痛消炎剤“ロイヒつぼ膏TM”シリーズのインバウンド需要が新型コロナウイルス感染症拡大の影響により消失するとともに、スポーツ需要も外出自粛の影響を受け、テーピングテープの売上が低迷いたしました。
このような状況のなか、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズの売上は、サンプリングやプロモーションを実施し、認知拡大を進めた結果、前年並みの売上を維持いたしましたが、フィールド全体としての売上は前年を大きく下回りました。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、来院患者数および手術件数の減少に伴い、医療機関向けの消耗品使用量が減少し、厳しい販売環境でありました。また、医療機関への訪問や学会等の対面活動は依然として制限され、従来の営業スタイルを変えての活動となりました。
このような状況のなか、術後ケアをトータルサポートする“アスカブリックTM”シリーズの売上は、前年を下回り、フィールド全体としての売上も前年を下回りました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業全体(海外事業を含む)の売上高は84億1千1百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益は18億3千2百万円(前年同期比34.0%減)となりました。
テープ事業
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による在宅勤務の増加により、オフィス向け需要が減少を続けており、厳しい販売環境でありました。
このような状況のなか、一般ユーザーや商店での感染注意喚起のための掲示物増加に加え、SDGsをキーワードに、「セロテープ®」が天然素材を使用した環境配慮製品であることを官公庁等ユーザーに理解していただく活動を実施した結果、「セロテープ®」の売上は前年を上回りましたが、フィールド全体としての売上は前年を下回りました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、自動車業界の停滞による塗装用マスキングテープの需要低迷をはじめ、全体として厳しい販売環境でありました。
このような状況のなか、食品スーパー向けの売上は外出自粛要請により、中食・内食化需要が高まり、お弁当・お惣菜の蓋固定に使用する「フードパックテープTM」は好調に推移いたしました。また、7月からのレジ袋有料化に伴うお買い上げシール需要増加により、「セロテープ®別注印刷品」の売上は、前年を上回りましたが、フィールド全体としての売上は前年を下回りました。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業全体(海外事業を含む)の売上高は112億6千6百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は9億2千6百万円(前年同期比33.6%増)となりました。
なお、海外事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、先行き不透明な状況が続きましたが、リモート商談およびオンラインでの製品告知など、新たな営業スタイルの構築を検討しながら活動を実施いたしました。
このような状況のなか、中国市場に対しまして、手術後の傷あとケア専用テープ「アトファインTM」の展開を進めるとともに、越境ECサイトへの取り組みを強化いたしました。さらに、アジアおよび欧州に重点を置き、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズや止血製品“セサブリックTM”シリーズなどのメディカル事業製品と、「PanfixTMセルローステープ」や塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築と製品育成に注力するとともに、欧州全域での事業展開の強化と販売拡大を目的にドイツに販売拠点の設置を進めております。
当第2四半期連結累計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ13億5百万円減少し、584億4千6百万円となりました。流動資産は13億円の減少、固定資産は5百万円の減少となりました。
流動資産の減少は、受取手形及び売掛金の減少等によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比べ11億3千2百万円減少し、214億1百万円となりました。流動負債は、12億3千5百万円の減少、固定負債は、1億3百万円の増加となりました。
流動負債の減少は、電子記録債務の減少等によるものです。また、固定負債の増加は、退職給付に係る負債の増加等によるものです。
純資産は前連結会計年度末と比べ1億7千3百万円減少し、370億4千5百万円となりました。これは配当金の支払いによる利益剰余金の減少等によるものです。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ4億3千1百万円(3.8%)増加し、117億4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ14億2千9百万円(41.2%)減少し、20億3千7百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益および仕入債務の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ2億9百万円(19.2%)減少し、8億8千2百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ1億2千1百万円(14.5%)減少し、7億2千2百万円となりました。これは主に配当金の支払額が減少したことによるものです。
(3) 会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載については重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載のとおりであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億2千1百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注および販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、前年同期比で、メディカル事業セグメントにおける生産および販売の実績に著しい減少がありました。その内容については、「(1)財政状態および経営成績の状況」に記載しております。